Report by sakumax

■ROUND-1(第1戦:開幕戦)
開催日 :2月25日(日)
会 場 :モトクロスヴィレッジ
天 候 :晴
コンディション:ドライ
■リザルト
■ミニモト
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■ライツ
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■アンリミテッド
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■MYフォトグラフ
受付・ブリーフィング等
予選
ヒート1
ヒート2
表彰式/その他
■MYムービー(準備中)
■受付・ブリーフィング等
■予選
■ヒート1
■ヒート2
■表彰式/その他
 こんにちは!森内です。チョー楽しかったです。ありがとうございます。
いろんな方がいろんな期待を持って参加いただいたとてもゴージャスなレースで、ホント楽しかったです。皆さんも楽しんでいただけましたか?
ちなみに、参加されなかった方々にやったことをならべてみますね。
@携帯サイトでレースの進行状況が確認できる「レース情報Now!」
A走った自分の雄姿を写真に収め、大型液晶パネルにてスライドショウでご覧いただける「リアルモニターShow!」
B大会本部から流す召集情報や注意事項のアナウンス、軽快なミュージックをFM波に乗せてパドック内で聴ける「FMレースWave!」
HERO’Sとしてのメインテーマであるヒーロー作りは、今回は全員が対象でした。参加者全員に完走賞である賞状(順位・名前・マシン・クラスが全部入っています)をお贈りして、今日の結果をずっと思い出にしておいていただければと思います。

やってみて分かった事・やってみないと分からなかった事、いろいろとありました。多分まだ気づいていない事が山のようにあるんでしょうね。キットもっともっと皆さんが楽しめることがどこかに隠れているのでしょうから、それを探し出しながらヨリ楽しい大会を作っていきたいと思います。ご意見お待ちしておりますのでドシドシお寄せください。

大会前日はもの凄い風でテントを設営しているときにテントごと飛ばされるかと思いました。テントも飛ばされることなく一晩乗り切って決戦の大会当日は小春日和の良い天気??でもちょっと寒かったかな。でも、その低い気温が我々スタッフに心地よい緊張感をもたらしてくれて、全員、気を引き締めながら・・・でも楽しく、やわらかくヒーローズforアダルトはいよいよKICK OFFしたのです。ジャッ・ジャン!!パチ、パチ、パチ。
今回は、「無錫旅情」の尾形大作選手やホッパー@ダーヌポダートクールの加藤&青木コンビなど、モトクロス業界の知る人ぞ知る有名人が多数参戦され、さらにダウンヒルの内島亮選手や柴田選手、スーパーボール・インコーポレイテッドの編集の方々、YAMAHA「オフロードBlog」の担当者さま、などなど目が回るぐらい一杯の方々が来られました。とても恐縮していますが期待も大きいとさらにパンツのゴムを入れなおして次回に備えたいと思います。(次回用に、新しいものを買い足しに行ってきま〜す。)

そして、さまざまなバイクが入り混じっているのもヒーローズforアダルトの魅力と言えるように思いました。2stは、減少傾向にある125/250のユーザーも数多くエントリーしていますし、ミニモトにはデビューしたての’07CRF150Rが多数エントリー。そこに、トレールマシンが肩を並べるのが面白い結果になりました。ライツやアンリミテッドクラスは4st250が主流でしたが、ベテランライダーで450を駆るライダーも少なくないです。KTMやGASGASもエントリーし、みんなそれぞれに自分の愛車で各自の「思い」でレースを楽しんでいるように見えました。市販車については、まったくのオープンにして、どのクラスでも参加して良いようにした方が良さそうに思えました。あくまで技量にこだわっていきたいし・・・。
レース後にはフリー走行の時間も少し取れたので、走り足りない方には、ある程度充実した一日を送れたようにも思えます。いかがでしたでしょうか?

スターティングマシンのトラブルはちょっと申し訳なかったと思います。今までにない現象で引っかかった方々には大変ご迷惑をおかけしました。アンリミテッドノービスのヒート1以降のヘルメットタッチスタートにご協力いただき感謝しております。
現実にこうなることは十分に予想されますので、ヘッドタッチスタートの練習もたまにはやっておいてください。
気軽に参加でき皆が楽しめるレースを、これからもアンリミテッドでは続けていきたいと考えています。今後も沢山のヒーローを作っていくために、クラス入れ替えなどを随時行っていきます。ご意見など有りましたらメールでお寄せください。

それでは、レースレポートの始まり、始まりー。

ライツ-エキスパート ヒート1
決勝を前に行われた予選の成績から判断し、#31岡上 智広、#55北原 伸、#56佐々木 啓之、#96生田目 俊之の4台がミドルクラスより昇格。11台で争われることとなったエキスパートクラス。ヒート1でスタートから飛び出したのはその#55北原選手だ。昇格していきなりのホールショットを決めたが、しかし#77内嶋選手が前に出ると、2周目以降は段違いのスピードでレースを引っ張る。5周目には早くも10秒リードを築くと逃げ切りの体制に。ラストは20秒まで差を広げ、ぶっちぎりの優勝となった。
ライツ-エキスパート ヒート2
ホールショットから#77内嶋選手がレースの主導権を握る。3周目には2番手以降に対して10秒、5周目には15秒とリードを広げる。しかし、10周目にはその内嶋選手がスリップダウン!順位に変動が見られるかと思ったが、圧倒的なリードに救われトップのままレース復帰。余裕でチェッカーを受けた。2位争いは#96生田目選手と#60石塚選手が、最後までテールトゥノーズ。生田目選手が2位を守りきった。
ライツ-ミドル ヒート1
当初ノービスクラスにエントリーしていた#2加藤 裕、#3青木 タカオ、#6久保 健、#45土屋 清貴、#92祖田 輝之が昇格扱いとなり、この日一番の盛り上がりを見せたライツ-ミドルクラス。ヒート1のホールショットはその昇格組みの#3青木選手がGet。しかし1周目の半ばには#121鈴木選手がパスし、トップで戻ってきた。以降、鈴木選手はじわじわリードを広げ、5周目には10秒先行するとそのまま逃げ切った。2番手争いは激化し、青木選手に#171大滝選手と#86新垣選手がバトルを仕掛け続ける。新垣選手は最後まで追い上げたが、惜しくも3位留まりとなり、この日好調の青木選手が抑えきっての2位と大健闘した。一方、同じDCチームで予選は良い走りを見せていた#2加藤選手だが、スターティングゲートでのアクシデントによりDNFとなった。
ライツ-ミドル ヒート2
ホールショットから#121鈴木選手がレースを引っ張る展開となる。2番手は#171大滝選手が、3番手には#30三上選手が続いた。ヒート1に勝利して気持ちに余裕が出来たのか、鈴木選手はベテランらしい安定したラップを重ねて2番手以降との差をグングン広げる。大滝選手も追いかけようとするのだが、逆にリードを許してトップ2台は確定する。そんな中、3位争いが盛り上がる。序盤で出遅れていた新垣選手が三上選手に追いつき、バトルを繰り広げる。一時は青木選手も含めたダンゴ状態となったものの、最終的に新垣選手が三上選手を捕らえることに成功した。トップの鈴木選手は2ヒートを制して完全優勝を成し遂げ、大滝選手はヒート2の努力が報われ総合2位に食い込んだ。新垣選手は3/3で、総合でも3位を得た。青木選手は惜しくも総合4位となったが、結果以上に満足げな表情を見せていた。
ライツ-ノービス ヒート1
#299加藤選手がホールショットをGetする。だが#179桜井選手がすぐにパスするとレースをリード。3周目には再び加藤選手が急接近し、この2台による熱いトップ争いがはじまる。首位を死守しようとする桜井選手に対し、加藤選手は後方から様子を伺う。周回遅れの影響からか、ファイナルラップでペースの上がらない桜井選手に対し、加藤選手は終始果敢に攻め続けて、最後に逆転優勝を手にした。
ライツ-ノービス ヒート2
ホールショットは#100mi vida loca(ミビダロカ)選手。ヒート1ではトップ争いに加わることが出来なかったヨシダ選手だが、ヒート2は序盤から快走する。一時は#299加藤選手とテールトゥノーズの状態で一進一退の攻防が続いたが、周回遅れが出てからもトップの座を守りきる。加藤選手は1/2で、総合優勝を得た。
ミニモト-エキスパート ヒート1
エントリー4台と、少々淋しいこのクラス。だがレースの内容は熱いものがあった。ヒート1、#66山下選手がホールショット。2番手には#222永島選手が付ける。CRF150R対決となったこの2台は、終始永島選手が追い詰めて、山下選手も巧みなブロックで譲らない。ランデブー走行が続く中、終わりなき戦いは最終ラップまで続き、抑えきった山下選手の優勝となった。
ミニモト-エキスパート ヒート2
ヒート2は、雪辱を晴らすべく#222永島選手が強引に前に出てホールショット。ヒート1とは立場が逆になって#66山下選手が2番手という展開に。逃げる永島選手と、追う山下選手。息詰まる戦いは4周目、山下選手がエンストを喫して決着する。8秒リードを築いた永島選手が、総合優勝も手にした。
ミニモト-ミドル ヒート1
#214千田選手が見事なスタートを決める。2番手にはノービスクラスから昇格した#69石橋選手が付けるが、すぐに#44加藤選手が浮上。そしてこの3台でバトルを繰り広げ、後続を引き離す。目の離せない展開となったトップ争いは、千田選手が最後まで逃げ切った。
ミニモト-ミドル ヒート2
ヒート2は#123柏崎選手がホールショット。ヒート1ではラップ遅れとなってしまっていた柏崎選手だったが、ようやく実力を発揮して見せる。アグレッシブにコースを攻め、レースを引っ張る。2番手争いは#69石橋選手と#5上野選手の一騎打ち。追い上げた上野選手は6周目に2位に浮上すると、さらにトップを目指すが届かず。安定した成績で総合優勝を得た。
ミニモト-ノービス ヒート1
スターティングマシン初体験というライダーもいたこのクラス。安全のためフープスは迂回して行われた。ホールショットは#88ホッパー@ダーヌポ。2周目にはリードを広げ、早くも6秒先行する。2番手には#73竹之内選手がつけるが、後方からは#186関屋選手も追い上げ、さらにDT200WRを駆る#87が続く。ホッパー選手は結局12秒の大量リードでぶっちぎりWin。2位には関谷選手が食い込んだ。
ミニモト-ノービス ヒート2
ヒート1勝者のホッパー選手は、マシントラブルのためCRF150Rに乗り換えて出走。ホールショットは#87田中選手がGetした。トレールマシンで果敢に攻め、トップを快走する。#73竹之内選手、#186関屋選手が続き、#88ホッパー選手は慣れないマシンに手間取る。ダンゴ状態の中、田中選手が先頭でチェッカー。総合優勝も手にした。
アンリミテッド-エキスパート ヒート1
ヒーローズforアダルトのトップカテゴリーとなるエキスパートクラス。#77内嶋選手がホールショットから飛び出すと、逃げの体制に。#144柴田選手が2番手で追いかける。序盤は離されるも、ラインを学習して柴田選手が終盤に詰めたがラップ遅れに阻まれ、届かず。内嶋選手が余裕でチェッカーを受けた。
アンリミテッド-エキスパート ヒート2
この日、ライツクラスと合わせて4ヒート連続でホールショットを決める#77内嶋選手。2番手には#144柴田選手がつけるが、なんと1周目で転倒を喫してしまう。そうなると一人舞台の内嶋選手。安定した走りで2位に23秒もの大量リードを築き、独走で優勝した。レース後、表彰式で「ヘルメットタッチスタートは得意だったので良かったです!」と語った。
アンリミテッド-ミドル ヒート1
エキスパートと混走となったミドルクラスは、#99野房選手が1周目からレースをリード。2番手には#60石塚選手がつけていたが転倒し、後方から追い上げとなる。野房選手はエキスパートにも匹敵する走りを見せ、ミドルクラスを勝利した。
アンリミテッド-ミドル ヒート2
エキスパートに混じり、ミドルクラスの#124小田選手が好スタートを決める。しかし1周目に転倒して後方に下がる。一方、徐々に追い上げを見せた#99野房選手は、5周目ついにトップに浮上。フープスで速さを見せた野房選手が、両ヒートをピンピンで制した。
アンリミテッド-ノービス ヒート1
スターティングマシンのトラブルにより、午前中最後のアンリミテッド-ノービスクラスのヒート1からヘルメットタッチスタートとなった。ホールショットは#133野崎選手。後方で#39尾形選手と#299加藤選手が激しい2番手争いを展開。そのまま野崎選手も含めた三つ巴の戦いに発展する。5周目、ついに尾形選手がトップに浮上。野崎選手も食らい付くが、最後までペースを乱さなかった尾形選手は3秒リードのままチェッカー。
アンリミテッド-ノービス ヒート2
ホールショットはRM-Z450を駆る#14細内選手。しかし1周目にエンストしてトップを明け渡す。#133野崎選手がトップに立つと、尾形選手が追う展開に。6周目、ラインをクロスさせた尾形選手が前に出るが、野崎選手は抜き返す。9周目にも再アタックで尾形選手が一瞬トップに立ったものの、ここで痛恨のエンスト。その後もプッシュし続けたが、野崎選手は逃げ切り総合優勝も手にした。

 皆さんの結果はいかがでしたか?いろんなヒーロー作りに精一杯がんばります。応援お願いします。
 次回の第2戦は、3月11日、日晃スポーツランド(NS293)で開催です。大勢で集まってレースを楽しみましょう!


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