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■ROUND 9

開催日 :12月13日
会 場 :MX408
天 候 :晴れ 曇り
コンディション: マディ
■リザルト
■50ccクラス
 ●ビギナー 
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
 ●スーパーエキスパート
 

■65ccクラス
  ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート 
 ●スーパーエキスパート

■85ccクラス
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
 ●スーパーエキスパート

■ポイントランキング
50クラス
65クラス
85クラス

男子総合
女子総合

年齢別
地区別
メーカー別

チーム ランキング

■MYフォトグラフ

練習走行

50予選

65予選

85予選

ヒート1: 50cc

ヒート1:65cc

ヒート1:85cc

ヒート2: 50cc

ヒート2:65cc

ヒート2:85cc

表彰式

 最終戦も多数のご参加誠にありがとうございます。みなさまにとって今年のモトクロスライフは楽しいものになりましたでしょうか?もちろん、成績も気にはなるのでしょうが、それよりもなによりも毎回の大会で「一生懸命に成れたのか?」「友達を一杯応援できたのか?」「友達の勝利を一緒に喜ぶ事が出来たのか?」「家族で協力し合えたのか?」そんな平凡で当たり前の事が出来るようになることが希望でもあるのです。文章にするととても簡単なように思えますが、やるのはとても難しく、一人で出来ることでもないと思います。来年も是非このヒーローズの大会を通じてモトクロスライフを謳歌すると共に多くの笑顔が作れれば幸いです。

 来年も色々な施設のご協力を得ながら、大会を盛り上げてまいります。距離的な問題は当然つきまとって来るのですが、出来るだけ多くの会場を利用しながら、ヒーローズの輪をさらに広げでいこうと思います。皆様のご理解とご協力でここまで継続して開催することが出来ております。感謝申し上げます。是非来年のヒーローズもご愛顧頂き、一緒にモトクロスを楽しみたいと思います。

【50cc スーパーエキスパート&エキスパート】

スーパーエキスパートとエキスパートの混走レース。50ccのレースではありますが「坂さんチーム」が大挙して85ccや65ccとのWエントリーでの参加もあって、レベルの高い楽しいバトルが見られそうな予感。
 レースはマディコンディションという事と予選でのタイスケ遅延が重なって、全クラス 7分+1周での開催となってしまったので、スタートの飛び出しに勝負の行方が大きく作用する展開となった。
 ヒート1。レースを引っ張ったのは#72 たくま だ!。ランキングトップの貫録の走り。レース序盤から2位以下を大きく引き離して独走状態。そして#115 蜍エ 翼 ・#18 りく ・#120 蜍エ 勇希と続く。エキスパートクラスのトップは #70 ヒデカズ。2番手には #84 シュウ がつける。最初のレースという事もあってコンディション的にはノーグッドな状態。当然ラインを変えるとハマってしまう状況で、いかにパッシングポイントで勝負がかけられるかが今日の課題といったところ。
 3周目に入っても たくまのスピードは衰えずどんどん引き離す。そんな中、エキスパートのトップに躍り出たのはシュウ。バックマーカーが3周目から出てきた中でのレース運びはなかなかのもの。2番手のヒデカズもまだまだあきらめていない様子。がんばれ!
 一方、スーパーエキスパートはたくまが2位に20秒以上の差をつけてさらにはエキスパートクラスをも周回遅れにしようかという勢いでラスト1周を迎えた。結果スーパーエキスパートはたくま・れおんくん・柳橋翼の順でチェッカーを受けた。エキスパートはシュウがヒデカズを抑えきってトップでチェッカーを受ける事となった。ヒート2ではコンディションも良くなってさらに激しいバトルが見られそうです。

ヒート2。なんとスタートで飛び出したのはスーパーエキスパートの面々を抑え込んでエキスパートクラスの雄 #68 ひで。それにピタリと続くのが、やっぱり出てきた#24 れおんくん 。このレースはこの2台に引っ張られて幕開けとなった。総合3番手に柳橋翼が続いてまだまだ射程圏内。そして総合4番手に15秒ほど離れて#56 東吾 ・たくま・#120 蜍エ 勇希と続く。ヒート1の覇者たくまは、スタートで出遅れこのポジション。どこまで順位を上げられるのか?期待したい。しかしながら午後になってもコースコンディションはあまり回復せずにパッシングポイントが少ない中での順位争いとなり中盤は小康状態。ひでがトップでピタリとれおんくんがくっついてそのタイミングをウォッチング。そして5秒ほど離れて翼くん、たくま、東吾と続く。ここで整理するとトップのひでは、エキスパートクラスのトップでレースを引っ張り、エキスパートの2位は東吾、#71 ゆうま・シュウと続いている。スーパーエキスパートはトップが総合2位のれおんくんで 翼・たくま・勇希という順番。レースは終盤を迎え ひでがフープスでミスったのか?れおんくんがL−1ボードを真っ先に見る事となった。しかしながら ひではまだあきらめていないし、トップを狙う勢いでしっかりとおしりにくっついて離れない。翼もたくまもラスト2周はペースを上げてきてワンミスで一気に逆転もありある展開。エキスパートの2位は東吾でヒート1の成績を払拭する素晴らしい走り。続く3番手争いはゆうま・シュウ・ヒデカズの三つ巴でラストラップへ。そして最終コーナーでひでが仕掛けるもれおんくんが抑え込んでトップを死守してヒート2を飾った。スーパーエキスパートはれおんくん・翼・たくまのオーダーでチェッカーを受けて2の1で総合はれおんくん。たくまは1の3で総合2位をGET。エキスパートはひでが優勝で2の1で総合優勝。2位にゆうま、3位にヒデカズが入る。総合2位にはヒート1を飾ったシュウが1の5で滑り込んだ。これで有効ポイントランキングはたくまが766Pを獲得し1位に輝き、2位には752P獲得で ひで、3位には731P獲得で小林康志郎が入った。ご苦労様でした。

【50cc ミドル 】

 オープニングはスタートに自信を持っている#3 稲垣 楽久。そして#76 ルーク・#69 龍・#53 松本 郁也とづづく。2周目を終えてトップ争いは3台が団子。そして、ルークがトップで戻ってきてテールtoノーズで楽久・松本が続く展開。4番手には#41 たつき が控えて、その後ろの第2グループは #49 笹島 克久・#47 IKUMI・#96 幹葉・#78 飯村 洸太・#69 龍・#133 Rena・#29 タツヤと7台の熾烈なバトルが数珠つなぎ。3周目から2番手走行の楽久が少しずつ遅れ始めて4周目には松本・笹島に前をいかれて4位まで後退してしまう。スタート3番手だった龍は2周目に大きく順位を落とすもあきらめないガッツある走りでどんどん順位を上げてきている。この緊迫したバトルの結末は、徐々に追い上げてきた松本がフープスの入り口で失速したルークのミスを見逃さず、きっちり抜き去ってトップでチェッカーを受ける結果となり、ルークはこのワンミスを払拭すべくヒート2にリベンジをかける。3位には笹島、4位には龍が入り大混戦の良いレースだったと思います。

 ヒート2で飛び出したのはヒート1の勢いそのまま、#76ルークだ!!すばらしい。続くは#133 Rena・#41 たつき・#96 幹葉・#69 龍でその後の第2グループも団子状態でミスらない走りが第一条件となる。トップのルークの後ろにはRenaがピタリと控え、いつでも仕掛けられる状態。3位にたつき、4位に幹葉、5位に龍。そして6位にヒート1覇者の松本が詰めてくるがどこまで追い上げられるでしょうか?そして終盤ラスト2周でトップの前にはバックマーカーが行く手を阻む。この状況で誰が先に勝負を仕掛けるのか見どころである。そしてラスト1周に入る直前の最終コーナーでレースが動く。勝負に出たのは2番手Rena。最終コーナーでラインを外してインをさす。ところが状態が悪く失速。その状況で隊列は一斉に崩れバラけたところで先頭に立ったのは#41たつき。トップのルークは若干バランスを崩すも転倒せずにレースに復帰2番手をキープしてチェッカーラインを通過。勝負に出たRenaは6番手で通過し追い上げモード!そして、トップでストレートに一番乗りで戻ってきたのは#76ルーク!2番手はたつき。3番手は龍でした。Renaは4番手でゴール。小さな巨人たちの素晴らしいレースでした。とても感動いたしました。一番になったルークは、「初めて優勝できてすごくうれし!レースって楽しい」とヒーローインタビューで語ってくれました。これからの活躍に期待したいです。

【50cc ノービス/ビギナー 】

 ヒート1開始。オープニングラップは#11 関根 歩、#180 田ア 涼平、#198 カズ、#83 あっくんと続く。2周目に入って田崎涼平が3秒差ほどまで接近し関根歩を猛追。そしてあっくんがその3秒後ろでまだトップを狙えるポジションで追い上げ中。3周目に涼平がどこかにハマってしまったのか?遅れてしまって、2位に上がったあっくんは、トップ歩を追撃開始。一方ビギナーは#34 アスナがオープニングからしっかりとした走りで周回を重ね他のビギナーを圧倒。
 ノービストップの歩はコンスタントに周回を重ねてラスト1周を迎え、ビギナークラスのライダーを次々と追い抜いていく。そんな中であっくんとの差はバックマーカーを挟んで10秒程度。2位あっくんと3位カズの差は15秒程度離されていて追い上げは難しい状況。結果、関根 歩、あっくん、カズのトップ3。ビギナークラスは#34アスナがそのまま逃げ切ってノービスに1周遅れでチェッカーを受けました。こんな状況でも一生懸命走っている姿はとても頼もしく感じます。出来るだけ永く続けて、ノービスクラスで活躍してくれる日を楽しみにしています。

 ヒート2。良いスタートを切ったのはヒート1でもスタートは良かった田崎涼平。それに続くのがあっくん、歩、カズ。この上位4台はしっかりと背中が見えて、いつでも抜かせる状態で序盤から混沌とした展開。 トップ3はラスト1周までは順位が変わらずそれぞれの間隔を4秒〜5秒程度に保ちつつ終盤に勝負をかける。そしてL−1ボードが出された残り1周。おそらく1コーナー先の奥に向かうストレートであっくんが仕掛けてトップに躍り出て、最終のストレートではトップであっくん、歩の順番でチェッカーを目指して戻ってきた。バックマーカーを挟みながらの大一番は、チェッカーラインまでもつれ込んでほとんど並んでチェッカーラインを通過したのですが、タイヤ1個分ぐらい先にチェッカーラインを通過したあっくんに軍配が上がって歩君が涙をのむ形となった。こんな駆け引きが50ccのライダーに出来ることがすごいと思うのは私だけでしょうか?3位にはカズが入って、5歳とは思えない大健闘。次に期待したいライダーですね。

【65cc スーパーエキスパート&エキスパート 】

 スーパーエキスパートとエキスパートの混走。ヒート1。トップで帰ってきたのは#33 伊藤 優樹。そして2番手につけてきたのはエキスパートの#103 小林 康志郎。3番手には#5 澤村 俊太郎がつけて、康志郎のすぐ後ろで前に出る機会をうかがうようにピタリとつけている。エキスパートの2番手争いに#51 櫻井 将太・#45 MASAKI・#120 蜍エ 勇希が三つ巴の混戦模様。トップ優樹はその実力を見せつける走りで安定飛行。2番手バトルは澤村が康志郎をラインを変えつつ猛チャージをみせるがなかなか前に出るきっかけが見つからない様子・・・トップ優樹はブッチギリとはいかないものの余力を残しての走り。7分経過してラスト1周のボードを見ると少しペースを上げてきて2位の康志郎に6秒ほどの差をつけ始め逃げ切り態勢。一方澤村は後半に入って少しミスが目立ち始めて後退し、エキスパートクラスでは櫻井・MASAKIが終盤でペースを上げ始めている。そして勝負はラスト1まで緊迫した接戦。康志郎・櫻井・MASAKIは団子状態でストレートに戻って最終コーナーでの一騎打ち!!突っ込みでラインを分けるも泥に取られて追い抜くまでには届かずにそのままの順位でチェッカーを受ける事となった。トップは優樹が貫録で余裕を残してのチェッカー。エキスパートは康志郎が他の追随を抑えて逃げ切った。

ヒート2。期待通りにトップに躍り出たのは#5澤村だ!!ヒート1の走りがウソのよう。しかしながらこのコンディションでラインを的確に読みながら、攻めながら前に出るのは至難の技である事は確かである。そんななかでヒート1のリベンジをしっかりとヒート2で成し遂げるセンスはなかなかのもの。おみごとである。さて、2番手以降は勇希・MASAKI・櫻井と続き、ヒート1の覇者優樹は5番手スタート。そして康志郎も出遅れてしまいどこまで這い上がってくるのかが焦点となる。トップ澤村は徐々に差を広げ始めている。エキスパートの勇希・MASAKI・櫻井は1周目からずっとバトル。この3台は団子状態は2秒程度の差で、背中がしっかり見れる距離。見てる方も息が詰まる展開。トップ澤村はヒート1の悔しさをバネにしっかりとしたライディングで2位以下を10秒ほど引き離しラストラップへ。結局順位は変わらずに澤村はリベンジを果たし、エキスパートのトップ争いは柳橋勇希が三つ巴のバトルを制して見事トップでチェッカーを受けた。

【65cc ミドル 】

 ヒート1。スタート直後の1コーナー侵入で数台接触転倒!しかし、大事には至らず転倒者は元気に再スタートし後方からの追い上げ開始!さて、オープニングを飾ったのはこのところ元気のなかった#31 平塚 大晴!2位につけたのは#20 中川 剛志、3位で戻ってきたのは#44 YU-SUKE。2周目に入ってフープス後の下りスネークでトップ大晴が痛恨の転倒。変わってトップに立ったのは中川。その後ピタリと#44 YU-SUKEがその機会を伺い、#39 鈴木 拓海も勢いは良い。第2グループは#60 村山 宗太郎・ #70 ヒデカズ・#1 葛西 哲太郎の3つ巴。中盤4周目に入ってトップ中川の姿が無い!!YU-SUKEがトップで鈴木が2番手、3番手に中川で4周目をクリア。4番手争いは村山とヒデカズ。拮抗したバトルは終盤まで続き目が離せない。そして迎えたラスト1周もトップグループと第2グループは白熱したバトルを展開。他の追随を振り切ってYU-SUKEがそのまま逃げ切って真っ先にチェッカーを受け、2位に鈴木、3位に中川が入った。このクラスはヒート2でもスタートから激しいアタックが期待されることでしょう。

ヒート2。実力が拮抗しているこのクラスは、あえて単独開催とし14台でのスタート。オープニングは#31 平塚 大晴が素晴らしいスタートダッシュを決めて、#1 葛西 哲太郎・#20 中川 剛志・#39 鈴木 拓海・#32 太誠・#70 ヒデカズ・#44 YU-SUKE と続く。トップ4台は混戦模様でテールtoノーズの四つ巴状態でレースをけん引していく。ヒート1覇者のYU-SUKEは7番手からのスタートでしたが徐々に追い上げてきて3周目には4位まで駆け上がってきた。トップ大晴はノリノリ!マシンの調子が良いのでしょうか?攻める走りで2位以下を圧倒。バックマーカーを挟みながら2番手には葛西がしっかりとつけて3番手にはヒート1でトップ争いを演じていた中川がテールtoノーズでバトルを展開。上がってきたYU-SUKEは4番手をキープしつつ8秒遅れで中川を追いかける。第2グループは、5位以下で#39 鈴木 拓海 ・#35 ヨッシー・#52 齋藤 匠・#32 太誠・#4 笹島 義隆の5台が1・2秒間隔で壮絶な5位争い!ラストラップまで全く気の抜けないレースとなった。結果ノリノリの大晴がそのままトップでチェッカーを受け、2位に葛西、3位に中川、4位にYU-SUKEが入った。
そして注目の総合結果は、ヒート1とで順位の変動が違ったこのクラスはヒート1を制したYU-SUKEが1の5で総合優勝。3の3で中川が2位。2の5で鈴木が3位という結果になった。

【65cc ノービス 】

 ヒート1。スタートで飛び出したのは#66 誠弥、オープニングも飾ってその後ろには#12 彩花 、3番手に#13 高師 永潤、#54 佐藤 翔馬 が続いて4つ巴の様相。しかし2周目に入ってトップ争いは2名に・・・永潤と翔馬がハマった模様! そして3番手争いは3台のバトルになった。#47 IKUMI・ #2 中村 友紀・ #92 佐々木 健斗 のせめぎ合いは3周目に中村が一つ順位を上げIKUMI、健斗がそれに続く。そして遅れた永潤がその後ろ。4周目に入って誠弥がバックマーカーを挟みつつ一気に差を広げようというところ、、、少しペースを上げて彩花に8秒程度のアドバンテージ。3番手は中村が単独でその後ろの健斗との差は5秒程度。L-1に入って誠弥の走りは安定し2位彩花との差は15秒。そして3位の中村も単独走行となってそのままチェッカーを受けた。ヒート2ではどんな展開になるのでしょうか?楽しみです。

ヒート2
飛び出したのは#12 彩花。サンタパパの応援も心強い!そしてヒート1を制した#66 誠弥が2位のポジション。3位に#2 中村 友紀、4位に#92 佐々木 健斗、5位には#13 高師 永潤と続きヒート1と同じような展開に落ち着くのか?それともそのまま彩花が抑えきってトップでチェッカーを受けることが出来るのか?見ていても力が入るバトルです。トップ争いは彩花と誠弥のせめぎ合い。ヒート1の勢いそのまま誠弥がぐんぐん仕掛けていく。それに動揺することなく落ち着いた走りは大したもんです彩花さん!3番手争いもテールtoノーズで中村、健斗、永潤の3台のバトルが続いていく。誠也は最終コーナーでなんとか前に出ようと試みるがなかなかラインを変えることが出来ない。それでも誠也はフープス後の下りのスネーク出口でも果敢にアタック!結果、転倒再スタート。これで彩花は楽になり最後の1周をトップで逃げ切ってお見事ヒート優勝をGETです。2位に中村、3位に健斗が入った。誠弥のこの気持ちの入ったライディングはとても逞しくカッコよかったので「今日のヒーロー」として表彰させてもらいました。次の大会にこのリベンジをして頂きたい。



【85cc スーパーエキスパート&エキスパート 】

 スーパーエキスパートとエキスパートの混走レースでヒート1。スタートから飛び出したのはエキスパートのれおんくん!オープニングを飾って、それに続くはSEの#178 ナオ、SEの#298 田ア 恭平。そのまま逃げ切りたいところだがSEの勢いがものすごい。2周目に入ってナオがトップに躍り出て れおんくん・恭平・カケポンとSE&Eが入り混じった状態で緊迫したバトルが展開。ナオは安定した素晴らしいスピードでれおんくんに6秒ほどの差をつけてトップを快走。そして中盤5周目に2番手で帰ってくるはずのれおんくんが帰ってこない!さらに最終コーナーの突っ込みでフロントが取られて転倒を喫した恭平も戦線離脱。ここで2番手に浮上したのは#100 カケポン だ。3番手に#380 柴田 巧 がつけて、4番手争いは#134 Show-ma と#59 宮本 拓巳のバトルが繰り広げられている。残り2周で宮本がShow-maを捕らえてクラス3位で戻ってきた。トップのナオはスタートからぐんぐん引き離し2位のカケポンに20秒以上の差をつけてトップでチェッカーを受けて、ヒート1を飾り、エキスパートのトップは混戦を制してカケポンがGET!


ヒート2のオープニングはエキスパートの宮本が飾って、以下ナオ・カケポン・恭平・れおんくんと続く。ヒート1ではスタートで出遅れてしまった宮本だが、予選ではなかなかの走りを披露し上位への食い込みを予想していた通りにトップを快走しSEをも抑え込んでいる。一方ヒート1の覇者ナオは2周目に帰って来れずに後方からの追い上げ。それでもあきらめずに順当に順位を上げてくるのは素晴らしい。依然トップは宮本。ヒート1での転倒の痛みを抑えながら走っている2番手 恭平に6秒程度の差をつけてトップを快走。そしてレースが動いたのは4周目。3番手の柴田が恭平を抜いてストレートに戻ってきた!残り2周を残して宮本・柴田・れおんくんの順番でエキスパートクラスはラスト1に入っていく。結果SEは痛いながらもしっかりと走りきった恭平が総合優勝をGET、エキスパートは3の1でまとめた宮本が、2の2の柴田を抑えて堂々の総合優勝。みなさんの素晴らしい走りは65cc・50ccのライダーのお手本となる走りです。中学生で何かと忙しいとは思いますが、降りることなく楽しみながら技術を磨いて、みんなのヒーローで居続けてもらいたいです。そしてたまには遊びに来てください。お待ちしています。

【85cc ミドル&ノービス 】

 ヒート1。トップを走るのは#13 平塚 勁兵、それを追いかけるのはノービスの#75 辻 海里、3番手にスタートがなかなか出れない#77 室井 政伸。4番手には#158 半田 こはくがつけて上位にくいこむ機会をうかがう。そして3周目に入って順位が入れ替わった。辻と室井が帰ってこない。トップ勁兵は逃げ切り態勢で他を引き離し、2番手に浮上したのはミドルの#118 中村 太亮だ。そして、半田は単独のノービストップで3番手をキープ。逃げる勁兵は中村を20秒ほど離し、その中村の背後にはじわじわと室井が接近し追い上げてきた。ラスト2周には中村を捉えてすぐ後ろ。レースは残り1周に入って勁兵はブッチギリのトップでチェッカー。そして室井は中村をテイクオーバーし滑り込み2位でチェッカー。ヒート2に勝負をかける。ノービス半田は、後半、辻の追撃があったものの安定した走りで中盤からトップを守りきって、お見事ヒート優勝GET。

ヒート2
 今までスタートが課題だったミドルの#77 室井 政伸がトップで1コーナー。その後にヒート1の覇者#13 平塚 勁兵が続く。3番手にはノービスの#198 レイ、#75 辻 海里 が4番手。2周目も変わらず室井は勁兵を抑えて周回を重ねる。ノービスクラスは辻がレイを抜いて3秒ほど引き離して帰ってきた。レースはこのままミドルが室井・勁兵、ノービスが辻・レイで小康状態。双方その差はあまり開かずワンミスでも入れ替わるナイスファイト!ラストのスネークで勁兵は室井に仕掛けるも一歩届かずに室井がトップでストレートに戻ってきて、ガッツポーズでチェッカーを受けた。初ヒート優勝で総合もGET。ノービスもレイが最後でペースを上げるも一歩届かず辻がトップでチェッカーを受けた。

今年も1年間お付き合い頂き本当にありがとうございました。皆様の暖かいご支援とご理解に感謝いたします。これからもみなさんのご期待に添えるように、一つ一つの大会を大切にし、スタッフと共に自ら楽しむことを忘れずに開催していきたいと思います。

年明け早々に第1戦を開催させて頂きますが2010年もご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。



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