Report by 森内 (DECOモリ)
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川   DEVレーシング

■ROUND-4(第4戦)
開催日 :5月27日(日)
会 場 :MX408
天 候 :晴れ
コンディション:ドライ
■リザルト
■ミニモト
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■ライツ
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■アンリミテッド
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■MYフォトグラフ
受付・ブリーフィング
練習走行
予選
ヒート1
ヒート2
表彰式/その他

 こんにちは! 森内です.

ドライコンディションでのレースはやっぱ見ごたえもありますが、乗りごたえもありますね。今回は先週のキッズのときの嵐のような風の影響はまったく無く、ホコリの心配が少しあったようですね。もう少しまめな散水が必要だったので次回は改善したいと思います。今回も来客ありました。ご協力ありがとうございます。まずはデミグラ新井が復活??ジャンプは絶対に飛ばないという約束で走っていただきました。本当にモトクロスが三度の飯より好きなんですね。月曜からの入院を控えているのに・・・・それともう一人「イバオ」君です。スタート前で走行中のライダーに声援を送って、イバオファンの記念撮影に応じ、表彰式でも本日のプレゼンテーターとして協力いただきました。本当にありがとうございます。次回の408でもご協力お願いします。おっと、その前に今週末のRSMXでも、またお世話になりまっせ!

今回の前夜祭は、「鉄器兵飛んだ」鑑賞会とサントリーモルツ プレミアムでした。みんなでナイトシアターで楽しむのはとても良いですね。どれほどのモチベーション向上につながるかは、さて置いて。なんだかんだとレース以外の話題で笑い合えるのはとてもいい環境で、最高の時間です。今後もこの安らぎ空間を続けて行きたいので時間のある方は是非お越しください。

世界選手権もありこの日はモトクロス関係者には忙しい日ではあったのでしょうが、SUGOに行けない方もいらっしゃるかな?なんて思ってしまって、同日にヒーローをやってしまいました。来れなかった方には申し訳ないのですが、そこそこ参加された方々は満足いくレースを楽しめたのではないでしょうか?それではレースレポの始まり、始まり!画像もじっくりご覧いただいて楽しんでください。

「きょうのヒーローズ」なんていう参戦記があると、掲載させてもらいたいです。投稿ください。お待ちしております。


【予選】
HERO'S は競い合えるクラスを作るために、予選で皆さんの走りをじっくりチェックし、順位にこだわらず、走り方、タイムなどを参考に昇格ライダーを決めています。今回もどんどん昇格者を作って、みんなが競り合えるクラスに作り変えました。

  • ライツミドル→ライツエキスパートクラスへ昇格 6名
  • ライツノービス→ライツミドルクラスへ昇格 2名
  • ミニモトノービス→ミドルクラスへ移動 6名
  • ミニモトミドル→エキスパートクラスへ昇格 4名
  • ミニモトエキスパート→ミドルクラスへ移動 1名
  • アンリミテッドミドル→アンリミテッドノービスクラスへ移動 1名

さて、自分の技量をどこまで発揮して、この大会を楽しめますかね?がんばってください!!


ライツ・ノービス
ヒート1 : #299加藤に#133野崎が続き、3位に#193藤原、そして#8井口がつける。加藤はオープニングは取れなかったものの、2周目の6連終わりで、野崎を捉えて前に出て前半できっちりとポジションを確保する作戦。
加藤は逃げて 2位争いは野崎・藤原・井口の三つ巴でテールtoノーズの一進交替。井口は5周目、藤原を捉えて3位に浮上、そして次の周には2コーナーで野崎のインをついて2位に浮上。それでもこの3台のマシンのバトルは終わらない。1位と2位の差は8秒ほどで、加藤は安定した走りでトップをキープ。そして少し離れて3位争いの野崎と藤原のバトルは、野崎がなんとか抑えきって3位でのヒート通過となった。

ヒート2 : この408をホームコースとして、よーく練習している#8井口は、ヒート1では惜しくも2位。そのリベンジに燃えるべくヒート2はスタートから飛び出してオープニングをトップで通過。スタートで出遅れたヒート1優勝の加藤は、7位からの追い上げとなってしまうがどんどん追い上げ3周目には3位にあがる。トップ井口は、安定した速さで2位の野崎に3秒程度の差を保ちながらの走行。ワンミスでトップ陥落の差ではあるが安定した走りを見せている。2位の野崎は、何とか追いつきたいが暑さのせいか?体力不足か?なかなか差を詰められずラスト1周を迎えてラストスパート。3位の加藤も最終ラップで野崎にグンと詰め寄るが最終コーナーまでレースを捨てずに必死の追い上げる。しかし、ちょっと手が届かずにThe END。井口の冷静な走りに総合優勝を明け渡す結果となった。おめでとうございます。次回は皆さんミドルでとりあえずエントリーしてください。

ライツ・ミドル
ヒート1では#75伊澤がレースを引っ張りその後に#252鈴木、#112佐々木、#263大山と続き、混戦模様。2周目には#263大山が2位に浮上し、#112佐々木がジリジリと上がって来て、大山がスローダウンで5周目には2位のポジションステップアップ。そして、最後尾からの追い上げで#110豊橋がいい追い込みを見せるがタイムアップでそのままチェッカーとなる。なんだかヒート2が楽しみな終わり方を見せていた。

そして、迎えたヒート2だがスタートがうまい#75伊澤は、オープニングも飾るが、その後続 3台はぴったりとついて、接近しながら2位のバトルをすぐ後ろで展開。鈴木・大山・豊橋・佐々木でのバトルは、見ていても楽しいし、競り合っている本人たちも楽しかったのではないでしょうか?レースの終盤では、伊澤が逃げて2位に4秒程度のアドバンテージを確保。その後ろの第2グループはラスト2周での攻防が見もの。スネークの2個目の のぼりでインをさした佐々木は、スルリと抜けて2位に浮上。そして、コントロールラインを超えた左コーナーでもクロスするように競りあい、豊橋は必要に佐々木を追い込む。しかし、最終ラップではラインをしっかりとキープし2位を譲らず佐々木がそのまま逃げ切ってチェッカーを受けた。

ライツ・エキスパート
ヒート1では#173 トニー・アルモナシが久々のレースとは言うのものスタートから逃げて#195井上、#132小池が追いかける。序盤#154牧野が3位のポジションに割り込むが転倒したのか?4周目を最後尾で帰って来てトップの3台はトニー・井上・小池で淡々とレースを消化。トニーを脅かすダークホースは誰なんでしょうか?ヒート2に期待したい。

ヒート2でもトニーが飛び出し先行逃げ切りの体制。それを追いかけるのは#51田中。レース序盤では、そんなに大差なく田中は、トニ
ーの姿をしっかりと確認できる位置に追従しトップを伺う。3位争いは#195井上、#24和田、#132小池が火花を散らしながらの接近戦。トップ トニーと2位の田中の差は1周で1秒ぐらいの差が開きはじめ、少しずつ目に見えて後退しているのがみてとれる。第2グループの3位争いは井上が後半少しリードを広げ5秒差程度の単独3位をキープ。そして4位争いは2台に絞られ#24和田、#132小池がテールtoノーズで最終周を迎え、残念ながら最後のバトルはお預けとなって、そのままの順位でチェッカーを受けることとなった。
 

ミニモト・ノービス

このクラスでは、市販車のセローとKLXが参加していて、誰でも参加できる大会であることが伺えます。気軽なレースで、なおかつ、楽しめるレース形式であることが重要なのですね。もっと認知されるように口コミでいろんな人に広げてください。そして、今回も思ったことが、参加される方はそれなりに練習も必要だと思います。気軽という言葉の裏側に「練習しなくても良いよ!」ということはなくて、練習しないでいきなりのレース体験というのはやめてください。お願いします。少なくても前日ぐらいはコースの状況確認のために練習をすることは必須と思います。

 そしてこのクラスのもうひとつの特徴としてはベテランライダーが参加しているということです。速さのベテランではなくて熟練のまさに「楽しむためのモトクロス」を実践されている方々の参加があるということです。
 なんと!#157岩本選手は73歳、そして#73竹之内選手は64歳。まさに勝敗にこだわらず、そのレースを楽しんで、参加しながら周りの若いライダーに楽しみ方を教えているように思います。我々も末ながーーーーーく楽しみたいですね。楽しむ為には、まずは怪我をしないことでしょうか?ね!岩本さん・竹ノ内さん。

ヒート1では#65高橋がレースを引っ張り、レースは淡々と進む。その後には#143山口(セロー)、#286町田(KLX)と市販車が続いて#186関屋、#157岩本が続く。4周目に町田は山口を捉えて2位に浮上し、淡々と走るトップ高橋を猛然と追い上げて、ラスト1周で後ろにぴったりとついた。終盤の町田には勢いがあり、最後で何かやってくれそうな感じを受けてはいたのだが・・・・ラスト一周では、なすすべも無く最終コーナーでの突っ込み勝負で、惜しくも前に出れずに高橋に軍配が上がった。3位にはセローの#143山口が入りみごとな走りを披露した。

ヒーローズインタビューでは、ラストラップは背後からのものすごい威圧を感じ、ラインを空けないようにしっかりとブロックしながら走ったという高橋。チーム員GCRの熱い・暑い応援に助けられ(のせられ)初優勝を飾った高橋は、うれしさを体で表現しヒート2への意気込みを語ってくれた。

ヒート2ではオープニングラップを#65高橋が奪取しヒート1に続いてピンピン優勝か?と思いきや2周目に後退し、最後尾からの追い上げとなった。そして、ヒート1が3位で波に乗る#143セローの山口が1周目の最終手前の4連リズムで痛恨の転倒を喫し、#286KLXの町田が楽にレースを進めることになる。2周目にはトップに立ちそのままレースを引っ張る。2位にはスタートで失敗し最後尾からの追い上げとなった#186関屋が怒涛の追い上げ??を見せ、3周目には2位にはいる。そして、3位争いでは#157の73歳 岩本が、#73 64歳の竹之内とバトルを繰り返し、岩本が一歩早くチェッカーを受けることとなった。この両名の体力と気持ちに乾杯です!ありがとうございました。

ミニモト・ミドル

 #36山田がオープニングを奪取し、#58田中(59歳)が2周目にはトップにでてレースを引っ張る展開。2位のポジションに#36山田がキープ。3位に#251石塚がなんとかくっついてがんばっている必死さが伝わる走り方で周回を重ねる。しかし#251石塚が少しづつ追い上げてきて終盤6周目に山田を捉えて2位に浮上し、山田が3位のポジション。
そして、トップ田中にすこしづつ詰めてくるも2位に浮上するのまでに少し時間がかり疲れちゃったのかな?追い上げもここまで、結果としては田中・石塚・山田でのワン・ツー・スリー。

石塚親子のバトルはレース以外でどんなんでしょうか?今後もモトクロス親子でいっぱいになると良いですね。とくに、お父さんが前じゃないのがとってもいいと思います。

ヒート2は、スタートのいい#36山田がオープニングはきっちり揃えてきて、両ヒートともオープニングラップ賞GET!おめでとうございます。そして、ヒート1とさほど変わらないシチュエーションでレースが展開され、ヒート1でも同じように3周目の最終コーナーをアウト寄りにラインをとる山田のインをついてトップに躍り出た田中は、トップに出るとペースを少しずつあげてトップをキープ。後半の体力に少し不安を残すものの今日の走りはいつもの走りと違うように見えた。迎えた最終ラップではヒート1でも2位に入った#251石塚がものすごい勢いで追い上げ田中を後ろから追い立てる。しかし、熟練の巧みな技で若い石塚のプッシュをなんとかしのぎ、真っ先にゴールラインをきってチェッカーを受けたのは、このクラス最高齢59歳の田中であった。おめでとうございます。

ヒーローインタビューでは渋めの大人の喜びを表現し、最近のマディー続きのレースからドライのコースを楽しみながら最高の順位で幕を閉じることが出来た感動に表情もとても柔らかかった。私としてもこの結果はとてもうれしく思っています。実は田中さんも、この大会を考えるにあたりヒーローにしたい一人だったんです。まだまだいらっしゃいますヒーローにしたい方。あの人も、この人も、・・・・・・
 

ミニモト・エキスパート

 両ヒートとおして、「やっぱりスタートがうまい!常勝の#66山下」がきっちりとオープニングをとって役目を果たし、2周目からは#148山科が少しづつ、少しづつ引き離し、#66山下に10秒ぐらいの差をつけてみごとチェッカーとなった。3位には#210徳永が入り山下に遅れること10数秒?でもエキスパート級の走りで4位以下を圧倒して総合3位での表彰となった。#5マンセル上野は#153佐藤とのバトルで両ヒートともに悪戦苦闘。両ヒートともに終盤で抜きつ抜かれつの大接戦を展開し、何とか4位をもぎ取ったっていう感じ。やっぱ「鉄器兵飛んだ」を見なかったのが敗因でしょうか?(笑)
こんなに速い山科は実は今までに優勝経験が無くはじめての表彰台だとという??へー・へー・へーっていうビックリでした。
山下は「後ろから見ていて非常に勉強になった」とコメントしてくれた。これでトップの争いにバトルする相手が増えましたかね?もっといっぱい集まってくれるともっと面白いのに・・・

アンリミテッド・ノービス & ミドル

 アンリミテッドクラスは、エキスパートが不成立でミドル・ノービスの混走。
ヒート1のオープニングラップは、#161佐藤で本日5ヒート目の走行。午前中の最後の力を振り絞って、#100岡安に何とかくっついて行ってもらいたい。岡安は「佐藤さんにひっぱて行ってもらって最後に勝負しようかと・・・」なんていうコメントを残しつつ2周目からトップを奪取しそのままゴールまでまっしぐら。2位に#161佐藤、3位には#99野房が入って、野房の勢いも本日はかなりいけてる様な感じを受けた。

自分で「どうしたんだろう?」っていうぐらいにうまくスタートが切れた#100岡安はスタートTOフィニッシュで他の追随を許さずみごと完全勝利を収めた。#99野房もヒート1の勢いをそのままヒート2に集中させることが出来たのか?スタートから2位を不動のものとして攻めの展開でおみごと2位でのチェッカーを受けた。やっぱり7ヒート目のレースはとてもつらかったのでしょう。佐藤は少し元気が無く堅実な走りを披露してくれました。本当にご苦労様でした。

新井謙太郎さんも走りたくて走りたくてたまらないらしかったので、前日の練習に誘ってみたところ、練習の終わりの時間に間に合
わず、前夜祭に参加し鉄器兵飛んだを見て、しこたまビールを飲んで寒さにちょっと震えながら夜をすごして、レース当日はレース参戦モードになっており。しっかり3ヒート走って満足げに帰っていただきました。
今週も入院だそうです。がんばって!ケンタロウさん、みんな応援してますよ!!



ノービスクラスは両ヒートともに#67鈴木と#202クスとの一騎打ち。接近戦で10分フルに攻めあっていたらそりゃ疲れますよね。競い合ってのピンピン総合優勝はまた格別ですね。たとえ二人でも・・・

 



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