Report by 森内
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川

■ROUND-4(第4戦)
開催日 :5月20日(日)
会 場 :MX408
天 候 :曇時々晴れ
コンディション:ドライ
■リザルト
■フィフティ(50cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■シックスティファイブ(65cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■エイティファイブ(85cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■MYフォトグラフ
坂本カメラマンのホームページ
にもHERO'Sキッズの写真が
多数ありますので、ぜひ一度
ご覧ください!

受付・ブリーフィング等
練習走行
予選・ヒート1
ヒート2
表彰式/その他
お待たせいたしました。今回もいろんなことがありました。でもレースって面白いですね。皆さんと笑い合えて、家族や仲間で喜びや悔しさが、分かち合えるレースが出来ればいいのかな?なんて考えています。

出来れば「本日のレース」なんていう投稿があるとうれしいですね。メールいただければこのページで紹介していきたいなぁ〜と思います。当然、何かお礼もさせてもらいますよ。サービス券とか、割引券とかで・・・

前日・土曜日の朝と夕方にものすごい嵐がコースを通過。当然コースはマディで、レース当日はいやはやなんとも、ご想像のとおり。(余談ですが夕方の嵐のときはちょうど設営のときで、突風であの大きな6m×3mの黒いテントが紙のようにフワリと舞い上がりました・・・ビックリです)

救いの神は風と太陽。朝からどんどん気温も上がって風もそこそこ吹いてきて、昼にかけて「もういいです、勘弁してください!!」っていうぐらい風が吹き荒れてコースはカラカラ。午後のヒート2を迎える前のひと時の休憩であるランチタイムには、散水しないといけない状況にまで回復してしまいました。

これは普段コースに水がたまらないようにしっかりと整備をされているからだと感心いたしました。コース上に凹みを作らないようにすることと、傾斜をつけていることが大切なんですね。こまかいところですがなかなか出来ない、気遣いだと思います。あっぱれ、あっぱれ!

予選の時まではやっぱりマディを引きずってうまく力を発揮できないライダーがいましたが、ヒート1に入ると予選の走りはどこえやら・・・えらい速いライダーがいっぱい出てきてビックリ仰天!昇格者を判断し切れなかったのは少し心残りなのですがこれも、しょうがないことなのかな?って思っています。ライダーが手を抜いて走っているとは思えないし、本当にマディが嫌いなのかも知れないし、苦手で苦手でしょうがないのかもしれないし、体調が悪かったのかも知れないし・・・・一概には言えませんが、お互いに騙し合いはないということで、面白いレースをやっていきたいですね。
皆さんがエントリーされるときの注意点としては1回でも出ているならば、過去の成績でいつも走っているクラスでエントリーをしてもらいたいです、あのコースだからノービスに落とすとか、天候が悪くなりそうだからひとつ技量を落とすというのはやめていただきたいのです。出来るだけ今までの平均的な出場クラスか平均以上のクラスにエントリーをしていただくように協力していただきたい。

【フィフティ(50cc)クラス

予選
ミドルクラスからは、2台の昇格で、エキスパートクラスは6台の出走。ノービスクラスからミドルクラスへは4台の昇格でミドルクラスは8台の出走。ノービスクラスは6台での出走となりました。


エキスパート
今回は、ミドルクラスから2台が昇格。決勝は6台の出走。両ヒートともに#5永島がトップをキープしてピンピンでの総合優勝。しかし、今回は#24久野がすぐ後ろに「いつでも抜けるよ」状態でぴったりとつけている。ヒート1ではスタートで出遅れた久野が後方からの追い上げで最終周で2位まで駆け上がってきっちりと結果を残した。ヒート2でも結果は同じでオープニングからしっかりとテールtoノーズのポジション争い。永島・久野は8ラップを走りきって、永島が完全に抑えて総合優勝を飾った。しかし、この二人の熱いバトルはそのまま終わらないかも知れないしれないね。次回はどちらが前でチェッカーを受けるかが楽しみです。

ミドル
ヒート1は一人だけ8周をクリアし単独トップで周回を重ねた#100穂苅。そのあとを#97春山、#54佐藤、#19久野とが同周回7周で追う展開だった。ヒート1のコンディションとしては最初のヒートレースということもあり、マディがかなり残っていて50ccにはきつい状態であったことは間違えがない。そんな中、穂苅はエキスパートのライダーに混じって淡々と走り、クラストップをまったく意識せずに必死にトップに喰らいついていったのが良かったのでしょう?みごとクラストップでチェッカーを受けた。ヒーローインタビューでは自分がトップである認識はまったくなかったのが印象的だった。
ヒート2はそれぞれのクラスに分けてのスタート。オープニングは#54佐藤がトップ、その後に#100穂苅、#97春山、#19久野、#171山口と続く。しかし、穂苅は2周目にはトップに立って佐藤、春山を抑えた。その差は10秒程度か?トップ穂苅で、終盤に入り春山、久野の2位争いが面白い。そのバトルは最終周までもつれ込んで、ラスト1周のボードが出されて久野は、2コーナーでインをさして前に出ようとしたが一歩及ばず、、、春山は余裕なのか?必死なのか?そのまま2位をキープしてチェッカーを受けた。結果、穂苅がピンピンで、春山が2の2。これでワン・ツー。久野が4の3で総合3位をゲットした。

ノービスクラス
予選13台からミドルクラスへ6名の昇格。#84黒田がスタートから他を引き離して単独のトップ。さすがの#51小林もなかなか追いつかない。しかし、2位以降のグループは#51小林が後続をぐいぐい引っ張る感じで#35保坂、#18綿引が3位争いを演じる。トップ2台が早かったのでちょっと間が空いたようにも見えましたが、各自は必死にレースをやっているさまがとてもほほえましく思えました。みんな実力どおりの走りが出来たのかな?特にマディせしたから・・・
ヒート2でも#51小林が単独トップで、トップから7秒程離れて2位争いが#18綿引と#35保坂。この2位争いも前が見えながらの4秒落ちぐらいの接戦。その後ろがカルガモの行列のようなノービスらしいレース展開。#77久保田が引っ張り、#91力身、#60村山が「トコトコ」とついて行くっていう感じ。分かりますかね?しかし、この第2にグループでもレースの厳しい駆け引きがあり、ラスト2周の6周目にはいって、#91力身は2コーナーで#77久保田のインをついて前に出て一気にその差を広げて、ゴールまで逃げ切ってチェッカーを受けた。こんな小さな子供たちが自分の力で考えて、実行して、喜んだり、悔しがったりして、成功や失敗を繰り返してレースの中で育っていくんですね。ご苦労様でした。父兄の方々も一生懸命を認めてあげて、レースの結果だけを見て怒らないであげてもらいたいです。
 


【シックスティファイブ(65cc)クラス
予選
ミドルクラスからエキスパートへ3名昇格。ノービスクラスからミドルクラスへ3名昇格。

エキスパート
エキスパートクラスでは#115柳橋がスタートからグンと出てレースを引っ張る。それに3秒ほど遅れて#79杉山が喰らいつきいつもならこの後ろに団子状態でバトルが展開され#29高山、#117二宮もこの集団に混じっているはずが・・・今日は勢いが少し弱いかな?体調不良かマシントラブルか???っていうことでトップの2台はがんがん責め合って、見ていて楽しいレース展開。ヒート2でもこの二人で抜け出した。オープニングは#79杉山が飛び出すが、2周目には#115柳橋がトップにせりだし他を寄せつけずにそのままゴールまで抜けきった。ヒート2のこのトップのバトルは見ごたえ十分でした。

ミドル
ミドルクラスの#135三浦、#20岡野 #30木名瀬がミドルのトップを形成しているがエキスパートとドッコイドッコイの走りを披露し、走りはとってもGOOD。この上位陣が安定した走りで他のライダーを引っ張って、スタートから変わらない順位でチェッカーを受けた。ヒート2では#20岡野が抜け出して#30木名瀬が追いかける展開。スタートからの順位がなかなか変わらないのはライン取りがいつもいっしょなのかな?パッシングポイントでうまく駆け引きが出来るようになれば、ひとつでも順位が上げられると思うのですが・・・路面コンディションが変化していくから難しいけどね。

ノービスクラス 

予選で3名がミドルに昇格し、決勝は7台での出走。このクラスはノービスらしい走りが見られ、その中でも#199田崎が飛び出して、前回のR-3(日晃スポーツランド)でのリベンジを果たすべくトップを激走し、2位#103小林との差を4〜5秒保ちながら安定した走りでチェッカーを真っ先に受けた。ヒーローインタビューでは、「マディが得意で、いつもしっかり練習をしている」と自信を覗かせ、ヒート2での勝利も確信しているかのようだった。
迎えたヒート2でも上位の順位は3位まで一緒。田崎、小林、#16佐野がトップグループ。その後ろではスタート5番手の#7早川が転倒することなく確実に周回を重ねて4位に浮上しそのままチェッカーを受けた。
 


【エイティファイブ(85cc)クラス
予選
ミドルからエキスパートに3名を昇格。ノービスからミドルへ3名を昇格。

エキスパート
ミドルからの3名昇格者をむかえて、6台での出走。ヒート1では#28伊集院がレースを引っ張り、2位のポジション争いは#122新村が先行、しかし4周目に#43茂木が前に出て単独2位をキープしてそのままチェッカーを受けた。
ヒート2でもあせらず、あわてず、#28伊集院が先行し実力どおりのレース展開でトップに躍り出て、#122新村がヒート1に続いて2位をしっかりとキープ。今回は順位を落とすことなくそのままキープしチェッカーを受け、3位には#57斉藤がはいって4の3で総合4位に入った。ヒーローインタビューでの伊集院は、このコースは嫌いと言いながらスタートで出れたことを自分で評価し、さらにトラクションのかけ方が「イマイチ!」と反省をしていた。

ミドル
#217大野が怪我明けリハビリ参加だったらしいが、オープニングからしっかり乗れていてエキスパートと同等の走りを披露。ぜんぜん怪我の影響は無いようだ。逆に力が抜けてコンディション的にはよかったようにも見て取れた。ヒート1では2番手に#178黒田、#27早川が続いてそのままの順位でゴールまでたどり着いた。ヒート2はホコリ対策と危険予防として、ミドルとエキスパートを分けてのレース。飛び出したのはやはり#217大野、続いて#138安居、#178黒田、#298田崎、#27早川。この5台でのバトルは団子状態で周回を重ねる。大野が少し飛び出して順位に変動は無いが、2位のバトルはラスト1周まで終始テールtoノーズでぴったり。#138安居は#178黒田を完全に押さえきって2位でチェッカーを受けた。

ノービスクラス

予選ではノービスクラスからミドルへ3台昇格し、9台から6台に減っての出走。オープニングは#95新井が飾り#116渡邉が2位をキープ。しかし、スタートを失敗し最後尾からスタートし#189倉持がどんどん追い上げてきて、4周目にはトップに躍り出て毎周回少しずつ引き離しトップを独走。2位争いは新井のすぐ後ろに渡邉が迫ってはいるのだがなかなか差が詰まらずにラスト1周のボードが提示された。倉持・新井・渡邉の順でチェッカーを受けた。ヒート2は#189倉持がスタートからしっかりとトップをキープし2位以下に15秒以上の差をつけて独走態勢。#95新井と#116渡邉のバトルはヒート2でも展開され終始テールtoノーズでの争い。結局新井が辛くも逃げ切った形でレースは終えたが次回のレースに期待したい。

 




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