【ライツ ミドル】
ヒート1
ホールショットは#105山英靖が決めた。2番手に#133野崎敦、3番手にはなんとYZ85でダブルエントリーする#55マルガリ〜。さらに4番手に#98高橋修、5番手に#9高橋和巳が続く。
2周目に入り、猛追を続けるマルガリ〜は4コーナーで野崎のインを刺して2番手に浮上!さらに、トップの山をロックオン。勢いに乗るマルガリ〜はフルサイズ相手にテールtoノーズで迫る。すると、5周目の1コーナーでなんと山が痛恨の転倒!プレッシャーに負けたか?これにより、マルガリ〜がトップに浮上してしまう。85で。一方、2番手の野崎には#20高塚誠(兄)が襲いかかる。高塚もダブルエントリー。必死にブロックする野崎だが、7周目にはポジションを献上。これにより、トップのマルガリ〜と2番手高塚の、ミニモト2台がライツミドルのトップグループをつくる。
レースは終盤に入り、マルガリ〜は5秒リードをキープして逃げる。2番手高塚の背後にはペースを取り戻した野崎がつづく。そして後方から追い上げてきた#9高橋が迫る。高橋は何度もオーバーテイクを試みるが、野崎がそれをブロック。3位争いはファイナルラップまで続いた。一方、後方から追い上げ中だった#34高塚謙司だが、ファイナルラップに2コーナーでエンスト。一気にポジションを下げた。
結局、#55マルガリ〜がトップを守って逃げ切り。「スタートは気合と根性、フライングしてないですよ〜。250はもう無いので今後ずっと85です」とコメントした。2位には高橋(兄)が入る。野崎は3位でフィニッシュした。
ヒート2
ホールショットは#133野崎が決めた。2番手には#9高橋が続く。しかし、後方からするすると#55マルガリ〜が追い上げてくると、5コーナーで高橋をパスして2番手に浮上!85のほうがフルサイズより速い気がする(笑)。一方、4番手には#20高塚(兄)がつける。こちらもCRF150RIIでフルサイズキラーの走りを見せる。一方#34高塚(弟)は1周目にエンストしてしまい、なんと周回遅れになってしまった。
レースは3周目に入り、ハイペースで追い上げる高塚(兄)は5コーナーでマルガリ〜に仕掛けると、オーバーテイク。ミニモトバトルを制すると、早くも2番手に浮上。前を行く野崎をロックオンする。必死にブロックする野崎だが、5周目の7コーナーであっさりパスされてしまった。
レースは4周目以降、上位2台のポジションが確定的に。注目は3位争いに移る。ここまでマルガリ〜が耐えていたが、さすがに疲れたか?6周目には#105山が連続ジャンプで並んでオーバーテイクを決めた。マルガリ〜の背後には、さらに高橋と#119岩田もプッシュ。なんと4台による3位争いに発展した。岩田はレース終盤に追い上げを見せて、高橋とマルガリ〜を立て続けに抜き去る。一方マルガリ〜は転倒してしまい7位までポジションダウンした。
レースは結局、#20高塚(兄)が野崎の追撃を振り切ってヒート2を制す。終わってみれば2/1で、なんと総合優勝。「スタートは下手なので、追い上げができて楽しかった」と語った。そしてヒート2で2位に入った野崎が3/2で総合2位をGETした。
【ライツ ノービス】
ヒート1
ホールショットは#61柴田勝善
が決めた。2番手に#330川島現が続く。そして3番手には#32山崎光明が付けていたのだが、4コーナーで転倒してしまいポジションダウン。#65高橋正滋が3番手にポジショナップした。
レースは2周目に入り、川島がトップ柴田に接近。テールtoノーズでプレッシャーをかけ続ける。すると、柴田は5コーナーでエンストしてしまう!これにより川島が労せずトップに浮上!2番手には高橋が続く。その背後には#139福島明雄と#4立石貴史も迫り、なんと4台のトップ争いに発展する。そして#104makkiy、#45佐藤智和と続く。佐藤は3周目にmakkiyをパスして5番手に浮上した。
そして4周目、立石が怒涛の追い上げを見せる。高橋をパスして2番手に浮上すると、トップ川島もロックオン。5周目の最終コーナーでパスするとトップに浮上した!
しかし川島もあきらめてはいない。6周目に抜き返してトップを死守する。激しいトップ争いは7周目まで続く。川島のマシンは自走のWR250Fだ。壊れたら帰れないかもしれないのだが、全く気にしていないようだ。一方、立石はバトルで疲れたか、レース終盤にペースが落ちて福島に2位の座を明け渡した。
熱いバトルは最終ラップまで続いたが、結局#330川島が逃げ切ってヒート1を制す。2位には59歳でダブルエントリーの福島。そして3位に立石が入る結果となった。
ヒート2
ホールショットは#330川島が決めた。2番手には#61柴田、そして3番手に#45佐藤智和がつけていたが、背後から#4立石がオーバーテイクして2番手に浮上。さらに、#32山崎も7コーナーで前に出ると一気に3番手にポジションを上げた。
レースは2周目に入り、スイッチの入った山崎は、2番手の立石に襲いかかる。パッシングポイントの7コーナーでオーバーテイクして2番手に浮上すると、残すはトップの川島のみとなった。そして間髪入れず3周目に勝負に出ると、山崎が気迫の走りでトップに浮上した!
一方、2番手争いは川島vs佐藤のバトルに立石も加わり、三つ巴。ジワジワ来る立石は5周目に佐藤をパス。さらに6周目には川島もパスして2番手に浮上した。抜かれた川島は、このまま3番手をキープできればまだ総合優勝の可能性があったのだが・・・。力尽きてしまったのか?徐々にペースが落ちていく。
レースは結局、見事な追い上げを披露した#32山崎が、5秒リードをキープしてトップでチェッカー!しかし「ヒート1が悪すぎた」と本人も言っているように総合は2位に終わる。そして、ヒート2で2位に入った#4立石が3/2で総合優勝をGET!「後半はバテました」とコメントしたが、安定した結果はさすがです。次はミドルでしょうかね?
【ミニモト エキスパート】
ヒート1
ホールショットは#111sakumaxが決めた。2番手に#55マルガリ〜が続き、モトクロス小世界GPのワンツー態勢。しかし、チーム内だからといって手加減なし!マルガリ〜は5コーナーで強引に抜きに掛かる。だが、sakumaxはトップを守る。火花散るチームメイトバトルは2周目へ。一方、スタートは5番手だった#34高塚謙司(弟)が3番手に浮上し、追い上げを開始した。後方では#20高塚誠(兄)と#6MCブラックジャックが接触転倒。これにより2台は周回遅れとなってしまう。
レースは2周目に入り、再び猛チャージを見せるマルガリ〜は最終コーナーでインに飛び込みオーバーテイク!これでトップに浮上した。今日は乗れているぞ。そして3周目、sakumaxを捉えた高塚(弟)は、2番手に浮上する。
勢いに乗る高塚(弟)は、トップのマルガリ〜に猛チャージ。2台は激しいバトルを繰り広げるが、6周目に入るとマルガリ〜のペースが落ちる。さすがに疲れたか?ついに高塚がトップを奪うとsakumaxも接近したが、上位のポジションは変わることなくレースは終盤へと進んだ。後方では#112ヨウイチと#135花房勉のバトルが続いたが、8周目に花房が前に出る。
レースは結局、トップ#34高塚(弟)が最後まで逃げきってチェッカー。見事にヒート1を制して、これでライツミドルの時の雪辱をはらした。2位にマルガリ〜、3位にsakumaxが入る。
ヒート2
ホールショットは#112ヨウイチが決めた。2番手#55マルガリ〜、そして3番手にsakumaxがつける。そして4番手に#20高塚(兄)、5番手に#329KATOHが続く。
オープニングラプから激しいバトルを見せるマルガリ〜とsakumaxは、6コーナーでインに入ったsakumaxが前に。そして2周目、トップのヨウイチのインを狙って5コーナーに入ったsakumaxだったのですが、逆にバランスを崩してマルガリ〜の先行を許す。後方では高塚兄弟もバトルを繰り広げていた。実力はどっちが上なのでしょうか?一方KATOHはミスしたのか、最後尾にポジションダウンしていた。
そしてレースは3周目に入り、再びチャージしたsakumaxはマルガリ〜をパスすると、ヨウイチをロックオン。そして4周目、立て続けにオーバーテイクを仕掛けると、5コーナーでついにトップに浮上!このままブッチ切れば良かったのですが・・・、やっぱり電池切れ。再びヨウイチがトップを奪い返すと、sakumaxはズルズル後退して、気がつけば6番手にポジションダウンした。
レースは7周目に入り、兄弟バトルを制した高塚(弟)が2番手に浮上。そしてトップのヨウイチに迫る。その後方では3番手に#5マンセル上野が浮上している!だが背後には高塚(兄)が狙っていた。
そして8周目、高塚(弟)がヨウイチをオーバーテイク!粘り強い追い上げでトップに浮上した。3番手には高塚(兄)も浮上しているぞ。そしてレース終盤、ヨウイチvs高塚(兄)のバトルがヒートアップ。一時は高塚兄弟のワンツー態勢も見れたが、ファイナルラップでヨウイチが2番手を奪い返す。
結局、#34高塚謙司がピンピンで総合優勝を。「いつも兄弟で一緒に練習してます」とコメント。仲がいいことはすばらしいですね。そして2位に入ったヨウイチが、5/2で総合2位となった。
【ミニモト ミドル】
ヒート1
ホールショットは#36山田レイナードが決めた。本来はエキスパートなのだが、予選でミスしたため今回は特別?ミドルでレースする。2番手に#306黒岩公一がつけ、そして3番手には#236橋本和貴が続く。
2周目に入るとトップ山田と2番手黒岩が激しいバトルを見せる。その背後に橋本も迫り、3台のトプグループが後続を引き離す。一方、4番手に#139福島明雄、そして5番手に#39宮島重樹がつけていたのだが、宮島はマシントラブル発生か?スローダウンしてポジションを下げた。
レースは3周目以降、格の違いを見せたトップ山田がリードを拡げて独走態勢に入る。これで注目は黒岩vs橋本の2番手争いに移る。
6周目、橋本は7コーナーで仕掛けると、インからパスしてついに2番手に浮上した!黒岩は力尽きたか、ペースが落ち始める。これで上位3台は確定的となった。一方、4番手争いは'00RM80
の福島に、'07CRR150Rの#10高橋徹が接近する。8周目の最終コーナーで仕掛けた高橋がオーバーテイクを決める!やはりパワーの違いか。しかし、福島も諦めてはいない。なんと9周目には抜き返した!59歳と45歳が、最後まですばらしいファイトを見せてくれました。
レースは結局、リードを10秒に拡げた山田がホールショットtoウィン。「予選は転んじゃったん、それで疲れた」とコメント。2位に橋本、3位に黒岩が入る。注目の4位争いは、競り勝った福島が逃げ切った。
ヒート2
ホールショットは#236橋本が決めた。2番手には#170渡辺、そして3番手につける#306黒岩が4コーナーでオーバーテイクして早くも2番手にポジションを上げた。その後方、4番手はスタートで遠慮したのか?#36山田レイナードが続く。さらに、#39宮島を7コーナーでパスした#10高橋が5番手につけ、オープニングラップは大混戦となる。
そして2周目に入り、トップは橋本がキープ。追い上げを見せる山田は、渡辺と黒岩を立て続けにパスし、一気に2番手に。そして橋本をロックオンする!6コーナーで並びかける山田、しかし譲らない橋本。サイドbyサイドのバトルはレース中盤へと続いていく。
4周目に入り、山田がまたしても6コーナーでインに入った!が、7コーナーでは再び橋本がトップを奪い返す。二人の攻防は、3番手以下を大きく引き離していく。レースはこのまま橋本vs山田のマッチレースが続く。一方、単独3番手に黒岩がつける。その後方では渡辺vs高橋vs福島の三つ巴の4位争いも白熱していた。
レースはこのまま最終ラップを迎え、橋本の走りが乱れ始める。しかし、パッシングポイントが見つからないのか、2番手の山田はテールtoノーズのまま仕掛けることができない。結局、インラインをキープした#236橋本がホールショットtoウィン!これにより、2/1で同ポイントながら逆転総合優勝を決めた!「なんとか勝てました。プレッシャーきつかった。実はジャンプ着地で股間を打ってつらかった」と明かした。一方、最後に仕掛けることができなかった#36山田レイナード。1/2で総合2位となる。ちょっと余裕を見せ過ぎたか?お疲れさまでした。3/3で黒岩が3位、そして4/5で福島が4位に入る。
【ミニモト ノービス】
ヒート1
ホールショットは#190高田知洋が決めた。2番手に#16タカさんが続く。3番手#106朱通滝太郎はWR250R、そして4番手の#109上田和里はKLX250で参戦。トレールマシンが上位争いに加わる。その後方では#25坂田典之、そして今回唯一のレディスとなる#11池知美が続く。
レースは2周目に入り、朱通が追い上げを開始。タカさんと高田を6〜7コーナーでオーバーテイクすると、一気にトップに浮上した!一方、池は5コーナーでスリップダウン。しかし、すぐに再スタートした。
そして4周目、なんとトップを快走していた朱通が転倒!・・・自走なのでマシンが壊れたら帰れなくなってしまうのだが、大丈夫なのか?これでトップはタカさん、2番手には高田が続く。そして朱通は3番手でレースに復帰。必死の追い上げを見せる。
レースはこのままファイナルラップを迎え、#16タカさんは10秒リードをキープしてトップでチェッカー!「ここ以外は走っていない。初のヒート優勝です」と嬉しそうでした。そして終盤、2位高田の背後に接近した朱通だったが、ポジションが入れ替わることがなかった。ヒート2に期待します。
ヒート2
ホールショットは#190高田が決めた。2番手に#16タカさん、
3番手に#106朱通がつける。その後方ではCRF50かな?#109上田がマシンを乗り換えて参戦。さらに、#11池が続く。タカさんは早くも仕掛けると、連続ジャンプで高田をパス。オープニングラップでトップに浮上した。
レースは2周目に入り、トップのタカさんは着実にリードを拡げる。一方、2番手の高田も単独走行。そして3番手#106朱通もヒート2は安定した走りを見せる。トレールのWR250Rでダブルエントリーで、しかも自走。これは冷静に考えると凄いことです。さらに、ヒート1では転倒してしまった池さんも、ヒート2は確実に速くなってましたね!
レースは結局、2周目移行はポジションが入れ替わることがなく進む。そして、#16タカさんは序盤に築いたリードでクルージングしてチェッカー!見事にピンピンの総合優勝を決めた。レース後「トップを走って緊張した」とコメント。次は是非、違うコースにもチャレンジしてくださいね。そして#190高田は2/2で2位。練習の成果が出たみたいですね。皆さんお疲れ様でした。
次戦は最終戦です。みんなさぁ〜ん、年の瀬を一緒に過ごして良い年を迎えませんかぁ!是非お友達をお誘い合わせのうえご参加ください。