Report by sakumax 
Photo by Kashy
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PLUS AUTO   モトハウス・ライムグリーン 

■ROUND 1

開催日 :2月22日(日)
会 場 :モトクロスヴィレッジ
天 候 :晴れ 風
コンディション:ドライ
■リザルト
■ライツクラス
スーパーエキスパート
エキスパート
ジュニア
ミドル
ノービス

■ミニモトクラス
エキスパート
ジュニア
ミドル
ノービス
ビギナー


■ポイントランキング
■ライツクラス
■ミニモトクラス

■男子総合
■女子総合

■年齢別
■地区別
■メーカー別

■チーム ランキング

■MYフォトグラフ

パドック・ブリーフィング
練習走行・予選
ライツ スーパーEX・EX ヒート1
ライツ ジュニア ヒート1
ライツ ミドル ヒート1
ライツ ノービス ヒート1
ミニモト エキスパート ヒート1
ミニモト ジュニア ヒート1
ミニモト ミドル ヒート1
ミニモト ノービス(ビギナー) ヒート1

2008後半戦 ランキング表彰式

ライツ スーパーEX・EX ヒート2
ライツ ジュニア ヒート2
ライツ ミドル ヒート2
ライツ ノービス ヒート2

ミニモト SE/EX ヒート2
ミニモト ジュニア ヒート2
ミニモト ミドル ヒート2
ミニモト ノービス(ビギナー)ヒート2
表彰式その他

 開幕戦、楽しかったです!いっぱい集まって頂き、誠にありがとうございます。放送の福田も言っておりましたが、フープスサイドや最終コーナー、1コーナーアウトとイン側の人の壁は全日本をほうふつさせるかのような、観客の応援でした。走っているライダーの方々もおそらく気持ちが良かったのではないでしょうか!!

皆さんのお力で少しづつ増加しております。今後も皆様のご期待に添えるように邁進してまいります。ご支援ください。

ライツ スーパーエキスパート&エキスパート

ヒート1、ホールショットを決めたのは#74山中一範。放送が聞こえなかったか支度が遅れてグリッド抽選に間に合わず、最後にゲートインした山中。だが、こういうときには不思議とスタート決まっちゃうんですよね!?スーパーエキスパートを抑えてトップを快走する。そして2番手には#130伊田井佐夫が続く。3番手には#98新井祐輝、4番手に#132会長、5番手に#78新井謙太郎というオーダーでオープニングラップを周回。そして、レースは2周目に入り、ここで伊田が早くも山中を捕らえるとバンクを使って豪快にオーバーテイク!トップに躍り出ると一気にリードを広げていく。後方では、スタートに失敗した#161佐藤清光が新井謙太郎をパスして5番手に浮上した。そして3周目、2番手山中の背後には新井祐輝も接近し、トップグループを形成する。一方、4番手争いは会長vs佐藤のバトルが続く。そしてレースは4周目、#27アッキーと#60石塚章がS字コーナーでそろって転倒!ポジションを下げる。トップ伊田のリードは、5周目に入ると5秒に拡大。2番手争いは山中がまだこらえている。新井祐輝は仕掛けるポイントに迷っているのか?テールtoノーズの状態が続く。そして4番手には佐藤が浮上した。レースは終盤の8周目に入り、伊田のリードは10秒に拡大。もはや誰にも手が付けられない。伊田はこのままチェッカーまでスロットルを緩めることは無かった。一方、激しさを増す2番手争い。山中vs新井のバトルに、追い上げてきた佐藤も加わることに。10周目、ついに三つ巴のバトルに発展する。しかし、今回の山中には粘り強さがあった。後続をファイナルラップまで抑えきると、新井も疲れたのかポジションキープの走りに変わったようだ。レースは結局、’09CRF450Rで圧倒的なスピードを見せた伊田が独走のままフィニッシュ。スーパーエキスパートを制した。インタビューでは「ピレリタイヤのおかげで勝てました」と営業トークも忘れていない(笑)。そして最後まで気を抜かなかった山中が、うれしいエキスパートクラス優勝を決めた。「後ろが来ていてヤバイと思ったけど、なんとか最後まで抑えられました」と喜びを語った。

 

ヒート2、ホールショットを決めたのは#130伊田井佐夫。2番手には#60石塚章、そして3番手に#74山中が続く。だが、#98新井祐輝が即座にオーバーテイクを仕掛け、山中が抜き返す。オープニングラップから激しいバトルが繰り広げられる。一方、#161佐藤清光は転倒を喫しポジションを落とした。そしてレースは2周目に入り、伊田は3秒リード。2番手には石塚章、そして3番手には再び新井祐輝が浮上する。#27アッキーは転倒し、最下位にポジションダウンした。3周目、トップ伊田は早くも8秒リードして独走態勢に。今回はカミカゼ実戦スクールは無しか?アクセルを緩める兆しは一切見られない。後方では石塚vs新井vs山中の三つ巴のエキスパートトップ争いが繰り広げられる。しかし、4周目の最終コーナーで新井祐輝がスリップダウン。6番手に下がる。そして続く5周目、石塚が周回遅れに詰まったスキをついて山中が2番手に浮上!見事な追い上げでクラストップに。が、しかし石塚章もまだ諦めてはいない。2台のバトルはレース終盤まで続いていった。その後方では#78新井謙太郎vs#366ぺいんたーvs新井祐輝の4番手争いが激化。背後には#150 J1が付けていたが、なんと7周目にバンクコーナーで転倒!フロントタイヤがパンクしたため、まさかのリタイヤに終わる。そしてレースはファイナルラップ。後続を30秒も引き離して、圧倒的な速さを見せ付けたカミカゼイチサンマルは独走でチェッカー。見事にピンピンを決めるとインタビューで「新しいガエルネSG12も慣らしが終わって、ペースアップしたら後ろをどんどん離すことができました」と語った。しかし賞典外のため、スーパーエキスパート優勝は佐藤清光に。「次回はこんな恥かかないようにちゃんとした走りをします」と表彰台で誓った。そしてエキスパートは1/1で山中がクラス優勝。「ヒート2は、たなぼたでした」と今日の勝因を明かしていた。

 

ライツ ジュニア】

今シーズンから新設されたジュニアクラス。ヒート1のホールショットを奪ったのは#45山下茂行だ。2番手に#96伊藤慎一、そして3番手に#15折登敬が続く。一方、大注目の#7 Sky Nowell(通称ババ)はスタートに出遅れ7番手から追い上げ開始。ゼッケン、バイク、肌の色、そしてアグレッシブな走りまでスチュワートレプリカ(笑)。レースは2周目に入り、トップの山下と2番手の伊藤が激しいバトルを展開。そしてフープスで並んだ伊藤がトップに浮上した。一方、ババは気負いすぎたのか、なんとフープス手前のコーナーで転倒を喫す!これにより最下位までポジションダウンするが、しかしババのショータイムはここからはじまる。レースは4周目に入り、トップの伊藤に2番手の山下がクロスラインで仕掛ける。が、巧みなブロックで伊藤がトップをキープ。さらに折登が3番手に、そして#75bon_bonが4番手。そして#70柳澤誠が続く。5台の数珠繋ぎとなっていったが、しかし最終コーナーでbon_bonがエンスト。同じ場所では#111のぶもエンストして最下位までポジションダウンした。そして5周目に柳澤もエンストでポジションを落とす。ここで3番手に付けていた折登も、まさかのエンスト。これによりポジションを下げた。もったいない〜。一方、まるでスイッチが入ったかのような激しい追い上げを見せるババは、気がつけば6番手に浮上していた。そして前を行く#124小田剛の背後に迫ると強引にオーバーテイク!さらに#55マルガリ〜も軽くパスして3番手に。気が付けばもうトップの背中が見えているぞ!エンジンをレブらせながらすさまじい走りを披露するババだったが、なんと8周目の1コーナーで2度目の転倒を喫す。これにより6番手までポジションダウン。だが、ババはあきらめてはいなかった。再びハイペースで追い上げると、9周目にテーブルトップ上で折登をパス!空中でババのブーツと折登のヒジが接触していた・・・。さらに小田もパスして再び4番手に浮上。そして10周目、3位キープをもくろむマルガリ〜にババがアタックを仕掛ける。1コーナーで引っ掛けられたマルガリ〜が吹っ飛ぶ(レース後あやまりに来たそうです、英語で)。これによりババは3番手に復帰。しかし、トップの2台は5秒先を行っていた。レースはファイナルラップに突入し、ここまでしぶとくトップをキープしてきた伊藤に山下が仕掛ける。その背後にはババも来ているぞ!山下は2ストサウンドを響かせながら強引にインを奪おうとする。が、再び2台の差が開く。これでポジションは確定的となった。レースは結局、伊藤が安定した走りでファイナルラップを逃げ切り見事にヒート1を制す。2位に山下、そしてババが2度の転倒から3位フィニッシュ。ポテンシャルの高さを見せ付けた。

 

ヒート2、ホールショットは#96伊藤が決めた。ヒート1の優勝で勢いに乗ったのか、早くも逃げ切りの態勢に入る。一方、2番手には#124小田剛がつけ、その背後に#45山下茂行と続く。注目の#7 Sky Nowell(通称ババ)は、なんと第1コーナーのアウトバンクを飛び出してコースアウト!しかし、何事も無かったかのように最後尾からレースに復帰すると、再びショータイムがはじまる。そして#70柳澤誠が最終コーナーでストップ。タンクキャップの閉め忘れだったそうです。3周目に入り、トップは依然として伊藤がキープ。そして小田剛をパスした山下茂行が2番手に浮上する。#75bon_bonは4番手につけていたが、ミスしたか一気に7番手まで落ちていた。そして前を行く#55マルガリ〜、#15折登、#111のぶと4つ巴のバトルを繰り広げる。レースは7周目に入り、バンクコーナーでbon_bonが転倒。代わって7番手に浮上したのは、ババだった。レースは9周目に入り、トップ伊藤が7秒リードをキープ。2番手には小田剛が再浮上し、山下茂行が3番手で続く。後方ではマルガリ〜とのぶが激しい4位争いを続け、そのうしろにババが迫る。ここでババは立て続けに前の2台をパスし、3番手に浮上するとさらにペースアップ。一方、早くも勝利を確信した伊藤は、ペースを落として後ろを振り返る余裕も見せていた。11周目、2番手につけていた小田の背後にババが接近すると、即座にオーバーテイク。最後尾から2番手に浮上して、ファイナルラップに突入する。伊藤のリードを削っていくババ。しかし、計算通りのペース配分か、落ち着いた走りを見せる伊藤は動揺することなく逃げ切りチェッカー。ピンピンの総合優勝をGETした。インタビューで「最後は流しているのとペースダウンと半々でした」と語った。そしてババことSky Nowellは3/2で総合2位に。表彰台では「アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶した。

 

ライツ ミドル】

ヒート1、ホールショットは#88廣瀬文雄が決めた。2番手には#81nikko@B☆1が続く。そして3番手に#29なおきち、そして#3青木タカオが4番手で好発進。どこまでキープできるか?!レースは2周目に入り、トップの廣瀬と2番手nikkoが抜け出す。一方、3番手だったなおきちはS字コーナーで転倒。ポジションを大きく下げた。これにより3番手に浮上したのは#67パパイヤンだった。そしてレースは3周目に入り、トップ廣瀬と2番手nikkoのバトルはヒートアップ。その後方ではパパイヤンと#1渡邉”HERO”英雄、そして#25奈良原文雄が激しい3番手争いを繰り広げる。その後、5周目には#82バーニーも加わり、4台でのバトルに発展。一方、トップはまだ廣瀬が抑えているが、2番手nikkoにパパイヤンも接近しはじめる。これは面白くなってきたぞ。そして9周目、渡邉がエンストしてしまいトップグループから後退。10周目、ついにパパイヤンがnikkoに追いつき、ここから三つ巴のトップ争いが展開する。3台はテールtoノーズのまま周回し、続く11周目の1コーナーでついにnikkoがオーバーテイクを仕掛ける。まるで狙い澄ましたかのような逆転劇でnikkoがトップに浮上した。これに続いてパパイヤンも2番手に浮上。そしてレースはファイナルラップに突入する。勢いに乗るパパイヤンはnikkoの背後に接近するが、疲れが出たか追い上げもここまで。そしてバトルは時間切れとなる。レースは結局、トップを死守したnikkoがヒート1を制す。そして2位に終わったパパイヤンとがっちり握手を交わすnikko。GCRと小世界GPの歴史に残る名勝負でした(笑)。

 

ヒート2、ホールショットは#81nikkoが決めた。ヒート1を制した自信が全身にみなぎる。そして2番手にはダルメシアンカラーの#101NOONEY、3番手に#67パパイヤン、4番手に#3青木タカオと続く。#88廣瀬は最終コーナーで転倒を喫し最後尾にポジションダウンした。そしてレースは3周目、nikkoが徐々にリードを広げ始める。パパイヤンもNOONEYをフープスでパスして2番手に浮上。追撃態勢に入った。が、しかし、nikkoとパパイヤンの間には周遅れが出現。これにより2台の差は開くこととなる。今日のnikkoは時の運も味方につけたか?終盤にかけて8秒リードを与えられた。一方、注目の3番手争いは青木vs#1渡邉vs#82バーニーのバトルがヒートアップする。8周目に渡邉が青木をパスして3番手に。そしてバーニーもファイナルラップで青木をかわして4番手に浮上した。レースは結局、危なげない走りでnikkoがホールtoウィン。ピンピンでモトクロス初優勝を決めた。次はジュニアで頑張ってください。一方、2位パパイヤンは「追い上げに手間取った」とインタビューに答えていたが、満足そうな笑顔を見せていた。

 ライツ ノービス

ヒート1、ホールショットは#140K24が奪う。2番手には#9高橋和巳が続く。そして3番手にいた#179桜井秀明を、#62手塚健司がパスした。レースは2周目に入り、トップのK24に高橋が接近。後方では、桜井が手塚を再びパスして3番手に浮上した。各ポジションで好バトルが展開されていく。そしてレースは3周目、ここまでテールtoノーズで接近していた高橋が、満を持してオーバーテイクに出る!巧みなライン取りでトップに浮上した、なんと抜かれたK24はフープスでコースアウトし、転倒してしまう。そして、このままリタイアとなってしまった。残念。一方、これで楽になった高橋は独走態勢を築く。5周目には早くも10秒リード。一方、2番手争いも桜井と手塚の間隔が開き、2台は3秒差でこう着状態に。後方では#516 SHINTHINと#33野本政明の4番手争いがつづく。そしてレースは終盤の9周目に突入。トップ高橋のリードは15秒に拡大した。一方、2番手争いは再接近し、桜井の背後に手塚が迫る。そして20秒後方ではSHINTHINと野本の4番手争いも続いている。そしてレースはファイナルラップ。トップの高橋はクルージングモードで余力を残したままチェッカー。インタビューでは「とりあえずスタートで前に出たいと思っていた。普段はNS293を走っているがこのコースも面白い」とコメントした。そして2位争いは最後の最後まで続いたが、桜井が抑えきりガッツポーズでフィニッシュした。

 

ヒート2、ホールショットは#9高橋が決めた。ヒート1で見せた圧倒的な速さは、ヒート2でも落ちてはいない。そして2番手には#62手塚健司、3番手に#89大木学、4番手に#516 SHINTHINが続く。SHINTHINは即座に大木をパスして3番手に浮上。そしてレースは3周目に入り、トップの高橋は6秒にリードを拡大していく。一方、4番手には#179桜井秀明が浮上した。そして6周目には、バンクコーナーで桜井がSHINTHINをパスして3番手に浮上。桜井の追い上げはまだまだ続く。そして7周目に手塚を捕らえると、ついに2番手に浮上した。しかし、このときトップの高橋はすでに20秒もの大量リードを築いて独走状態に入っていた。レースは結局、高橋が2番手以下に24秒も大差をつけて独走でチェッカー。誰も寄せ付けないスピードで1/1パーフェクトウインを決めた。表彰台では「ピンピンはじめて。ヒート2は1回エンストして危なかった」と語った。そうには見えませんでしたけどね。次はミドルでがんばってください!

 

 

ミニモト エキスパート

ヒート1、ホールショットは#66山下真行が決めた。そして2番手には#12伊集院忍が続く。昨年の最終戦で見せた好バトルの再演か。3番手には#36山田レイナード、そして4番手に#9Kenny、5番手は#56秋山建一というオーダーでオープニングラップは進む。そして2周目からは5台が数珠繋ぎに。レベルが拮抗しているようだったが、3周目に入ると山田が遅れだす。ミスしたのか徐々に離されていった。一方、2番手争いは激しさを増す。賞典外の全日本レディス、伊集院忍にKennyが迫る。一方、どこまでもマイペースな走りを続けるトップ山下。このまま独走態勢が続くと思われた。が、しかし伊集院忍もペースアップすると、サイドbyサイドのバトルが展開されていった。一方、3番手争いはKennyと秋山の熾烈なバトル。ワンミスも許されない緊張した戦い。順位は入れ替わっていないがバトルは続く。そしてレースは9周目に入り、ここで再び4台の接近戦に発展。そして1コーナー立ち上がりでミスした伊集院のインをついて、Kennyが2番手に浮上した!さらに山下を追走するが、なんと最終コーナーでそのKennyが転倒する!う〜ん、もったいないけど攻めた結果ですね。これで山下は楽になったか。伊集院が2番手に返り咲くが、ファイナルラップも落ち着いた走りで、まるで何事も無かったかのように山下がスタートtoフィニッシュ。う〜ん、山下マジック。「トップをキープする秘訣はうしろを見ながら走ることです(笑)」とコメントも冴えてました。

 

ヒート2、ホールショットを決めたのは#36山田レイナード。2番手に#9Kenny、3番手に#12伊集院忍と続く。そして1コーナーで#56秋山建一が転倒し、それに#66山下真行が突っ込み前転しているではないか!なんということだ。二人は再スタートするが、トップグループとは大差がついてしまう。波乱の幕開けだったが、2周目以降もトップは依然として山田レイナードがキープする。背後のKennyはパッシングポイントを探っているのか?そして4番手の山下は懸命に追い上げるが、どうやらヒジを負傷したらしくペースがイマイチ上がらない。一方、トップ争いは4周目ついににKennyが仕掛ける。テーブルトップで並びかけると続くバンクコーナーで鮮やかにパッシングし、トップへと浮上した。そして後方では伊集院忍が迫る。しばらくテールtoノーズ状態が続いたが、8周目の1コーナーでオーバーテイクを決めて、2番手に浮上した。抜かれた山田は疲れが出たか、10周目のフープス手前でエンスト。これにより山下が3番手に浮上することとなる!レースは結局、4周目以降トップをキープしたKennyがヒート2を制す。打倒山下の刺客はついに役目を果し、インタビューでは「レース8年ぶりの元IBです」と明かした。が、しかし、2位伊集院忍は賞典外。っということで、大どんでん返し。なんと3位の山下が1/2で総合優勝をGETする!!いやはや、お見事でした。

 

ミニモト ジュニア

ヒート1、ホールショットを決めたのは#54山口浩治。2番手には#251石塚諒、そして3番手に#46山崎光明が続く。一方、#135花房勉が2コーナーで転倒を喫し、いきなり出遅れ。そして#180マネージャーはテーブルトップの着地でコースアウトし、いきなり泥沼に突っ込む!一人だけマディのレースを戦っているようだ(笑)。レースは2〜3周目にかけて、上位に変動なし。しかし4周目、なんとトップを走っていた山口がS字コーナーで転倒!リードを広げていただけにもったいない。これでトップに浮上したのは石塚諒だ。そして素早く復帰した山口が2番手に、その後方では山崎が3番手。その背後には#69石橋賢二が迫る。予選トップ独走中にコースアウトし笑いを獲った石橋だが、決勝は安定している。そしてレースは7周目、2番手に付けていた山口がミスしてコースアウトしそうになる。トップとの差は開いたが、しかし8周目再び追い上げを開始。石塚諒とのガチンコバトルに追い上げてきた#82バーニーも加わり、三つ巴のバトルに発展する。そして10周目、オープニングラップの転倒から4番手まで浮上した花房がトップ争いに加わる。4台がダンゴ状態に!一気に仕掛ける花房とバーニーのラインが交差する。バーニーは止まりきれなかったか接触転倒!花房はバランスを崩しながらも3番手に浮上した。そしてレースはファイナルラップへ。満を持して山口がテーブルトップで並びかけると、S字コーナーでインに入りトップに浮上!見事なパッシングを見せた山口は、そのままファイナルラップを逃げ切りヒート1を制す。石塚諒は詰めが甘かったか、2位でフィニッシュとなった。

 

ヒート2、ホールショットを決めたのはまたしても#54山口浩治。そして2番手に#46山崎光明が好スタート。その後ろに#205井上直樹、#135花房勉、#251石塚諒と続く。一方、#180マネージャーはまたしても出遅れて、最後尾から発進する。そしてレースは2周目に入り、トップの山口は早くも3秒リード。一方、2番手争いは山崎vs花房vs井上の三つ巴のバトルに発展する。ハイペースで追い上げる花房は、3周目に山崎をパスすると山口を追撃開始。ヒート1は逃げられてしまったが、ヒート2では逆転できるか?!一方、スタート11番手と完全に出遅れた#82バーニーだが、徐々に追い上げて5周目には6番手に。さらに、7周目には石塚諒もパスして5番手に浮上した。そしてレースは11周目、満を持して1コーナーで花房がトップに浮上する。しかし、抜かれた山口も諦めてはいない。そしてファイナルラップ。クロスラインで花房のインに飛び込む。が、アウトからの加速に勝る花房が再び抜き返すと、そのままトップを守りチェッカー!あっぱれなパッシングを見せた花房がヒート2を制した結果となった。一方、抑え切れなかった山口だが、1/2で総合優勝。「ヒート2は体力不足でした」と表彰台でコメントした。

 

ミニモト ミドル

ヒート1、ホールショットは#11祖田輝之だったが、即座に#28オッタンが前に出た!賞典外のオッタンだが、大人に混じって熱い走りをみせている。オープニングラップ2番手は祖田、そして3番手に#244上岡登、そして#21鏑木亮太郎が4番手に続く。一方、#29井口勝弘は転倒を喫しポジションダウン。そしてレースは2周目に入り、オッタンvs祖田vs上岡の3台がトップグループを形成する。その後方では鏑木の背中に#229福田豊和と#88ホッパー、さらに#334高木豊が接近する。そして中盤の6周目、福田が1コーナーで鏑木をオーバーテイクして4番手に浮上した。一方、トップのオッタンは後続を引き離し始め、さらに祖田と上岡も間隔が開く。疲れが出たかのか?上位3台は確定的となった。一方、後方の4位争いは激しさを増す。ホッパーと高木を立て続けにパスした#6マックが、さらに福田に急接近する。そして、レースは結局北海道から参戦したオッタンがぶっちぎりでフィニッシュ。しかし賞典外のため、祖田がヒート1優勝。2位に上岡、3位には激戦を制して福田が入る結果となる。

 

ヒート2、ホールショットは#28オッタンが決めた。ヒート1同様に圧倒的な速さを見せる。そして2番手には#274石塚勝利が好発進を決める。さらに#244上岡登、#88ホッパーと続く。そしてレースは3周目、コントロールライン上でオッタンがミスして失速。これを見逃さなかった石塚勝利がトップに浮上する!が、しかし石塚のトップは長く続かなかった。4周目のテーブルトップ後のバンクでなんと石塚は転倒!もったいないー。これで再びオッタンがトップに浮上し、2番手は上岡、そして3番手#334高木と4番手#331小林が激しいバトルを繰り広げる。勢いに乗る小林は高木をパスし、さらに5周目には上岡を立て続けにパスすると、一気に2番手に浮上し事実上のトップに立った。一方、注目なのは3番手争い。上岡の背後にはホッパーと#6マック、そして#61つつぷるも接近する。そしてレースは9周目、つつぷるとマックが二人揃ってホッパーをパス。マックはさらに上岡もパスし、気が付けば3番手に浮上した。そしてレースはファイナルラップへ。安定した走りを取り戻したオッタンが4秒リードをキープしたままフィニッシュ。しかし賞典外でした。次回は機会が合えば是非KIDSの方に参戦してほしいものです。そして、2位でフィニッシュした小林がヒート1の雪辱を晴らして優勝となる。「疲れちゃって、追い上げが利かなかった」と語った。そして総合優勝は、2/3で上岡がGETする。「表彰台は久しぶりです。転ばないように走っただけ」とコメントした。

 

ミニモト ノービス&ビギナー

ヒート1、ホールショットは#13 DORA-1が決めた。2番手には#23新保宏和が続く。そして3番手は#30平山宏樹、4番手には#35伊藤哲郎をパスして#33野本政明が前に出る。レースは2周目に入り、なんと1コーナーで平山がDORA-1を抜き去りトップに浮上!後方では新保の背後に野本がピタリとマークする。これは狙っているぞ。そて3周目、トップを走行していた平山が転倒を喫しポジションダウン。これでDORA-1がトップに返り咲くが、そこをすかさず野本がオーバーテイクに出る。フープスで並びかけると最終コーナーでトップ奪った。年季の入ったXLR200で今回もミニモト相手に熱いバトルを見せている。レースは4周目、#30平山宏樹が一気に3番手に浮上し、目まぐるしく入れ替わる。しかしトップは依然として野本がキープ。徐々にリードを広げていく。2番手もDORA-1がキープしていたが、なんと6周目フープスの入り口で転倒!これはもったいないぞ。平山が2番手に浮上したが、トップ野本との差は10秒以上。再逆転は難しそうな状況となってしまった。そしてレースは7周目、今度は3番手にいたはずの#20山下あゆみが周遅れに突っ込み転倒!追い上げていただけに、残念でしたね。これにより3番手争いは#333小林巧vs#32サイクルロード・イトーRT(トリッカー)の戦いに。そしてレースはファイナルラップ、安定した走りで15秒もの大量リードを築いた野本はクルージングモードでチェッカー。「ガソリンを少なくして軽量化しました(笑)」とコメントした。2位に橋本、そして3位にはバトルを制した小林が入る結果となる。そしてビギナーは#25高田知洋がクラス優勝。「2輪は初レース」ということでした。

 

ヒート2、ホールショットは#32、トリッカーを駆るサイクルロード・イトーRTが決めた。2番手には#13 DORA-1、3番手は#73 mikeがつけていたが、即座に#333小林巧が前に出る。レースは3周目に入り、トップのトリッカーは徐々にリードを広げていくと、2番手との差は一気に7秒に拡大。一方、DORA-1の背後には小林が迫る。さらに#236橋本和貴を1コーナーでパスした#30平山宏樹が続き、4台の激しい2番手争いが開始された。一旦5番手まで落ちた橋本だったが、ここから巻き返しをはかる。5周目に再び平山を抜き、さらにDORA-1をもパスすると一気に2番手まで浮上。しかし、トップを行くサイクルロード・イトーは10秒リード。もはや優勝は確定的と思われた9周目、なんと最終コーナーでスリップダウンする!セル付きなので即座に再スタートできたのだが、これでレースは面白くなった。そしてペースの上がらないトリッカーを、周遅れを利用して橋本がS字コーナーでオーバーテイク!ついにトップに浮上した。そして抜かれたトリッカーは、再び同じ最終コーナーで転倒を喫しポジションダウンした。レースはファイナルラップに入り、5秒リードを築いた橋本は勝利を確信してガッツポーズを決め、そしてチェッカーを受ける。2/1で総合優勝もGET。初優勝を決めて「キモチイー!」と雄叫びを上げた(笑)。そして、粘り強い追い上げで3位に食い込んだ#33野本が1/3で総合2位に入る。そしてビギナーは、ヒート2も#25高田知洋がクラス優勝。「4輪のレースよりも楽しい!」と表彰台で語った。

 

今回も白熱したバトル、楽しんでいただけましたでしょうか?競い合っている時はとても大変なのでしょうが、その駆け引きやバトルから得られるものは多分無限大なのではないでしょうか?きっかけでライディングが変わったり決まったり、きっかけで相手と話が出来るようになったり、見えていなかった欠点が見えてきたり、見習う人との違いが分かったり、・・・・とにかくいろんな事。

もっともっとモトクロスが好きになれる大会を目指してこれからも運営いたします。ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。



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