Report by Sakumax
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川   DEVレーシング

■ROUND-8
開催日 :10月28日(日)
会 場 :MX408
天 候 :晴れ
コンディション :ドライ
■リザルト
■ミニモト
レディース
ビギナー
ノービス
ミドル
エキスパート
スーパー エキスパート

■ライツ
ビギナー
ノービス
ミドル
エキスパート
スーパー エキスパート
■2007 後半戦 ポイントランキング

男子個人総合
女子個人総合
ライツクラス総合
ミニモトクラス総合
メーカー別
地区別
年齢別
チームランキング

MYフォトグラフ

パドック・ブリーフィング
練習走行
予選
ヒート1
ヒート2
表彰

台風一過、晴天の中、多くのライダーが集まりました!!MCFAJの大会前ということもあって、コースの感触を確かめる意味でのエントリーも多かったと思いますが、、、とにかく台風の爪あとも、なんのその!各クラス大接戦のGOODファイトが展開され、見る者を魅了してくれました。とても面白くてエキサイティングなレースでした。ヒーローズの楽しさを満喫していただけましたでしょうか!?

最終戦も楽しみにお待ちしております。みんなで一緒に盛り上がって、モトクロスを楽しみましょう。

今回は女性ライダーも多く参加いただいたので、急遽レディースクラスを増設して、女性のバトルを見させていただきました。午前中のマディーではスネークコーナーを登れないライダーも多かったのですが、ヒート2では見事攻略し、チェッカーを受けたことが今日の最大の収穫ではなかったでしょうか?本当に、ご苦労様でした。モトクロスの苦しさばかりではなくて、楽しさや爽快感などを1日で味わえた皆さんは、とても幸せだと思います。今後も一緒に楽しみましょう!!


ライツ ビギナー
ヒート1、マディ部分も残る中でレースはスタート。ホールショットを決めたのは#318BJだ。その背後には#284岸野哲也が迫る!ラインを変えて抜きにかかろうとしたその時、なんとトップのBJがスタック。この日の難所となった1つ目の上りに捕まった。これで岸野がトップに立つが、なんとその岸野も2つ目の上りに捕まり転倒!トップに浮上したのは#289たまけん!マシンはKX80のボアアップバージョンKX100。それも‘89だ。千載一遇のチャンスが巡ってきたが、しかし運命のいたずらか、たまけんのマシンは2周目の1コーナーでエンジンストップ。このままリタイヤとなってしまう。目まぐるしい展開の中、トップに立ったのはスタックから復帰した岸野。しかし、その岸野はテーブルトップ上で再び転倒を喫し、再スタートに手間取る。その間に#351坂下昌行がトップに。だが、レースはこれで終わりではなかった。1周目最下位で通過した#295久世高史が、着実に追い上げる。諦めずに走り続けた久世は、3周目に坂下をパス。WR250Fを駆る意地とパワーでレースをリードすると、トップでチェッカーを受けた。

ヒート2、ホールショットは坂下が決めた。がしかし、オープニングラップでリードを奪ったのは岸野。ヒート1の雪辱に燃えるBJが2番手に付けた。昼休みにコース整備が入り路面状況は改善された。だが、ヒート2は7分+1周の超スプリント。逃げ切りを目論む岸野はハイペースを保ち、ファイナルラップは2番手以降に12秒もの大差を付けて独走した。総合も3/1で、岸野のものに。「路面が乾いたので走りやすくなった。今日、初レースなんです」と喜びを語った。


 

ライツ ノービス
ヒート1、ホールショットを決めたのは#181関根寿幸。しかし、背後に付けていた#225川田憲秀が早くも仕掛けてオープニングラップをリードする。2番手には#345見城和幸が上がり、2周目に川田と熾烈な首位争いを展開する。しかし、その見城は1つ目の上りでスタックしていた3台のマシンに進路を塞がれ、転倒してしまう。これで楽になった川田は、後続に4秒リードして周回。だが、事態が急変したのは5周目。なんとトップの川田が戻ってこない!結局、マディの中をしぶとい走りで追い上げた関根が優勝を手にした。

ヒート2、ホールショットを決めたのは関根。ヒート1同様の好スタートで早くも逃げ切り体制か?2番手は見城。ヒート1は不本意な結果に終わっているだけに、ここは一矢報いたい所だ。2周目の最終コーナーでインから並ぶと一気にパスしてトップに立つ。 しかし、関根も虎視眈々とトップ返り咲きを狙う。最終ラップには猛チャージをかけ勝負に出たが、わずかに届かず。逃げ切って勝利を得た見城。「総合順位が気になります」と語ったが、なんと10/1で2位に食い込むうれしい結果となる。総合優勝はもちろん1/2で関根のものに。


ライツ ミドル 
ヒート1、#315梅久新がホールショット。だが2コーナーを通過するライダーの中に梅久の姿が無い!痛恨の転倒により、トップは#110豊橋一寛に入れ替わる。後方ではマルチクラッシュ発生で、レースは波乱の幕開けとなった。混戦を抜け出た豊橋 。このまま行くかと思われた矢先の2周目に豊橋が転倒。代わってトップに立ったのは#124小田剛だ。ヒーローズ常連の小田は、後続を引き離しにかかると、6周目には12秒もの大量リードを築く。だが、マディの魔の手はここにも潜んでいた。連続ジャンプでバランスを崩した小田は痛恨のエンスト。足場の悪い所で、450のエンジンをかけるのは至難の業。小田がキックしている間に、#338田村俊明トップに浮上。目まぐるしいレース展開の中で、最後に強かった田村が勝利を収めた。

ヒート2、出走23台が揃うミドルクラスのホールショットは#383鈴木憲が奪う。それに続くは梅久。ヒート1で22位に甘んじた梅久は、雪辱を晴らすべくヒート2を快走する。2周目、トップを走行していた鈴木が連続ジャンプで痛恨の転倒を喫す。これにより梅久が首位に立つが、追い上げてきた田村が背後に迫る。レースは終盤、追撃をかわしてリードを広げる事に成功した梅久が、5秒のリードを保ってチェッカーを受けた。ヒーローインタビューでは、走りながら考えていたのでしょうか?新車を買ってもらった奥様に「新車を買ってくれてアリガトーーー」って雄叫びを上げていらっしゃいました!内助の功あってのヒーローズなのでしょうか?今回はマディーだったからなのか、多くの助け合いが目立ち、その感謝の気持ちを聞きました。みんなで楽しみ参加できる大会が良いですよね。ヒート2で2位に入った田村は、終始安定した走りで総合優勝を勝ち取る結果となった。

ライツ エキスパート&スーパーエキスパート
ヒート1、混走となったこのクラスでホールショットを決めたのは#391新開谷寛。そして#294大内健八がこれに続き、早くもスーパーエキスパート同士のトップ争いが展開する。コーナーごとにラインをクロスさせる大内は、2つ目の上りで新開谷をパスするとオープニングラップをリードした。その後方では、#389カズと#397坂井毅志によるバトルがはじまる。このエキスパートクラスのトップ争いは、3周目にカズのミスを突いて坂井が前に出ると、そのまま逃げ切り。一方、スーパーエキスパートは他を寄せ付けない走りで20秒ものリードを築いた大内の圧勝となった。

ヒート2、ホールショットは新開谷が決めた。しかし、大内が新開谷のミスを見逃さずにスタート3番手からトップに躍り出た。大内の走りは他を圧倒するものがあり、2周目からは連続ジャンプもただ一人クリアしていく。2番手の新開谷も付いていけないほど抜き出ており、スーパーエキスパートの走りに観衆の視線は釘付けだった。その後方、3番手争いが事実上エキスパートクラスのトップ争い。坂井vsカズの激しいバトルとなった。2周目にカズが前に出て3番手に浮上すると、さらにスーパーエキスパートを追いかける。順位を落とした坂井だが、このポジションでバーチャルウィナー。サインボードで本人も気づいたか、安定走行に切り替えたようだ。無理にカズを追うような真似はせず、ポジションキープに徹する。一方、トップ独走の大内は圧倒的なスピードを緩める気配は無い。2位以下に14秒のリードを築くと、さすがにファイナルラップだけはペースダウンして余裕でチェッカー。スーパーエキスパートを1/1で、大内が総合優勝を飾った。


ミニモト レディス&ビギナー
ビギナー3台、レディス7台の混走でレースはスタート。ヒート1のホールショットを決めたのは#237徳永直美だ。快調にレースをリードする徳永の後方、2番手以下は数珠繋ぎ。魔の上りではスタックするライダー続出で、レースはオープニングラップから迷を極める。スタックせず2周目に突入できたのはトップ徳永と2番手#351ビギナーの坂下昌行、そして#399KLX250の木村敏利だけだ。2周目までは独走でトップをキープした徳永だったが、3周目ついに1つ目の上りに捕まる。周回遅れにつられて転倒した徳永は、スタックから抜け出すのに手間取る。だがしかし、2番手だった坂下はこの上りを難なくクリアしトップに浮上。全10台中、ノンストップで走行を続ける唯一の存在となる。4周目、坂下に最大の試練が訪れる。鬼門となったスタックポイントには5台のマシンが行く手を塞ぐ。もはや坂下と言えども無事通過する事は不可能と思われたが、当の本人は臆することなくアタック!転倒車を縫うようにスルスルと上がりきると、「スゲー!」という歓声が上がった。坂下はこの後、3位以下を周回遅れにすると独走優勝。レディスクラスは、サバイバルレースで唯一坂下にラップされなかった#167竹内順子が制した。

ヒート2、再びホールショットから鮮やかなスタートを切ったのは徳永。その後方2番手には竹内、3番手には#242海老根とレディスライダーが続く。2周目には海老根が2番手に浮上。さらにトップを追走する。5秒あった徳永のリードは海老根のチャージでテールトゥノーズになる。3周目、勝負に出た海老根だったが連続ジャンプ手前のバンクで痛恨の転倒を喫し、順位を下げた。これにより楽になった徳永は、ヒート1の雪上を晴らす。30秒もの大量リードを築いて独走でチェッカーを受けた。総合優勝を決めて「マディきら〜い!」と絶叫していた。ビギナークラスは終始、村垣がトップをキープして優勝。総合Vは1/2で坂下のものとなる。



ミニモト ノービス
ヒート1、#369大牧満彦がホールショットから飛び出す。2番手には#274石塚勝利が付けるレース展開。3番手には#310岡野光吉が、トップ目指して追い上げる。2周目に石塚をパスした岡野は、3周目にトップの大牧に仕掛ける。1コーナーで並びかけるとラインを変えてインに飛び込み、ついにトップに浮上した。後続では#156ジェフワードvs#73竹之内幹雄vs#239三石勲の5位争いが白熱する。中盤に3台のテールトゥウノーズは続いたが、三石が転倒して決着。レースは結局、岡野が18秒ものリードを保って独走でチェッカーを受けた。

ヒート2、石塚のホールショットでレースはスタート。大牧が2番手に付け、3番手には#160古野和典。その背後にヒート1の勝者の岡野が続く。長い一列の数珠つなぎと化したレース展開だが、それだけ実力が拮抗しているのが分かる。レースは2周目、3番手争いをしていた岡野が転倒。総合優勝を狙えるポジションにいただけに、悔いが残る。これで上位3台による熾烈な三つ巴のバトルが始まる。3周目には、2番手を走行していた大牧が転倒を喫し、コース復帰に手間取る。ここで勝負に出た古野。一気にスパートすると石塚をかわしてトップに浮上。レース後半に強かった古野は、逃げ切りでヒート2を制した。総合も4/1で、優勝を手にする結果となる。

ミニモト ミドル
ヒート1、#36バディ山田アントゥネスがホールショットを決めた。2番手には、2コーナーで2台をかわしてジャンプアップした#58田中満男(60歳)が、いぶし銀の走りを見せる。しかし2周目には#261清水加陽子が2番手浮上。さらに#297小田耕雲が3番手に浮上し、トップを追う。この日の小田は激しいチャージを見せ、逃げる清水もペースアップ。これにより、逃げるバディ山田アントゥネスに追いついて三つ巴の戦いへと発展した。バディ山田アントゥネスはトップを死守してファイナルラップへ。2番手には、スイッチの入った小田が肉迫する。コーナーごとにラインを変えるがパスできない小田は、最終コーナーで並びかけると、2台のマシンはチェッカー目指してドラッグレース。気持ちで勝った小田が、鼻差で追い抜いてうれしい劇的勝利を手にした。アントゥネスは2位の小田の存在をまったく感じることなく一心不乱にチェッカーを目指したのでしょう。まさかまさかの大逆転は、チェッカーを受けるまでは絶対にアクセルを緩めちゃいけないということを、みんなに身をもって教えてくれたのでしょう。

ヒート2、ホールショットは田中が決める。2番手に付けたのは#69石橋賢二。3番手に#251石塚諒と続く。ヒート1の覇者である小田は完全に出遅れ、9番手からの巻き返しを図る。山本は序盤4番手から追い上げ、先行する2台のCRFを捕らえる。KX85を駆る山本が4スト勢に競り勝ち、4周目にトップに浮上すると逃げ切った。田中も再逆転を狙ったが届かず2位に終わる。混迷を極めた総合優勝の行方は、ヒート2の最後の最後に追い上げていた小田が、1/4で波乱のレースを制する結果となった。



ミニモト エキスパート&スーパーエキスパート
「この日一番の見もの」と呼び声も高いこのレース。ヒート1は、#325内田誠のホールショットで幕を開けた。2番手には、ライツエキスパートで勝利を収めている#294大内健八が付ける。3番手争いは、#354山口浩治と#280ボギえもんがバトルを展開。これに#153佐藤真樹が続く。2周目、大内が内田を見事なパッシングで捕らえ、ついにトップが入れ替わる。追いすがる内田に対して大内はハイペースで周回を重ねる。逃げの体勢に持ち込むと、毎周2〜3秒ずつ引き離す。最終的には15秒ものリードを築いて独走。これでライツクラスに続いてのダブルウィンを獲得した。2位は安定した走りの内田が入る。熾烈を極めた3位争いは、ボギえもんが最後まで抑えきって、エキスパート優勝を手にした結果となった。

ヒート2、ホールショットは#66山下真行!2番手に#281中根タケルが付ける!オープニングラップは中根が獲り、気になる大内は3番手から上位をうかがう。2周目、ブロックパスで中根をかわすと、華麗な走りで早くもトップに出た大内。もはやスーパーエキスパートの誰も大内を止めることはできない。後方では、#374刺青男vs#329ボンバーのエキスパートクラスのトップ争いがはじまる。刺青男は逃げの体制。一方のボンバーは後続のボギえもんの追撃を受けてペースが上がらない。だが、終盤はそのボギえもんも力尽きたか?追い上げは叶わず1/3でクラス2位となる。刺青男は2/1をキープして、見事にクラス優勝。そしてスーパーエキスパートは大内が完勝。角の違いを見せ付ける結果となった。

  次回は12月2日の最終戦!皆様の活躍を期待しています。コースも広いので多くのライダーが来てもまったく問題ないです。是非お友達を誘って起こし下さい。



Copyright (C) 2006 Unlimited Corporation. All Rights Reserved.