【85エキスパート】
ヒート1
スタートから出たのは、#7山口寛太、そして#107小林康志郎、その後ろから#61笹島義隆、#68ひで、#40キョウと続き、フープスで#55佐藤飛馬と#3千葉陸がバランスを崩して転倒。
今回は何とか引き離して勝利をもぎ取りたい山口だが、康志郎は離れずにしっかりとついて考来る。そして5周目に入って康志郎は山口を捕えて前に出る。
前回はちょっと影が薄かった康志郎だが、今回は存在感バッチリ!!前に出るとなかなか止められない康志郎がレースを引っ張る。そして、怪我あけの#68ひでが少しづつ後半ペースを取り戻し山口を捕え始めた。一方4位争いの義隆とキョウのバトルもその差は徐々に縮まってきて面白くなってきた。
残り2周の10周目、義隆のインをさして前に出たキョウは、4番手に浮上。
トップ康志郎の勢いは衰えることなくそのまま突っ走り、山口とひでの2番手争いは、ひでが後ろからイン・アウトとラインを変えてどんどん仕掛けていくのだが来るが・・・山口は、それに動じず封じ込め2位をキープ。
ラスト1周に入ってもひでは攻撃の手を緩めない。1コーナーをアウトから仕掛けるが・・・予選の転倒が脳裏によみがえってきたのか?安全に1歩下がって次のチャンスを狙う。
康志郎がそのまま逃げ切り1位でフィニッシュ。そして、ひでの猛追を抑えて山口が2位でチェッカー。ヒート2はどんな展開、どんな走りが見れるのか、ワクワクしますね。
ヒート2
スタートから康志郎が、ヒート1の勢いそのままトップに躍り出て、山口、ひで、義隆、飛馬、キョウ、陸と続き、ヒート1で転倒してしまった#3千葉陸もマイナスイメージを払拭するかのように頑張って走っている。
2周目に入ってトップ3 康志郎、山口、ひでのスピードは別格で、3番手の義隆がどこまでくらいついていけるのか?もしくは追い上がっていけるのか?が見どころでしょうか?
3番手のひでは、どこで勝負をかけられるのか?抜けるラインはどこなのか?確認するかのようにラインをいろいろと変えながら周回を重ねる。
そして、4周目の最終コーナーで予選からチャレンジし続けたインに入って山口に並び、1コーナーはインをキープし、そのままストレートで前に出て2コーナーで2位に浮上し、トップ康志郎を追いかける。
トップの康志郎に追いついた ひでは、見つけ出したベストラインで勝負を挑む。
最終コーナーはヌカルんではいるが轍が無く、硬くなっていないインに入り、そのまま1コーナーもインで入るが、わずかに速い康志郎はアウトからしっかりと押さえ込んでトップを死守。
熱い火花がパチパチと見えそうな白熱したバトルが展開。
続く6周目もひでは最終コーナーから1コーナーで仕掛けるが前には出してもらえない。
そして迎えた7周目。一旦引いたかのように最終コーナーから1コーナーは勝負をかけないでピタリと追いかけて勝負はしないと見せかけて油断したそのスキをついたのか??2コーナーでインをついて一気にを抜き去ってトップに躍り出た。これが、ひでの走りながら考えた策略なのか?走る前からそんな駆け引きを考えていたのか。?とてもクレバーな攻略に感動いたしました。本当のところを、聞いてみたいものです。
ひでは、トップに立つと、どんどんと康志郎を引き離し、康志郎もまた山口との差を少しずつ離れていった。
ラスト2周に入って2位康志郎、3位山口の差は6秒程でほぼ等間隔。4位の義隆は単独。5位争いの飛馬とキョウのバトルはなんとか飛馬が抑えてフィニッシュを迎えた。
【65 エキスパート&ミドル】
ヒート1
さすがに速い!65ccの上位陣は、すごい速さを持っている。#17稲垣李久がトップで戻ってきて#71ゆうまが追いかける。ゆうまがどこまで李久を追い込んでいけるのか?見ごたえがありそう・・・ミドルクラスは、#29北田隼也、#8ヨウキ、そしてその次にエキスパートの#37田端純名が追いかける。
しかし今日の李久は乗れている!ゆうまも3秒ほど後ろから必死に追い上げるが、なかなかその差は詰まってこない。
ミドルクラスのトップバトル 北田とヨウキに3番手#80原村天が加わって、3台のバトルになり、さらにさらに追い上げてきた、#12小林大治朗が加わっていく。

5周目に入ってトップの李久とゆうまとの差は、5秒程に広がり3番手タクミが10秒程後ろから追いかける。二人の後半の追い上げに期待したい。
ミドルクラストップは依然として北田で、原村がコーナーごとに仕掛けていき予断を許さない。そして三番手のヨウキはリズムが良いのだが、それ以上に小林が乗れていてその追い上げはすさまじく目を見張るものがある。
エキスパートのトップ李久は、ゆうまを寄せつけずどんどんと前に行き不安定な要素は何もない。
7周目に入ってミドルの原村は、北田を抜いてクラストップに立ち、北田と小林の2位争いが熱くなる。続く8周目で勢いに乗る小林は、最終コーナーで北田をパスして2位に浮上。
レースも大詰めの最終ラップ。エキスパートのトップは、速すぎる李久でゆうまが2番手。
そして、後半戦の追い上げすさまじい#12小林大治朗が怒涛の追い上げで2位まで追い上がってさらにトップ原村にも詰め寄って、最終コーナーでも攻めの姿勢を崩さずに原村のインをさし込んでナント!トップでコントロールラインに飛び込んできた。ヒート2でも原村と小林・ヨウキ・北田の走りに大注目です。
ヒート2
オープニングラップはゆうまが取って、李久、タクミと続き、ミドルクラスのトップはヒート1と同じ北田で、2番手にヨウキ、そして原村天と続く。
2周目に入ってフープスで李久はトップにたちゆうまが追いかける。そして三番手は、タクミ。一方、ミドルクラスに変動はなく北田、ヨウキ、原村、小林のダンゴ状態で、それぞれの出方を伺っているかのようだ?
3周目に入って一気に小林が勝負に出て次々に抜き去ってナント!トップで戻ってきた。ヒート1よりも鋭く、リズムが良くなっている。この劇的なスピードの変化は・・・目覚めたのかな??
李久とゆうまは3秒ほどの差でゆうまもまだ追いつめられない差ではないのだが・・・じわじわとその差を開いていっている。
5周目に入って、小林はエキスパートのタクミに迫る勢いでどんどんとペースを上げ、2位北田に7秒の差をつけて、原村、ヨウキが追いかける。次の周には原村が北田にグンと近づき、7周目には2位に浮上。

小林は終盤戦もアクセルを緩めることなく前に前に進み、タクミに迫っていく。2位の原村の後ろにはヨウキが上がって、上位3台は小林、原村、ヨウキのオーダー。
エキスパートのトップ李久は十分な練習を積んで臨んでいるような自信が満ち溢れた走りに見受けられる。その自信に威圧されるかのようにゆうまがなかなかそのオーラの中に入っていけないような・・・感じも受けました。さらにミドルクラスの小林にも同じようなオーラを感じずにはいられません。ヒート2に入ってさらにスピードもリズムも上がって2位の原村との差をどんどん広げ波に乗ります。
終盤戦の8周目以降は上位陣の大きな動きもなく、トップ李久の独壇場となり、ゆうまが2番。そして、ミドルクラスも小林の見事な先行逃げ切りで勝利を収めて、ピンピンの総合優勝をGETした。この二人の次回以降活躍にも期待したい!
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