【ライツ エキスパート】
ヒート1
決勝最初のレースは、ライツエキスパートで7台の出走。
オープニングラップを飾ったのはコーヘー、HAZU、小池の順で、J1、黄色い田中さん、マミーゴ、関根と続く。いずれもエキスパートらしく泥の飛び方が半端じゃない(-_-;)
オープニングから馬力屋コーヘーがどんどん逃げる。小池が2周目でHAZUにつかまり3番手に下がる。HAZUは6秒程離されるがまだ必死にくらいつきそのチャンスを伺う。小池はHAZUから7秒落ちで追いかけ、小池の 後ろにはJ1がついてはいるがなかなか上がってこない?(前夜、飲みすぎ??)
関根が最後尾から追い上がって来ていてペース的にはHAZU、コーヘーに並べるぐらいの勢い!ジワジワと楽しむかのように競り上がってきている
1位と2位の差はコーナー1個分の間隔で8秒ほど。そして2位と3位も10秒前後。4番手のJ1は泥が目に入ったのか?ゴーグルを外してしまったので、追い上げは難しい状況になり、上がってきた関根が、4周目にJ1をパスして小池に迫る。
トップ争いは、コーヘーの勢いが止まりHAZUとのアドバンテージは一定に保たれ小康状態。
ラインを外すと、まだヌカルミが残っているせいか中盤以降エキスパートでも転倒が目立ち、さらに湿気と暑さで体力の消耗も激しいようだ。トップ4はポジションキープのレース展開。
L-1を迎えて2番手HAZUは少し差を詰めてきたが、そのままチェッカーとなりコーヘー、HAZU、小池、関根の着順。コンディションがよくなるヒート2の展開が面白そうだ。
ヒート2
綺麗にスタートが決まって匠の技か?経験と集中力か?HAZUがスタートから飛び出して、2番手コーヘー、そして3番手には、ヒート1ではミスが目立ったマミーゴがつけ、J1、小池、黄色い田中さんと続き、最後尾からは、またし ても、関根が追い上げる展開
2周目に入って1コーナーでヒート1の覇者コーヘーが転倒を喫し、今回は、HAZU、マミーゴ、J1のトップ争いとなった。
3周目に入ってマミーゴはフープスで仕掛けてHAZUの前に出て序盤から攻めのライティングでヒート1のリベンジを達成し、逃げの体制に持っていく。
トップ3台の間隔は5秒程ずつでまだまだ予断を許さない。さらに4番手の小池、そして関根が3位のJ1に襲いかかる
6周目に入って関根は、小池・J1を抜き去り3番手に浮上しHAZUを追いかける。
8周目に入ってレースも大詰め。マミーゴはHAZUに7秒程の差をつけ、3番手関根は、最後尾から徐々に追い上げHAZUのテールが、見えるところまで追い上げてきた。
マミーゴは少しのリードをしっかりと守りラスト1周に突入していく、そして、追い上げすさまじい関根は7・8コーナーのS字でインを狙ってHAZUを攻めたてる。2周ほどこのチャレンジを布石としたのか?ラスト2周のフープスでアウトにラインをとってHAZUに並んで一気に前に出た。素晴らしい!

マミーゴはそのまま逃げ切り関根は、1歩届かず2位でチェッカー。3番手には安定した走りでHAZUが入って、2の3で総合優勝をGETした。マディの為かヒートで結果が大きく変わり5の1で総合2位にはマミーゴはが入った。刺激的で素晴らしいレース展開、ありがとうございます。
【ライツ ジュニア】
ヒート1
野崎が出て、2番手山田レイナード、3番手に MINOPAN、トヨシマさん、140、高橋とオープニングラップの着順。
序盤から上位陣は、3秒から4秒程の間隔でダントツで逃げるライダーもなく白熱したトップ争いを演出し、誰がトップに立つか予断を許さない!レース展開になっています。ワンミスで、順位がガラッと変わってしまう。大接戦。
野崎とレイナードのバトルに MINOPANが絡んでいけるかどうか? 前に出してしまうと強い野崎は、安定した走りで周回を重ねる。
まだ路面がぬれるフープスは、パッシングを仕掛けるにもチャレンジ出来ず慎重なライティング。次の最終コーナーは、アウトにたまったヌカルミが危険な領域。4周目の最終コーナーで餌食になってしまったのは、山田レイナード・・・。残念。2番手にはそのまま
MINOPANが上がって3番手にトヨシマさん、4番手に140、5番手に高橋。
トップと5秒程離れて
MINOPANが2番手をキープするも7周目の3コーナーで転倒を喫し、またまた2番手が入れ替わりトヨシマさんが2位に上がって3番手には140がつけてくる。

次々と2番手が入れ替わりトップ野崎との差が少しずつ開いて、野崎には十分すぎるアドバンテージが知らないうちに出来ていた。
2番手トヨシマさん、3番手140との間隔もそれぞれ10秒ほど開きバックマーカーを挟んでいるので、追い上げるには難しい。野崎は、スタートtoフィニッシュでヒート1を制し、調子の良い時の走りでチェッカーを受けた。しかしこのクラスは実力が拮抗しているため、ヒート2では路面状態も良くなり見応えのあるレースが期待できますよ!
ヒート2
やっぱり野崎はスタート決めてくる!すごい集中力! 2番手はヒート1で良いとこで失敗してしまったMINOPANがつけていてリベンジに燃えている。トップ争いが面白そう!!
3番手・4番手にもヒート1で競り合ったトヨシマさんと140がつけて、ここも熱いバトルが展開されそう。
野崎とMINOPANのバトルの後ろでは第2グループが10秒ほど後ろで3位争いのガチんこ勝負!トヨシマさん、140、山、山田レイナード、高橋と5台が連なりワンミスで脱落パターン。
4周目に入って4コーナーでトヨシマさんのインをさしてスネークコーナーで140が3番手に浮上。そして4番手争いのトヨシマさん、山、高橋の3台の三つ巴バトルは、最終コーナーでトヨシマさんと山のバトルに高橋が割って入って一つ順位を上げる。
トップ2台より15秒ほど離れて3番手争い。中盤戦は140がトヨシマさん・高橋を抑えてラインを譲らない。6周目に入ってMINOPANは140と同じ4コーナーで野崎のインをさしてトップに躍り出る。申し合わせたかのように、WITCH
CRAFTの華麗なる攻撃ですね!
レースも終盤戦に突入しトップMINOPANのスピードは衰えず野崎よりも勢いは良いようだ!そして3番手の1 40も安定走行に入り4番手争いに火がついた!7周目の7コーナーS字で高橋はトヨシマさんのインをついて4番手に浮上。高橋はそのまま逃げ切りたいところだが・・・次の8周目の1コーナーでなんとエンスト!?残念。
ラストラップもMINOPANがレースを支配しそのまま逃げ切ってゴール。2番手に野崎。3位には140が逃げ切った。総合優勝は、1の2で野崎がGET。3の3で140が2位を、2の4でトヨシマさんが3位で、このヒートを飾ったMINOPANは9の1で総合4位に収まった。次回に期待しています。
【ライツ ミドル】
ヒート1
まだ、やわらかい土が残っていてラインを外すと、はまってしまう状況で、ミドルクラスの戦士たちは、どんな戦いをするのでしょうか?
スタートで出たのはtak、素晴らしいスタートダッシュ。takさんはいつも GoPro
撮影で協力してもらっていてテントーシーンもそのままアップさせてもらったことも数知れず・・・しかし今日は様子が違う!!
前に誰もいない1コーナーの風景をずっと最後まで見続けることが出来るかどうか?
2番手には5秒程離れてサーキットのオカミ、3秒程離れて森、木村、荒畑、マッキーと続く。しかし、まだスリッピーな路面にはまってしまう。ライダーも多く1周目から転倒者が発生して波乱含みのスタートとなった。
3番手争いは、森がスネークコーナーで転倒を喫し、木村と荒畑のバトルとなる。しかし、木村が、7コーナーで転倒し荒畑が3番手に上がって木村はリスタート早く4番手で荒畑を追いかける。
トップ takはサーキットのオカミを10秒程引き離し、緊張しながらも確実に周回を重ねていく。3番手の荒畑も、ヒート1はこのまま順位を守りきりたいためか、少し硬くなっているように見受ける。その緊張のせいか4周目の最終コーナーで、荒畑は転倒喫するもすぐにリカバリーし順位を落とさずレースに復帰し事なきを得る。
3周目からすでに、トップ争いにバックマーカーが絡みはじめ、追い抜くタイミングやポイントも重要になってきた。
トップtakは、2番手サーキットのオカミに12秒ほどの差をつけ安定飛行。マディによる転倒で発生したバックマーカーをぬいくぐりながらの終盤戦は何か波乱が起きそうな・・・
3番手は荒畑が単独。そして木村の後ろにはたいたんマンが迫って来ていてその後ろにはマッキーが追いあがってきた!4位争いということは、本人たちは分かっていないだろうが、なかなかの接近戦。後半の体力はマッキーに歩があるだろうが・・・どうなるでしょうか?
ラスト2周の8周目、マッキーが転倒を喫し後退。木村とたいたんマンとの一騎打ちに変わった。

バックマーカーを挟みながらラスト1周に入り、tak単独トップをスタートtoフィニッシュで守り切りヒート1を制した。お見事!2位もサーキットのオカミがスタートから守りきってチェッカーを受ける。荒畑は途中危ないところもあったが3位を守ってヒート2に望みをかける。
ヒート2
ヒート1のラップチャートをご覧の通り、泥の餌食になってしまった方々が多かったこのクラス。コースコンディションもGOODとは言い難いがラインは乾き始めてホコリも立つぐらい・・・どんなレース展開になっていくのか?楽しみです。
ヒート1の覇者takが守りきれるか?それともサーキットのオカミあるいは荒畑が前に行くのか?
いよいよスタート!緊張感漂う中、スタートで出たのは、”tak!”師匠#88廣瀬の教えを忠実に守って1コーナーに最初に突っ込んできた!
そしてサーキットのオカミがヒート1の勢いそのまま2位につけて、荒畑も良い出足。4番手に木村、たいたんマン、森、工藤、マッキー、湯本、オヤカタ、よっちん、谷口と続き、ヒート1とは違い熱いデッドヒートが始まった。
2周目に入った1コーナーで5番手たいたんマンがまさかの転倒!いつもヒート2では良い走りをみせてくれているのに・・・残念。体調悪いのかな?
トップtakが少し離して、サーキットのオカミに荒畑が序盤からガッツンと仕掛けているものの・・・、なかなかラインに割り込めない。そしてこの2台の後ろに4位争いで木村、森、マッキーの三つ巴のバトルが勃発。
中盤戦に入って、全体的にスピードが上がっているせいかtakが大きく引き離すことは無理そうだ!5秒ほど離れてサーキットのオカミがついて3番手荒畑が少し遅れはじめたような・・・感じを受ける。そして4番手の木村が荒畑の後ろに近付いてきた
トップ3の間隔が終盤に入って少し離れはじめ4秒ほどに広がり、takの勝利が少しずつ確実なものになってきた。そして、3番手争いに木村、マッキー、森の追撃が激しくなってきてラスト1周に突入しそうだ!!
takはまたしてもスタートtoフィニッシュでレースを制して完全ピンピンの総合優勝を手にしたおめでとう!そして荒畑は、ラストラップでサーキットのオカミを捉えて前に出て、2番手でフィニッシュし3の2で総合2位をGET。サーキットのオカミは残念ながら2の3で総合3位で涙をのんだ。ヒート1に続いて4位のポジションをキープしきった木村も4の4で揃えて4位に入って入賞。我慢のレースでしたね。
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