■今回も多くの支援物資をご提供いただき本当にありがとうございます。
|
 |
多くの物資ありがとうございます |
キャラバン満載でした。 |
ご提供頂いた支援物資は、今回も前回同様 陸前高田市の給食センター平さまに引き渡して参りました。
この持ち込んだ物資を見て、役場の平さんいわく、「県から提供される野菜の支援物資よりも多いよ!」
今回の支援物資のお野菜、深谷ネギ(100kg)、人参(10箱)、レタス(16箱)、ナス(6箱)、トマト(3箱)、ジャガイモ、レトルト食品、缶詰類、ガムテープ、その他いろいろ
■陸前高田市の給食センターで荷物をおろしてこんなものを頂きました。
帰りの道中食べて下さいと・・・ |
 |
この被災食をごらん頂いてどう思われますか?
皆さんが、来る日も来る日もこの食材をずっと食べ続けるとしたら・・・
毎日毎日同じものを食べないといけない現状がそこにあるのでしょうが・・・なんとも身に抓まされる思いです。
食べられるだけ良いんじゃないの??と思われる方も、自分が毎日このパンと缶コーヒーばかり与えられたら・・・どうでしょうか?当然賞味期限が長く日持ちのするものが多いようです。この種のパンは味も単調で種類も限られているし、おかずパンなどはたぶんないのだろうと、、、簡単に想像が出来ます。
そしてこの状況がいつまで続くのか?先の見えない不安とたたかいながら・・・。
■3月11日から2カ月が経ちました。
陸前高田の広大な被災地は砂利道が舗装され、ガレキが集められ巨大な山になり、ガレキの中に車や重機の通路が増えて、機動隊・警察や自衛隊の人数が増え、復興作業は確実に実施され 前に進み始めている様子を伺う事が出来ました。
しかしその様は、ものすごいスピードで何かが始まるという感じではなく、まだまだ問題が山積していて始めたくても始められないような感じも同時に受けました。
仮設住宅の建設で被災地に赴いている2名の知り合いにも現地で会う事が出来て、その現状も目の当たりにする事が出来ました。
パの付くSさんは、陸前高田のオートキャンプ場に毎日往復4時間かけて60棟建設中。建設資材の調達もままならない状況で頑張っておりました。そしてダンディなSさんが石巻で仮設住宅の建設。廃校になった高校に避難してきた小学生と中学生が入り、学校の空いている敷地に仮設住宅を100棟建設されていました。
報道によると現在6000戸の仮設住宅が建設され、8月中旬までに6万戸を建てる予定になっているとか・・・みんないろんな問題と立ち向かい頑張っていらっしゃいました。体調を崩さず、怪我なくがんばってもらいたいですね。
■陸前高田の給食センター 平さんはようやく最近になってボランティアさんの好意で散髪をされたそうで、すっきりた穏やかな表情に変わられており、とても安心しました。
自衛隊が運んでくる支援物資は1日に3回ほど。お米と水は届いても野菜は来たり来なかったり。この給食センターは避難所の分もそうですが、自宅で避難生活をされている方々にも分配されているそうなので、かなりの需要があると考えられます。我々が提供したその物資は、それを十分に満たす量ではないのですが、とても喜んで感謝されました。
|