Report by Sakumax
Photo by Kashy
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■ROUND 8

開催日 :9月28日(日)
会 場 :モトクロスヴィレッジ
天 候 :曇り 晴れ
コンディション:ドライ
■リザルト
■50ccクラス
 ●ビギナー
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
  ●スーパーエキスパート

■65ccクラス
  ●ビギナー
  ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート

■85ccクラス
 ●ビギナー
  ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート

■ポイントランキング
50クラス
65クラス
85クラス

男子総合
女子総合

年齢別
地区別
メーカー別

チーム ランキング

■MYフォトグラフ

受付・パドック・ブリーフィング

練習走行・予選

ヒート1: 50 スーパーエキスパート・エキスパート
ヒート1: 50 ミドル
ヒート1: 50 ノービス・ビギナー
ヒート1: 65 エキスパート・ミドル
ヒート1: 65 ノービス・ビギナー
ヒート1: 85 エキスパート
ヒート1: 85 ミドル・ノービス・ビギナー

ヒート2: 50 スーパーEX・エキスパート・ミドル
ヒート2: 50 ノービス
ヒート2: 50 ビギナー
ヒート2: 65 エキスパート・ミドル
ヒート2: 65 ノービス・ビギナー
ヒート2: 85 エキスパート
ヒート2: 85 ミドル・ノービス・ビギナー

表彰式その他

今回もとても見ごたえのあるレースをありがとうございます。毎回毎回みなさんが成長していく過程を見ていると、とても胸が熱くなってきます。そして、表彰式の時に少しパラパラときてしまいましたが、最後の最後までしっかりと多くのライダー、父兄の方々に残っていただき本当に感謝いたします。

今回はスペシャルゲストとして、イバオとナギオが50のレースに飛び入り参加してくれたのですが、、、真横についたライダーはいったいどんな心境だったのでしょうか? イバオもナギオもとても子供が好きなのですが、変なところを引っ張ったり嫌がることをするともう来なくなっちゃうかもしれないから、いたずらはしないでください。お願いします。

DVDは10月10日前後に発送いたしますのでもう少しお待ちください。

50スーパーエキスパート・エキスパート

ヒート1、ホールショットを決めたのは#46エキスパートの斎藤匠。その背後には#69スーパーエキスパートのJOが続く。2台はオープニングラップから激しくやり合っている。そして#79木村一夏、#44YU-SUKEと続く。一方、スタートで出遅れた#29Ayuは6番手から追い上げを開始。レースは序盤から大混戦となる。2周目の1コーナーでAyuが#101井上拓海をパスし、5番手に浮上。そしてトップ争いはスーパーエキスパートのJOがオーバーテイク。3周目に入りJOは徐々にリードを広げ、逃げはじめる。その後ろでは斎藤、木村、YU-SUKEにAyuが迫る2番手争い。4周目に入り、バトルは激しさを増していく。YU-SUKEをパスしたAyuは立て続けに木村も抜いて3番手に浮上。その勢いは留まるところを知らず、2番手の斎藤に接近!レースは6周目に入り、トップのJOは10秒リードを築き、独走態勢に。一方、Ayuは木村をS字コーナーで捕えて、アグレッシヴな走りで2番手に浮上した。そしてレースは8周目、なんと1コーナーの立ち上がりでJOがストップしているではないか!激しい走りにマシンが耐えきれずに、チェーンが外れてしまったようだ。これにより、難なくAyuがスーパーエキスパートのトップに浮上。レースは結局、運をも味方につけたAyuがヒート1を制す結果となる。そして2位には、8番手からポジションアップした#47たいしが入りエキスパート優勝。Ayuの背後をマークしての激しい追い上げは見事でした。レース後「あと2周あったら追いついた」と語り、スーパーエキスパートに負けない自信を見せていた。そしてリタイヤとなったJOの悔し涙が印象的でした。

     ヒート2、ホールショットはまたしても#46斎藤だ。2本そろえてスタートを決めてきた。が、2番手には#29Ayuが付ける。ヒート1とは違って早めに仕掛ける作戦か?あっさりと斎藤をオーバーテイクするとAyuがトップに浮上した。一方スタート5番手の#69、スーパーエキスパートJOは激しい追い上げを見せ、#54佐藤翔馬をパスして4番手に。そして2周目には#46斎藤と#73富岡寿弥の2台を抜いて2番手に浮上した。レースは3周目に入り、トップのAyuは3秒リードを広げ、そして2番手にJOが付ける。3番手争いは斎藤vs富岡のエキスパートによるバトルが熱くなる。その背後からは#44YU-SUKEも激しい追い上げを見せ、三つ巴のバトルに発展!そしてレースは6周目、一瞬のすきをついて富岡が斎藤をパス。しかし、直後にスピンしてポジションを落とすことに。これで楽になったのはYU-SUKEだ。一気に斎藤をパスして3番手に浮上。エキスパートのトップに立つ。レースは結局、終盤までアクセルを緩めることなく逃げ切ったAyuが、8秒もの大量リードを築いてチェッカー。1/1のパーフェクトウィンを決めた。そして2位にはヒート1の雪辱を果たしたJOが入る。エキスパートはYU-SUKEがクラス優勝を決め、3/1で総合も獲る。

50ミドル

  ヒート1、スターティングゲートのトラブルにより、急遽レースが繰り上がったミドルクラス。ホールショットを決めたのは#95木村亮夏。そして#7藤江潤名、#133Rena、#45村上丈と続いていく。2周目に入り、木村は早くもリードを広げはじめる。一方、2番手にはRenaが浮上。そして3番手には、8番手から追い上げた#31藤田千波が浮上した。勢いに乗る藤田はつづく3周目にRenaを捕えて、2番手に。一方、トップの木村は’00PW50で必死に逃げている。しかし、4周目に藤田がロックオン!フープスで一気に並びかけると最終コーナーでオーバーテイクしトップを奪う。抜かれた木村はフープスで転倒を喫す。これにより、藤田は10秒リードで独走状態に。一方、注目はRenaと村上の2番手争いだ。6周目には#61相田大輝も加わり、三つ巴のバトルとなる。3台はサイドbyサイドでラップを重ね、一進一退のままレースは終盤にさしかかる。そして8周目、勝負に出た相田が村上をパス。さらにRenaの背後にも迫るのだが・・・。レースは結局、16秒もの大量リードを築いた藤田が独走でチェッカー。2位にはRenaが逃げ切る。3位に終わった相田だが、フィニッシュ後にくやし涙を見せていたようだ。

  ヒート2、ホールショットは#94只川和栄が決める。KTMの凄まじいパワーでレースをリード。2番手に#3稲垣楽久が付け、その背後に#133Renaが迫る。が、即座に#57加藤大樹がオーバーテイク。3番手に浮上して、さらにRenaに仕掛ける。レースは2周目に入り、只川vs加藤のトップ争いの背後で#31藤田が3番手に浮上。ヒート1勝者の意地を見せるか。スタート7番手から激しく追い上げる藤田のスピードは圧倒的で、加藤をオーバーテークすると、最終コーナーで只川にも並びかける。そしてテールtoノーズで3周目に突入するが、なんと1コーナーでその藤田が転倒してしまう!これにより只川がトップをキープし、2番手には加藤、そして3番手にRenaというオーダーでレースは進む。「開けていけー」というお父さんの声援を受けて、フルスロットルで逃げる只川。しかし、背後には加藤とRenaが接近。5周目、1コーナーでRenaが加藤をパスして2番手に。これでKTMのワンツー体制にCRFが割って入ると、さらに6周目には只川をパスしてトップに浮上した。一方、10番手までダウンした藤田だったが、4番手にポジション回復。さらに上位を狙って追い上げる。そしてファイナルラップ、加藤をパスした藤田に「あと一人だよー」という声援が飛ぶ。それが聞こえたのか、Renaに急接近する藤田。そして2台が運命のフープスへ突入。外からスピードに乗せた藤田は最終コーナーで豪快にパスしてトップでチェッカー!見事な逆転劇で1/1のパーフェクトウィンを決めた。

50ノービス

  ヒート1、ホールショットを決めたのは#88SYOTANだ。その背後には#17稲垣李久が付けていたが、#86中島漱也が即座にパス。国際A級ライダー中島鉄也の息子がついに頭角を現す。レースは2周目に入り、#1仁が稲垣をパスして3番手に浮上。しかし、トップの2台は12秒先を行っていた。そしてレースは4周目、#118小林栞大が仁をオーバーテイク。3番手に浮上する。が、前の2台は遙か先を行っていた・・・。トップ争いは序盤からSYOTAN vs中島漱也のバトルが続く。どこでオーバーテイクするか、慎重に見極めているのか?中島はステップから足が外れるほどアグレッシヴに攻め続ける。だが、SYOTANも譲らない。激しいバトルは8周目、ついに3コーナーでズバっとインを刺した中島。「心臓バクバクですよ」という父の目の前でトップに浮上!そしてレースはファイナルラップへ突入。諦めずに食い下がるSYOTANだったが、最終コーナーもわずかに届かず。中島漱也が逃げ切ってうれしい初優勝を飾る。父のDNA を受け継いでいることを証明した結果となった。


ヒート2、ホールショットはまたしても#88SYOTANが決める。2番手には#118小林、3番手に#17稲垣がつけ、#86中島漱也は4番手からレースを進める。「大丈夫、大丈夫」という父鉄也の声援を受け、3番手に浮上する漱也。ここから三つ巴のバトルが繰り広げられる。レースは3周目、フープスで小林がトップに浮上し、SYOTAN、中島と3台が等間隔で連なる。そしてレースは7周目に突入。S字コーナーで差を詰めた中島は、続くバンクコーナーでインを刺してSYOTANをパスし2番手に浮上。そして8周目にはトップの小林とサイドbyサイドとなる。ここで中島は、得意のバンクコーナーでインを刺し、ついにトップに浮上。そのままファイナルラップを逃げ切ると、うれしい1/1のパーフェクトウィンを決めた。レース後のインタビューでは、父に教えてもらったパッシングポイントだったことを明かしていた。

50ビギナー

  ヒート1、ホールショットは#37Ayakaが決めた。しかし背後から#70村野晟弥が激しい追い上げを見せる。国際A級ライダー村野秀弥のジュニアは今日がデビュー。しかし初レースとは思えない走りでインを刺し、いきなりトップに浮上した! 2周目に入り、村野は2番手以下に8秒もの差を付けて逃げはじめる。後方ではAyakaと#28シアルが激しいバトルを見せている。シアルは3周目にAyakaをオーバーテイク。2番手に浮上するとハイペースで村野を追う。そして後方では#42龍が転倒を喫し、4番手からポジションダウンしていた。レースは4周目に入り、トップ村野と2番手シアルの差は18秒。しかし、シアルは着実に詰めているようだ。2秒も速いペースで周回し追い上げるシアルだったが、さすがに村野の大量リードを巻き返すことはできなかった。レースは結局、ファイナルラップも落ち着いた走りで逃げ切った村野。うれしい初レース初優勝を決める。これには父も満足げな表情を見せていた。

ヒート2、ホールショットはまたしても#37Ayakaが決めた。その背後には#28シアル、#16万木大夢とつづき#70村野晟弥は4番手。だが、即座に万木をパスすると、村野はシアルに襲いかかる。レースは2周目に入り、村野はS字コーナーで並びかけるとシアルをオーバーテイク!そして3周目の3コーナーでAyakaをアウトから豪快にパスすると、ついにトップに浮上。初優勝を遂げたことで自信をつけたのか、ますます速くなったように見える村野。ハイペースでレースをリードすると後続を引き離しにかかる。一方、2番手争いは熾烈なバトルが続く。4周目、一旦は前に出たシアルだったが、6周目にAyakaが再び抜き返す。2台はファイナルラップまでガチンコバトルを続けていた。そしてレースはファイナルラップに突入。村野はスロットルを緩めることなく22秒のリードを築き、ぶっちぎりでチェッカーを受ける。デビューレースで1/1のパーフェクトウィンは、もしかして父を超えたかな?! 2位には最後まで抑えきったAyakaが入る結果となった。そして万木は最年少エントリーということで今日のヒーローに決定!

65エキスパート&ミドル

  ヒート1、ホールショットを決めたのは#84YU-DAIだ。そして2番手には、大健闘の#111ミドルの大石一斗、3番手は#2澤村俊太郎がつける。2周目に入るとYU-DAIのリードは6秒に拡大。後方では大石vs澤村の2番手争いが激しくなる。その背後には#11岡田悠成も接近。エキスパートとミドルが入り乱れてのバトルとなる。そしてレースは3周目、ついに澤村が2番手に浮上。岡田も3番手に上がり、大石は力尽きたかポジションを落としていくことに。一方、トップのYU-DAIは快調に飛ばす。が、なんとコントロールラインで突然コースアウトした!あ  とで聞いたら「ギヤが抜けた」と言ってました。しかしトップのままレースに復帰すると、5周目にはリードを6秒に広げて2番手以下を引き離す。一方、2番手争いは後ろが気になるのか澤村のペースが上がらない。背後からは岡田がテールtoノーズで迫る。が、しかし8周目にその岡田が1コーナーで転倒!これにより岡田は楽になり、エキスパートの順位は確定となる。レースは結局、YU-DAIが見事なホールtoウィンを決めエキスパート優勝。そしてミドルは10周目まで大石がリードしたのだが、S字で転倒。代わってトップに立った#72山口寛太がクラス優勝した。

ヒート2、ホールショットを決めたのは、やはり#84YU-DAI。鮮やかなスタートを見せた。それに食らいついていくのは#2澤村だ。エキスパートの2台がレースをリードする。レースは2周目に入り、後方で#72山口vs#11岡田の3番手争いが激しくなる。一方、トップのYU-DAIは5秒リードをキープしている。3番手には山口をパスした岡田が浮上。前を行く澤村に接近するが、なんと6周目のS字コーナーで転倒を喫す!これにより山口が3番手にポジションを回復。レースは結局、序盤のリードをキープしてレースをコントロールしたYU-DAI。両ヒートでホールtoウィンを決めた結果となる。これ以上ないパーフェクトレースで、65クラスは敵なしということを証明した。ミドルは山口がエキスパートに迫る走りでクラス優勝を遂げ、1/1で総合も獲る結果となった。

65ノービス・ビギナー】

  ヒート1、ホールショットはアウトから#65KENTAが決めた。そして2番手には#158半田こはくがつける。3番手には#12あやちゃん、そして#76アイリが5番手につけている。トップを快調に飛ばしていたKENTAだったが、1周目いきなり転倒を喫してポジションダウン。これによりレースは大混戦となる。代わってトップに立ったのは半田こはく。あやちゃん、アイリも背後に迫り、三つ巴の戦いがはじまる。レースは3周目に入り、#31平塚大晴と#7藤田空良もトップグループに加わり、総勢5台が数珠つなぎに。静かな首位争いが続く。レースは後半の6周目に入っても、まだ決着はつかない。周遅れが出だして誰にでもチャンスがある緊迫した状況が続く。そしてレースは7周目に突入。ここで4番手にいた平塚がS字で転倒!前が空いた藤田は追い上げを開始する。9周目にアイリを捕らえた藤田は、ファイナルラップでスパート開始。1コーナーであやちゃんをパスすると、立て続けにトップ半田にも仕掛ける。そしてフープスで並びかけるとアウトから強引にパスして、なんと藤田がトップでチェッカー!まさかこれをはじめから狙っていたとしたら、末恐ろしい。とにかく見事な大逆転劇でした。そしてビギナーは#39鈴木拓海がクラス優勝を決めた。

ヒート2、ホールショットはまたしても#65KENTAが決めた。2番手には#12あやちゃん、そして3番手には#76アイリが続く。レースは2周目に入り、トップのKENTAは後ろを振り返りリードを確認。余裕の表れか?徐々に差を広げていく。その後方ではアイリvs半田vs藤田の3番手争いが白熱する。4周目に半田をパスした藤田は、つづく5周目にアイリもパスし、3番手に。そして6周目、S字コーナーであやちゃんもパスした藤田。気がつけば2番手まで浮上していた。もしかしてヒート1同様に大逆転するのか?と誰もが思ってしまったが、KENTAは15秒もの大量リードを築いていた。そしてレースはファイナルラップへ。藤田は8秒差まで接近したものの、追い上げもここまで。レースは結局KENTAが逃げ切り、ヒート1の雪辱を晴らした結果となる。そして総合優勝は1/2で藤田が獲ることに。ビギナーはヒート2も#39鈴木がクラス優勝した。

85エキスパート

  ヒート1、ホールショットを決めたのは#3大竹翼、に見えたのだが#55三浦誠也が前に出る。しかし、直後に#3大竹がオーバーテイクしてトップに浮上。オープニングから激しいバトルが続く。3番手には#2リッキー、そして4番手に#26Mini Byrneがつける。レースは2周目に入り、ハイレベルな戦いが続く。ここで4番手には#35小林堅志郎が浮上した。そして4周目、トップの大竹は2番手の三浦に4秒リードして逃げている。後方では3番手争いがヒートアップ。リッキーvs小林vs斎藤の三つ巴のバトルは11周目まで続いたが、ここで小林がリッキーをオーバーテイク。しかし、リッキーも抜き返してこのままファイナルラップに突入する。が、その隙をついて斎藤が2台まとめてパッシング!抜いたら抜き返す壮絶なファイナルラップは、なんとS字コーナーでリッキーが転倒してしまいポジションダウン!これにより3位争いを制したのは小林となった。そしてレースは8秒リードのまま大竹がチェッカーを受けた。2位には三浦、そして3位には小林が入る結果となる。小林はレース後「無理やりいった」とコメント。そして4位に終わった斎藤は「前に出ていたら、いけた」と語っていた。

ヒート2、ホールショットは#17KAZUKIが決めた。ヒート1ではコースアウトしてしまい7位に沈んだが、ヒート2は勢いを取り戻したようだ。そして2番手には#55三浦が付けていたのだが、即座に#35小林が前に出る。そして抜かれた三浦は焦ったのか、フープス手前で転倒を喫してしまう。これにより3番手に浮上したのは#2リッキーだった。しかし、3周目にそのリッキーも転倒!一気にポジションを落としてしまう。これにより、3番手には#3大竹が浮上。その背後には#57斎藤が迫る。レースは4周目に突入し、トップは依然としてKAZUKIがキープ。6秒差で小林が2番手に、大竹が3番手につけていた。が、ここで小林が痛恨のミス!一瞬の隙を見逃さなかった大竹が2番手に浮上する。レースは6周目、トップKAZUKIに対してスピードでは負けていない大竹が徐々に間隔を詰める。そして3番手争いは、小林vs斎藤のクリーンファイトが続く。だがしかし、8周目に小林はS字で転倒してしまう。う〜ん、無念。これでトップ3は確定的となる。が、しかし、ファイナルラップで前に接近した大竹。2番手のポジションキープでもバーチャルチャンピオンなのだが、狙いはあくまで優勝なのか!?トップのKAZUKIにフープスで並びかける。しかし、落ち着いて最終コーナーを抑えきったKAZUKIがトップのままチェッカー。ヒート1の雪辱を晴らした結果となった。そして2位の大竹が1/2で総合優勝を決めた。レース後のコメントでは「スタート失敗しちゃって」と敗戦の弁を述べていた。

85ミドル&ノービス&ビギナー

  ヒート1、ホールショットは#95澤村玲菜が決めた。2番手には#71渡邉誉がつける。#51小川由資、#1湯浅我意とつづき、5番手の#76澤辺弘之介がノービスのトップ。軽快な走りで逃げる澤村は、毎周1秒ずつリードを広げていく。一方、2番手争いは周回遅れを挟んで渡邉vs小川vs湯浅の三つ巴のバトルが続く。そしてレースは10周目、澤辺の背後に付けていた#13平塚勁平が満を持してオーバーテイクに成功する。レースは結局、8秒のリードを有効に使って、ファイナルラップをクルージングした澤村が逃げ切り。「ヒート2も優勝目指してがんばります」と熱く語った。ノービスは平塚がクラス優勝。

 

ヒート2、ホールショットは#21ノービスの岡田麗美が決めた。2番手に#95澤村、そして#51小川、#1湯浅、#71渡邉と続く。後方では#76澤辺と#110石井那奈そして#101岡野元春がマルチクラッシュするという波乱の展開に。そしてトップ争いは澤村が岡田をパスして入れ替わる。すると、小川と湯浅も立て続けにオーバーテイク。ミドルの実力を見せつける。レースは3周目、トップの澤村に小川と湯浅が接近。三つ巴のバトルに発展。これに渡邉も加わる。背後では岡田vs平塚vs#105八木輝生の5番手争いがヒートアップ。そして4周目、ついに平塚をパスした八木は、さらに岡田も抜き去り一気に5番手に浮上。ノービスクラスのトップに躍り出た。レースは6周目に入り、小川をパスした湯浅が2番手に!さらにトップを追走する。しかし、トップ澤村は後ろを振り返る余裕も見せて首位を守る。ファイナルラップ、2台はテールtoノーズになり、フープスで並ばれたのだが最後まで落ちついた走りで澤村が逃げ切り。見事に1/1のパーフェクトウィンを達成した。レース後には「後ろから来ていて緊張した」と正直なコメントを残した。ノービスは八木がヒート2を制す。だが、総合は1/2で平塚が優勝。そしてビギナーは#29浅野秀矢がクラス優勝、という結果に終わった。


 



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