Report by Sakumax | |||||||||||||||||||||
前日と前々日に雷雨の可能性が・・・・なんて予報もうまく外れて、当日は曇りベースのムシムシと暑い日になってしまいました。暑さとの戦いと湿度との戦いが重なって10分プラス1周は結構大変だったかと思います。そして子供ばかりでなくお父さんお母さんも走りまわって頂いてありがとうございました。皆さんの小さな協力が大会進行・大会運営に大きな原動力となっております。本当にありがとうございました。そして、ブリーフィングも表彰式も多くの方々が集まって頂けるので我々もやりがいがございますし、多くの期待をしていただいていることも感じます。今後もいろんなチャレンジをして参りますのでご指導ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。 【50スーパーエキスパート】
暑さのために全クラスで7分+1周のレースに短縮されたヒート2。ホールショットを決めたのは#41ライダー2号、そして2番手には#114小堺がつける。スタートはあえて抑えめなのか#29Ayuは3番手から追い上げる。しかし、ヒート1とは異なり早めに仕掛けるAyuは、オープニングラップから小堺をパスして2番手に浮上。2周目にはライダー2号の背後に付ける。S字の連続コーナーでは8才の女の子とは思えない鮮やかなクロスラインから並びかけるが、ここはライダー2号もこらえている。だが、間髪いれずにフープスで勝負に出ると、オーバーテイク!続く1コーナーもインラインをキープし、トップを確実なものにした。路面は散水の影響が残りスリッピーで攻めにくいはずだが、Ayuのペースは後半につれどんどん上がっていくように見える。レースは結局、毎周3秒以上も差を広げていったAyuがヒート1同様に独走。1/1のパーフェクトウインを飾った。表彰台で「好きなライダーは益春菜さん」と答えたが、その益春菜は同日、北海道で優勝。もしかして、数年後ライバルになっているかも?!そう思わせるほどの見事な勝ちっぷりでした。 【50エキスパート】 ヒート2、ホールショットは#74りょーが決めた。2番手には#40キョウがつけていたのだが、転倒してポジションを落とす。代わって#194小堺が2番手に浮上するが、すぐに#68ひでがオーバーテイクする。一方、ヒート1の勝者#90外山はスタートに失敗したか、13番手から苦しい追い上げを開始することとなる。目まぐるしく順位を入れ替える2番手以下を尻目に、トップのりょーは独走状態に入る。レースは中盤、2番手ひでの背後には、スタート6番手だったはずの#22中山翔がジャンプアップして迫る!マシンの差は腕でカバーなのか?まさか’95PW50の中山が、’07TT-R50Eのひでと同じレースで好バトルを繰り広げようとは、誰が想像しただろうか。二人の2番手争いが激化する中、トップのりょーは20秒もの大量リードを築くとそのままチェッカー。2/1で総合優勝を決める。だが、表彰台では「80点くらい。ライン取りが不満」とさらに上の走りを目指しているようだ。そして注目の2位争いは、ファイナルラップの最終コーナーまで中山が迫ったのだが、僅かに届かず。ひでが逃げ切って2位をGETした。総合では1/7の外山が2位となる。そして健闘した中山は「今日のヒーロー」に決定! 【50ミドル&ノービス】
ヒート2、ホールショットを決めたのは#51小林。LEMを駆ってヒート2もアグレッシヴに攻める。若干エンジンから異音?が出ているようにも聞こえるが、高出力な2ストロークマシンは徐々にリードを広げていく。2番手には#79木村がつけ、そして3番手に#133Renaが続く。この2台はレース序盤からバトルが続く。後方では#21須田が5番手につけノービスのトップを快走した。レースは結局、小林が見事なホールtoウイン、そしてピンピンの総合優勝を決めた。「次はエキスパートです」と表彰台で自ら昇格宣言!?した。そしてノービスは、最後までトップと同一周回で走りきった須田がヒート2を制し初優勝。そして3/1で総合優勝も手にする。 【50ビギナー】
ヒート2、ホールショットは#20藤田が決めた。#16平林、#95木村が続く。ヒート1の上位3名と同じ顔ぶれが、そのままトップ争いを演じる展開に。ここで注目なのが、今大会最年少の4才でレースにエントリーした#34アスナ。決勝では何度も何度も転倒しながら、それでも諦めずにゴールを目指す姿には感動すら覚えました。「今日のヒーロー」二人目に決定です!そしてレースは終盤、単独3番手を走行していた木村が転倒しポジションを落とすと、代わって#17稲垣李久が3位に浮上した。レースは結局、20秒以上の大量リードでぶっちぎった藤田が、ビギナーらしからぬ速さでパーフェクトウイン。65ノービスに参戦する兄を差し置いて、ピンピンの総合優勝を決めてみせた。 【65エキスパート&ミドル】
ヒート2、ホールショットを決めたのは#28根岸。2番手に#29高山がつけ、#11岡田が続く。ヒート1でダメージを負ったライダー1号はDNSとなった。レースは2周目に入り、後方のミドルクラスが熱いバトルを見せる。#41そんなの関係ねぇ修也に、#89ゆうやと#37ミニッツ君ドリフト2号が背後から襲い掛かる。しかし、S字コーナーのライン取りでマシンが交錯。そんなの関係ねぇ修也が転倒したところにゆうやが突っ込む形で2台は転倒してしまう!三つ巴の戦いはこれで決着がついてしまうことに。う〜ん、もったいない。そしてレースは終盤に入り、根岸vs高山のエキスパートによるトップ争いが白熱する。ファイナルラップで2台はサイドbyサイドのバトルを展開。フープスで勝負を仕掛けた高山だったが、根岸は辛くも逃げ切ってトップでチェッカー!「ギヤをしっかり変えて、落とすところは落とす」と自らの走りには課題があるようだが、見事にヒート1の雪辱を晴らした結果となった。そして2位でチェッカーを受けた高山が1/2で総合優勝を手にした。ミドルクラスはミニッツ君が1/1。「今まで最高は2位」ということで、うれしい初優勝を手にした。そろそろエキスパート昇格ですかね?! 【65ノービス】
ヒート2、ホールショットは#100穂苅が決めた。#183小川、#158半田こはくが続く。2周目に入ると上位3台のバトルに#65KENTAと#5藤田も加わり、5台によるトップ争いが展開される。そして3周目、フープスで仕掛けたKENTAが一気にトップに浮上する。後方では4番手につけていた半田がフープス入り口で転倒している!もったいない。そして5周目には小川も転倒を喫してポジションダウン。トップ争いは上位3台に絞られた。レースは終盤の5周目に入り、トップKENTAは4秒リード。だが、後ろから藤田が動き出す。ラインをクロスさせて穂苅をオーバーテイクすると、トップKENTAに迫る!そして、テールtoノーズのままファイナルラップに突入する。S字コーナーで接近した藤田は、続く左バンクでマシンをインに滑り込ませる!KENTAは、まさか藤田が来るとは思っていなかったか?鮮やかなパッシングでトップを奪い取ると、チェッカーまで逃げ切って見せた藤田。50ビギナークラスに優勝した妹に負けじと2/1の総合優勝を決める。表彰台では「次の目標はミドルで優勝」と目標を語った。 【85エキスパート】
ヒート2、ホールショットは#82佐藤が決めた。スタートから前に出てしまうともう、誰も手がつけられない。ヒート2は佐藤の独壇場となってしまうのか?ぐんぐんリードを広げていく。一方、注目が集まるのは2番手争いだ。ヒート1では徐々に追い下がってしまった#103Show-maだが、ヒート2では粘り強い走りを見せて2番手をキープ。背後からは#35小林と#3大竹も迫り、三つ巴のバトルが展開される。が、レースは結局オープニングラップのポジションから順位変動することなく、トップ佐藤のままファイナルラップへ。オープニングラップから独走状態に持ち込んだ佐藤は、20秒もの大量リードを築いてヒート2を圧勝。そして1/1のパーフェクトウインを達成する。表彰台で「今の目標はキッズSXで優勝。その後は全日本。ライダーは福留選手が好きです」と語った。そして2位にはShow-maが抑えきり、3/2で総合2位をGETした。 【85ミドル&ノービス】 ヒート2、ホールショットを決めたのは#17KAZUKIだ。しかし、1コーナーの立ち上がり加速で#2リッキーがトップを奪う。3番手には#55三浦、そして4番手に平塚が続く。レースは2周目に入り、上位3台によるトップ争いが激しくなる。一方、平塚の背後には#12ミニッツ君ドリフト1が接近し、4番手争いも過熱する。そしてレースは3周目、ここでなんとリードを広げていたリッキーが痛恨のミス!この隙を突いてS字コーナーで三浦がオーバーテイクし、一気にトップに浮上する!勢いに乗る三浦はリードを広げ、ここから逃げの態勢に。リッキーも再びペースを取り戻すが、順位が入れ替わることはなかった。レースは結局、ヒート2を制した三浦が2/1で総合優勝。リッキーは1/2で同ポイントだが、ヒート2優先のため総合2位となる。そしてノービスクラスは#105八木がヒート2もトップでフィニッシュ。初の総合優勝。「頑張ってミドルに昇格します!」と力強く宣言した。 皆さんの成績はいかがでしたか?これからの季節は暑さとの戦いもあります。暑くて気分が悪いのに頑張りすぎないように注意してください。普段から水分を多く取って体の中の水分量を多くしながら、週末の練習やレースにのぞんでください。熱中症は知識と意識があれば必ず防げるものなのです。 DVDは現在製作中ですのでもうしばらくお待ちください。来週木曜か金曜日にお手元に届くようにしたいと思います。 |
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