Report by Sakumax | |||||||||||||||||||||
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当日は晴れているのですが、うす曇りになることがしばし。上空は、風が強いのか?あっという間に「黒い冬の雪雲」のようなものを運んでくる。「もしかしたら雪が降るのかな?」そんなことを思わせるとても冷たく寒い一日でした。しかし、元気なキッズライダーたちは、お父さんやお母さん、友達と仲間の応援やコースの下見と縦横無尽にコースサイドを駆け巡って元気一杯!!じっと見ていると時間を忘れる風景でした。 コースは部分的に凍りついていて、受付時間にはまだまだカッチン・カッチン。スケートリンク状態。これが練習走行から予選へと進むにつれて、冷凍チョコレートから溶けたヌメヌメのチョコレート状態に変身!!下は堅いのですがやっぱり底が見えないところに突っ込むのは、ビギナーが多いこの大会では躊躇するライダーも多かったように思います。実際にはまったライダーもいたのかな、、、 今回のアトラクションはリレーではなくて、スタート練習を目的とした「ワンラップキング」。いわゆる1周だけのナンバーワンを決めるレース。予選・ラストチャンスを繰り返し、決勝は3台から5台のバトル。「1周だけなら任せとけ!」「スタートは任せとけ!」そんなライダーの自信を向上させるのとスタート練習がみんなで出来ればいいのかな?と思ってやってみました。 そして、「今日のヒーロー」は、50ccノービスクラスで遅いながらも頑張って走り切った#85小平千波くんをスタッフ全員で選出しトロフィーと副賞を差し上げてその努力を称えました。次回もヒーローを作りますので、みんなも一生懸命走ってください。 50cc エキスパート&ミドル
ヒート2、#51小林は好スタートを切ったものの、転倒により順位を落としてしまう。代わってトップに立ったのは#2菊地。そして#3益子も2番手に付ける序盤の展開。スタートでやや出遅れた#173平塚も3周目には2番手に浮上し、ここからエキスパート同士の三つ巴のバトルが始まる。「おちついてけ〜」と声援が飛ぶ中、菊池は13秒リードで逃げの体勢に。一方、4周目に益子をパスした平塚が2番手に上がって、さらにトップを狙うが残り周回はあと2周。もう無理か?と思われた矢先に、なんと菊池のマシンにトラブル発生。エンジンが吹けない!みるみるペースは落ちていく。そしてファイナルラップへ突入。平塚は猛然と追い上げ、遂に菊池を捕らえてトップに浮上!劇的な逆転でチェッカーを受け、1/1で総合優勝を飾った。2位には、なんとかマシンをフィニッシュさせた菊池が入る。ミドルは#163ROMIが2/1でクラス総合優勝。表彰台では「ヒート1はあんまり調子が出なかった」と語った。 50cc ノービス
ヒート2、スタートは#45村上が決めたが直後の1コーナーで#180田崎が前に出てホールショット。しかし、次の2コーナーで転倒してしまい、最後尾に落ちてしまう。これでトップは#7藤江に代わった。2番手に村上、3番手にユウキが続く。ユウキは2周目、ペースの落ち始めた村上をパスして2番手に浮上すると、トップ藤江を追走。3周目にはテールtoノーズとなり、トップ争いはこの2台に絞られたかと思ったところで、後方から田崎が怒涛の追い上げを見せていた。4周目にはユウキを捕らえて田崎が2番手に浮上する。しかし2コーナーでバランスを崩す田崎を今度はユウキがパスすると、そのままトップの藤江もパスしてトップに浮上。だが、藤江も抜き返してトップを死守。田崎も再び2番手に浮上して、ついにファイナルラップへ突入。1コーナーで早くも並びかける田崎。狙い澄ましていたかのようなクロスラインを使い、オーバーテイクに成功!田崎はロングフープスでのスピードを活かして後続を振り切り、1/1の総合優勝を決めた。 65cc エキスパート&ミドル
ヒート2、ホールショットは#84YU-DAIが決めた。2番手には#11岡田が付けていたが、すぐに#50岩淵明志人が前に出る。序盤から激しい2位争いを見せる上位3台。4周目にはその岡田が再び抜き返して2番手に再浮上。スタートで出遅れていた#29高山も上位グループに追いつき、ここから4台のバトルに発展する。トップのYU-DAIに岡田が背後からプレッシャーをかけるが、なかなか前に出ることはできない。一方、高山は6周目にジャンプで岩淵を豪快にパスして3番手に浮上。こうなると岡田も2位キープの態勢になるしかなかった。これで楽になったYU-DAIは、ファイナルラップも危なげない走りで5秒リードを守りきった。レースは結局、エキスパートの意地を見せて逃げ切ったYU-DAIが総合優勝。「ギヤチェンジおそい」と本人は課題もあるようだが、結果は立派なもの。2位の岡田はミドルクラスで1/1総合優勝に満足な様子だった。 65cc ノービス
ヒート2、ホールショットは#100穂苅が決めた。2番手には#166ムークンが付けていたが、すぐに#19斉藤がパス。2台のトップ争いとなる。2周目には#43フウちゃんが3番手に浮上。しかし、2コーナーのマディに捕まり転倒。大きく順位を落としてしまう。熾烈なトップ争いはサイドバイサイドで、逃げる穂苅を斉藤が追い詰める。緊迫した攻防は最終ラップまで続き、満を持して勝負に出た斉藤だったが惜しくも転倒!これにより穂苅が逃げ切る結果となる。だが、総合は1/2で斉藤が優勝。「1回だけ来た事がある」というコースで初優勝?は立派な成績です。 85cc エキスパート&ミドル&ノービス
ヒート2、ホールショットを決めたのは#298田崎だったが、他車と接触してバランスを崩す間に#57斉藤がトップを奪う。2番手に#151清水が付け、3番手から田崎が追い上げる。2周目、田崎が2番手に浮上して斉藤とのトップ争いを開始。3番手清水の後方では、#35小林と#71渡邊誉、さらに#13平塚勁兵と#1湯浅我意が熾烈なバトルを展開する。4周目、田崎はミスしたのか?3番手に後退。その後、6周目には2番手にポジションを回復するも、すでにトップの斉藤は15秒も先行してしまって、通常では逆転は不可能。このまま斉藤が逃げ切って総合優勝か、と思いきや、なんとファイナルラップで斉藤がまさかのスリップダウン。これにより田崎が難なくトップを奪い、ピンピンのパーフェクトウィンを達成。表彰台で「ラッキーでした」と自身が言うとおり、運も味方に付けた結果だ。ミドルクラスは#55三浦がヒート2を制す。しかし総合では3/2の#13平塚がクラス優勝を手にした。ノービスは、終始トップを守り続けた#58斉藤航也がクラス優勝を決めた。
ワンラップキング
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