Report by Sakumax
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川  DEV
■ROUND9-(第9戦)
開催日 :11月11日(日)
会 場 :オフロードヴィレッジ(Aコース)
天 候 :曇り時々雨
コンディション:へビィなマディ
■リザルト
■フィフティ(50cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■シックスティファイブ(65cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■エイティファイブ(85cc)
  ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート

■ポイントランキング
50クラス
65クラス
85クラス

男子総合
女子総合

年齢別
地区別
メーカー別

チーム ランキング

■MYフォトグラフ
パドック・ブリーフィング
練習走行
予選
ヒート1
ヒート2
表彰式


 大変おつかれさまでした。そして、有難うございました。

 低気圧がしっかりと停滞しさらに寒い!この秋、一番寒く感じた雨でしたが皆さんはどうでしたか?思い起こせば開幕戦も同じように雨でした。でも状況はまったく違います。R-1は降り続いていましたが、今回は終日、傘は必要の無い気にならないぐらいの雨が時折降る感じ。

 私の妄想では、ヒート1でのマディーは「まっ、しょうがない。」でもヒート2では太陽がガンガン照り付けて熱くなる予定だったのですが・・・。大はずれーーーっれ? この雨の影響でスタートから遅れに遅れて、結局、周回数の短縮、おまけに時間の短縮・・・ご迷惑をおかけしました。そして、ご協力有難うございました。

 ところで、みなさん無事帰宅できましたか?特に50cc65ccでフル回転でお子さんのサポートに入られて、走り続けられたパパ・ママ、体調はいかがですか。多分、バンテリンやシップ片手に家事にお仕事に頑張っていらっしゃると思います。本当にご協力有難うございました。

 皆さんの協力無しではゴールを切れるライダーは少なかったと思いますし、充実感も無かったと思います。ライダーの補助についてはいろんなご意見があると思います。でもこの状況の中での補助は必要なことでしたし、スタッフだけでは不公平が出来てしまいます。それに、マディでもうまく走れる子(マディが得意な子)はいるわけで、補助をしていてもこの状況での実力は補助をしたからといって変えられるものではないと思います。 とはいえ、マディを練習する方はそんなに多くないでしょうし、うまく成るにはかなりの前向きな気持ちと時間が必要です。

 楽しむモトクロスを実行するために規則を規則として認識しながら、臨機応変に変えていくことが出来るのは草レースの良いところかもしれません。・・・それにしても、ゴールを切った時のお父さん・お母さんの顔はとても良いものを感じました。

 まだマシンの整備、トランポの清掃、そして片付けと洗濯と事後のやり残しがあると思います。レースの前後でライダー含めて、みんなで協力し合って、それもまるごと全部楽しむように意識をすれば、とてもすばらしいスポーツだと思います。お互いの協力や思いやりがないと出来ないんですよね!!

50エキスパート&ミドル
ヒート1、キッズにとってこれ以上無いくらい厳しい路面状況でレースはスタート。ホールショットを決めたのは#86ゆうや!それに続くのは#32ユウトだ。そして3番手には#51ミドルクラスの小林康志郎が付けていた。が、途中でスタックする波乱のレースのはじまりとなった。エキスパートクラスのトップ争いは、ゆうやvsユウトの一騎打ち。背後に迫るユウトだったが、2周目に痛恨のミスでポジションダウン。代わって#100穂苅邑が2番手に。3周目には、ついにトップゆうやもスタック!だがしかし、すでに大量リードを築いていたゆうやは、順位を落とすことなくトップキープのまま6周を走りきってチェッカー!2位には、終盤に追い上げていたユウトが返り咲いた。一方、ミドルクラスは、スタートで出遅れていた#10水野直子が混戦の中で着実に追い上げると、唯一5周してチェッカーとなった。

 


ヒート2、ホールショットを決めたのは、またも ゆうや。しかし、ラインを外してコースアウトしかかる間に、#32ユウトが前に出てリードを奪う。だが、再びゆうやが仕掛けてトップに浮上。レースはこのまま2台のバトルが続く展開。しかし4周目に、2番手だったユウトがスタックしてしまい、トップとの差が開いてしまう。もはや全車スタックという状況の中でゆうやだけが独走状態に。KTM50SXのパワーを如何なく発揮して、唯一6周してのチェッカー。1/1のパーフェクトウィンを達成した。一方、ミドルクラスはウイリー松浦ファミリーからのエントリーの#10水野のピンピンという結果となった。

50ノービス
今回のレースでは最多の17台が出走したノービスクラスは、小雨の中でヒート1がスタート。ホールショットを決めたのは#43ふうちゃん!だがしかし、実はクラス間違いで、本当はミドルクラスに昇格していたのだった。残念。これによりレースをリードしたのは#81藤沢亮太郎。それ以外のライダーは全車スタックしてしまい、コントロールラインに戻ってこれず。2周目には、その藤沢までもが泥につかまる。しかし、両足を使ってマディをかき分けながら進む藤沢。懸命にマシンを前へと押し進め、転倒しながらもトップをキープし真っ先にチェッカーを受けた。2位にはスタックから抜け出た#65赤川翔一が入る。この2台だけが3周できた、まさにサバイバルレースでした。

ヒート2、ホールショットは藤沢が決めた。2番手に#91力身遥が出たが、2コーナーで#65赤川翔一がパス。そして…、3番手以降のライダーは全車がスタックという状態に陥る。厳しい路面状況に14台が捕まる。泥がまとわり付き、フロントホイールが回転しない。父さん、お母さん、そしてマーシャルの懸命な努力によって救出するものの、10mも進まずにスタック。ライダー自身はどうする事もできないので、泥をかき出すサポートが必要。そんな中、2周目に突入した藤沢。一方、2番手に付けていた赤川もスタックし、他のライダーは1周することもできない状況。だが、いち早くスタックポイントを脱出した藤沢と、それに続いてレースに復帰した赤川だが、止まっているライダーをかわすのに手間取って、2人の差が縮まることはなかった。結局、藤沢がヒート1に続いてのパーフェクトウィンを達成。ウイリー松浦ファミリーはマディに強くなる練習をしてるのかな?

65エキスパート&ミドル
ヒート1、ホールショットを決めたのは#17外山和希。しかし、2コーナーでオーバーテイクしたのは#29高山剛太郎だ!そのままレースをリードする高山。背後に外山が付け、早くも2台によるマッチレースの展開。3周目までテールトゥノーズの状態が続いたが、ここで高山が痛恨のミス。マディに捕まり転倒スタックする。復帰に手間取る間に外山がレースをリードし、2番手には#96リッキーが浮上した。結局、この2台だけが5周して、外山の優勝となった。一方ミドルでは、#199田崎康平が好スタートを決めたもののスタック!次にトップに立った#53川名海渡もスタックしてしまう波乱の中、安定した走りを見せた#103小林清志郎がトップでチェッカーを受けた。

 



ヒート2、ホールショットはエキスパートの外山。2番手にミドルクラスの小林が付ける。しかし、3コーナーで高山が前に出て2番手に浮上すると、そのままトップを追撃。2周目にはトップだった外山が痛恨の転倒スタックを喫し、入れ替わりで高山がレースをリードする。そして2番手にはリッキーが浮上し、3番手がミドルのトップに位置する小林。熾烈なバトルを繰り広げる上位陣だったが、トップの高山は巧みにKX65をコントロールして大量リードを築き始める。ファイナルラップでは誰もが「勝負あった」と思った矢先、なんとその高山が連続ジャンプ手前でスタックしているではないか!上れずにいる間に、リッキーがトップに浮上。見事な逆転劇でレースを制す。2/1の総合も手にした。インタビューでは「最初はダメかと思ったけどみんなが転んでいていけると思った」と語った。一方、ミドルは小林が1/1のパーフェクトウィン達成で終わった。

65ノービス
ヒート1、ホールショットを決めたのは#112ふうか!しかし、#166ムークンが2コーナーで前にでる。だが、本日の鬼門となっていた第3コーナーで、そのムークンがスリップ!マシンが反対方向に向いてしまい、再スタートに手間取る。そして#78辻海里もスタックしてしまう中、ふうかがトップに再浮上した。各セクションを慎重にクリアしてコントロールラインに戻ってきた。2周目にはそのふうかもスタック。これで全車スタックという状況に。その後、時間は7分を経過。他のライダーが1周し終えないうちにふうかが2周を走りきってチェッカーを受けた。

ヒート2、ショートカットコースでの争いとなった65ノービス。ホールショットをGETしたのはムークンだ!2番手にはふうかが付ける。一方、辻はマシントラブルで発進できない。レースはムークンがリードするかに思えたが、コース半ばでスタック。これにつられて2番手ふうかもスタックしてしまい。早くもサバイバルレースに。だが、リカバリーの早いふうかはここでトップに浮上。ムークンは再スタートに手間取り、2番手にポジションダウン。この2台が2周目に突入したころ、辻もようやくスタート。周回遅れだが懸命にトップを追いかけていた。しかし、トップのふうかはその後も順調に周回を重ね、なんと2位以下を2ラップしてチェッカー。1/1の完全勝利を手にした。


85エキスパート&ミドル&ノービス
ヒート1、ホールショットを決めたのは#309島袋和喜。2番手にはミドルクラスの#170渡辺さち子が付ける。しかし、マディに阻まれて転倒。4ストロークのCRFということもあってか再スタートに手間取る。これで2番手に浮上したのは#116ノービスクラスの渡邊誉だ。コース上はいたるところでスタックしたマシンが障害物と化しているが、唯一快調に飛ばす島袋。脅威のスピードは終盤まで衰える事は無く、全員ラップでチェッカーを受け、エキスパートの貫禄を見せた。ミドルは、着実に追い上げた#298田崎恭平がクラス優勝。ノービスでは唯一、5周した#105八木輝生がクラス優勝となった。



ヒート2、ホールショットはやはり島袋が決める。エキスパートの圧倒的なスピードを発揮して、序盤からリードを奪った。一方、2番手争いはミドルのトップ争い。#35小林堅志郎とヒート1勝者の田崎がバトルを始める。4番手にはノービスの#11穂苅翼が付ける展開。トップを行く島袋はどんどんリードを広げ、ファイナルラップには16秒もの大量リードでチェッカー。唯一6周してエキスパートライダーの速さを見せた格好となった。ミドルクラスでは、田崎がスタックして一時ポジションを下げたものの、レース後半に巻き返してミドル唯一5周し、1/1で総合優勝。ノービスでは、スタックが相次ぐ中で#223ミニッツ君ドリフト1号が穂苅を抑えてチェッカー。総合でも3/1で優勝となった。

 

 

次回は、もう最終戦となります。早いです。MX408で今年最後の走り収めです。みなさん頑張って下さい!

 



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