Report by Sakumax
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川

■ROUND-5(第5戦)
開催日 :6月24日(日)
会 場 :NS293
天 候 :曇
コンディション:ミディアム
■リザルト
■フィフティ(50cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■シックスティファイブ(65cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■エイティファイブ(85cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■MYフォトグラフ
受付・ブリーフィング等
練習走行
ヒート1(1) (2)
ヒート2
表彰式/その他
うす曇りのとても過ごしやすいレース日和の中、参加台数は少なかったのですが、来場いただいた方々にとにかくレースを楽しんでもらうようにスタッフ一同がんばりました。残念なのはレースが全部終了してから雨に降られてしまったこと。
せっかく大勢の方にリレーをお申し込みいただいたのに・・・・残念です。
次回こそ絶対やりたいと思いますので、しっかりテルテル坊主で晴れさせてもらいたいと思います。

ちょっとここで、皆さんに耳寄り情報!
我々の主たる活動目的は、レースを主催運営し、”モトクロスを楽しむ「場」”の提供です。レースに参加する皆さんがいて、スタッフがいて初めて成り立つのです。参加するだけでも楽しいのですが、もっともっと楽しむために、運営サイドの規則やその他のいろんな豆知識を一緒に学んでみてはいかがですか?

実はこの週末7月1日(日曜日)に「モトクロスを10倍楽しむ方法 教えます!」 という講習会を、東松山の弊社事務所で開催いたします。
今までレースに参加しながら、あの振ってる旗の意味って何?けが人の救護の仕方って手伝いたいけど、知らないから手伝えない!どんな規則でレースって運営されてるの?なんていうことを思ったり考えたりしたこと無いですか?
そのレースの「い・ろ・は」を楽しく、分かりやすく説明いたします。

講習内容: 運営上の規則 ・基礎的な実技・救護方法や搬送の実技 など

参加料:無料 定員15名。
会場: 埼玉県東松山市石橋2057-15  アンリミテッド事務所内
日時: 2007年7月1日(日) 10時〜17時 (6h)
参加申し込みはお電話で。0493−53−7211 森内までお願いします。 メールでのお申し込みも受けてます。 メールはこちらから!  

前日まではマディでしたが、NS293はレース当日ベストコンディション?!所々にスタックしそうなポイントも残るものの、それを避けるライン取りがレースの鍵を握ると思われます。
天候は曇りで、暑くもなく寒くもないベストな気温でしたね。熱中症の心配はそんなに大きくはないものの湿度が高いとこれまた要注意!でも本当に過ごしやすい一日でした。

コースのレイアウトは、85cc、65ccはフルコースで50ccだけは奥のヘアピンコーナーのみをショートカットのコースレイアウト。

それでは今回も熱い激闘NS293 の幕開けでーす。試合開始! KICK OFF!!

【フィフティ(50cc)クラス】

エキスパート
ヒート1 : ホールショットはKTM50SXを駆る#33伊藤優樹。このクラスは2st対4stという異なるエンジンの対決が面白い。もちろん、子供たちにそんなの関係有りませんが!
徐々にリードを広げるかに見えた伊藤に対し、#5YU-DAIが食い下がる。「同じ排気量なら2st有利?!」という予想も裏切られるからレースは面白いんです。5周目に#5YU-DAIは追いつき、2台のバトルはファイナルラップへ。バックマーカーの出現で差は詰まったものの、伊藤が逃げ切って優勝。

ヒート2 : またしても伊藤がスタートから飛び出す展開。しかしCRF50の#5YU-DAIもあきらめてはいない。「加速で負けてもブレーキングでは負けないんだ」と言わんばかりに、ファーストラップの最終コーナーでインを刺す!コントロールラインをトップで通過してからは、さらにペースを上げて2番手以下に大差をつけてチェッカー。総合優勝は、同ポイントながらヒート2を制した#5YU-DAIが手にした。

ミドル
このクラスは、予選の結果次第で顔ぶれの変わる出入りの激しいクラス。昇格する者もいれば、ノービスから上がってくるライダーもいる。それだけライダーの成長が著しいということの現れなんじゃないでしょうかね!

ヒート1 : ノービスから上がってきた#52千原大輝がスタートから飛び出す。それを#100稲狩邑が追いかける。この2名は混走のエキスパートに引けをとらないスピードを見せる。エキスパートにラップされることなく同一周回で走り切った千原が、ミドルのトップでゴールした。

ヒート2 : 好スタートを決めたのは#66神戸祥吾。序盤エキスパートのトップ争いに加わる大活躍を見せる。その後、安定した走りで勢いを最後まで保った神戸。ヒート2優勝して3−1のリザルトでミドルの総合優勝にも輝いた。


ノービス
#52千原がミドルに移動したため、出走は3台となる。ちょっとさびしいこのクラスですが、ライダー3名とも今回が初エントリー組。ほとんどレース経験のない中で、果敢にコースに挑み、互いにチェッカーを目指します。
ヒート1 : スターティングゲートを順調にクリアした#173平塚大晴が快調に飛ばす。2周目には早くも10秒リードを築き、独走状態に。#180田崎と#193山中が2コーナーイン側のぬかるみに手こずる中、平塚は全員ラップしての優勝を決めた。


ヒート2 : コースコンディションは完全に回復し、50ccでスタックしそうな箇所もなくなった。だが、ヒート1で勢いに乗った平塚は、またも好スタートから独走。1−1の完全優勝を遂げた。これで自信をつけちゃったかな?!今後も上を目指して、ヒーローズで成長していってほしいですね。



【シックスティファイブ(65cc)クラス】

ミドル
今回は65ccのエントリーが少なく、ミドルとノービスの2クラスに。そのため、前回までエキスパートを走った#29高山がミドルに出走し、#103小林と#199田崎の両名が挑む図式となる。
ヒート1 : ホールショットは高山。以下、小林と田崎が続く。2番手争いの最中、高山は逃げ切りの体制に。レース終盤、L−1ボードが出されるタイミングと高山がコントロールラインを通過するタイミングがギリギリになったため、クルージングすることなくレース時間10分+1周を高山は走りきった。安定したラップを重ね独走したが、レース後「今日は2コーナーのあとのわだちが難しいです」とインタビューに答えていた。

ヒート2 : またもホールショットから高山が逃げる。2周目に田崎、小林と続く。2周目には、1コーナーで小林が田崎のインを刺し2番手に浮上。トップを追う小林だが、終盤に集中力を欠いたのか?7周目のコントロールラインを通過した直後に転倒。小林が前に出て、2番手争いはこれで決着。レースは2ヒートとも高山が制した。


ノービス
ヒート1 : #88西垣魁星がホールショットから独走態勢。レース前半で早くも2番手に30秒のリードを築いてしまう。しかし、クルージングすることなく、周遅れを量産しようとハイペースで走行を続ける。これまで最高は3位だった西垣にとって、うれしい初勝利となった。レース後「次も1位になりたいです」とインタビューに力強く答えた。


ヒート2 : ホールショットは#11岡田悠輝がGETする。しかし#88西垣が1周目から果敢に仕掛ける。コース奥のテーブルトップで並びかけると、そのままトップに浮上。ハイペースが祟ったか、その後に岡田は転倒し、さらに順位を落としてしまう。結局、ファイナルラップまでに後続に対し1分近いマージンを築いた西垣。予告通りのピンピンとなった。



【エイティファイブ(85cc)クラス】

エキスパート
ヒーローズforキッズのトップカテゴリーはこのクラス。予定ではミドルとの混走だったのだが、85ccの台数が増えたため分離して、単独でのレースとなる。
ヒート1 : 下馬評通りに#221飯田義明がホールショットからレースを引っ張る。#4石原#28伊集院が追いかけるが、飯田の圧倒的なスピードに対し、付いて行くことはできない。1コーナーから2コーナーにかけてアウト〜アウト〜アウトで回っていく姿は、国際A級のライディングを見ているよう。他のライダーの良い手本となったんじゃないかな!?レースはそのまま飯田が50秒近いリードを築き独走優勝。インタビューで「まだコーナーで開けられないところもあったので、次はミスなくいきたい」とさらなる向上心を見せていた。

ヒート2 : 飯田はホールショットから圧倒的なスピードを見せる。フィニッシュジャンプでひねりながら1コーナーに進入していくあたりは、AMAのジェームズ・スチュワートを彷彿させるもの。2番手争いは、伊集院がヒート1の雪辱を晴らそうと頑張りを見せる。だが、6周目に石原が先行し2位をキープ。このときすでに、トップ飯田は1分先を行っていた。ピンピンでレースを終えた飯田。「自分のラインだけじゃなくて相手がどう行くか考えて練習してます」とアドバイスを披露した。

ミドル
65エキスパートの#1浜川夢宇輝が、主催者判断の特別昇格で85ミドルクラスに加わる。もちろん親御さんと本人の了承を得てのこのチャレンジに、注目が集まる。マシンの性能差は歴然としているが、スピードでは負けていない浜川の走りは見ものだ。

ヒート1 : ホールショットはなんとその#1浜川がGET。周囲の応援にも力が入る。2番手には#35小林が付けた。その後方で#211横田と#298田崎の2台が追い上げを開始。ロングフープスで2番手に浮上し格の違いを見せた横田は、コース奥のテーブルトップで浜川もパスしてトップに立つ。田崎も2番手に付けると、二人の一騎打ちがはじまる。テールトゥノーズとなった3周目、ヘアピンコーナーで田崎が前に出てレースをリード。逆転を狙う横田はファイナルラップに、3コーナーで並びかける。だが、ギリギリのところでバランスを崩して横田が転倒。田崎はトップのままチェッカーを受けた。大健闘の浜川は2位に食い込んだ。

ヒート2 : 65を駆る浜川が排気量差をものともせずにホールショットを決めた。しかし直後に横田と田崎が前に出て、トップ争いを繰り広げる。ヒート1のリベンジとばかりに、白熱する二人のバトル。3周目の2コーナーでついにラインが交錯。だが、お互いに一歩も引かない。接触転倒する2台の間を縫って、なんと浜川がトップに再浮上。転倒した田崎はすぐにバイクを起こしてレースに復帰するが、横田はダメージがあったのか、なかなか再スタートできないでいた。レースは5周目まで浜川がトップを走行するが、追いついた田崎は連続ジャンプで並びかけて、4コーナーでトップを奪う。転倒をリカバーして、田崎は見事に1−1の完全優勝を果たした。浜川は両ヒート2位で入賞を手にした。


ノービス

ヒート1 : #196一文字慧がホールショットを決める。#140の佐野大司が2番手に続く展開。徐々に差を広げる一文字に対して、後方はダンゴ状態に。スタートで出遅れていた#47茂木が追い上げて、#21岡田に追い付きバトルを繰り広げる。ラインを変えて抜きにかかる茂木と、逃げる岡田。未来のレディースライダー同士の攻防は6周目、4コーナーで2台がからみ痛恨の接触転倒。CR85が不調でお兄ちゃんのCRF150Rに今日初めて乗った茂木は、4stの再始動に少し手間取り、周遅れになってしまう。レースは終始リードし続けた一文字がチェッカーを受け、2位には‘91RM80の佐野が入った。

ヒート2 : 出走直前からぽつぽつ雨が落ち始める中でのスタート。「風を抜け」が大好きな一文字が好スタートを決め、主人公が乗り移ったかのような激走を見せる。後方からは茂木が怒涛の追い上げ。ヒート1での鬱憤を晴らすかのように快走する。だが、2番手に浮上した時点でトップ一文字は15秒先を行く。結局、上位2名の順位は入れ替わることなくチェッカー。3位争いは佐野が征した。

 




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