Report by 森内
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川

■ROUND-2(第2戦)
開催日 :3月24日(土)
会 場 :オフロードヴィレッジ(A)
天 候 :晴れ時々曇
コンディション:ドライ
■リザルト
■フィフティ(50cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■シックスティファイブ(65cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■エイティファイブ(85cc)
 ●ノービス
 ●ミドル
■MYフォトグラフ
受付・ブリーフィング等
練習走行
予選
ヒート1
ヒート2
表彰式/その他
■MYムービー(準備中)
■受付・ブリーフィング等
■予選
■ヒート1
■ヒート2
■表彰式/その他
 今回は天候に恵まれた大会になり皆さんも気持ちよく走れたのではないでしょうか?
結果はともかく、その日を友達とお父さんお母さんと一緒になって楽しんでいただければ幸いです。
全員に賞状を差し上げましたがお部屋に飾っていただければ幸いです。誰かが言っていました「下敷きに使うんだ」って。とても光栄です。ヨリ1番に近づけるように、毎日やる気にさせる下敷き!!になると良いですね。
もちろん、皆さんのお部屋で飾っていただくのも、もちろんうれしいですよ!
【フィフティ(50cc)クラス
 ノービス予選から8名の昇格。ノービスは4台。ミドルクラスは一気に倍増して14台での競い合い。

フィフティ-ノービス<ヒート1>
 #81藤沢がQR50でオープニングラップからトップをキープ。#101井上、#9伊澤、#77久保田と続いて団子状態で2周目に突入。#77春風がスタート前のストレートが得意で速い。2周目で一気に2位まで追い上げさらに3周目でトップの#81藤沢に襲い掛かる。しかし、この辺の落ち着きとライン取りは、7歳と5歳の2年の年齢の差は確かに大きい。
「転ばないように、転ばないように・・・」としっかりコースをキープしつつ自分の走りを淡々とこなしている藤沢に対し、「どうしても抜きたくて、抜きたくてたまらない」春風ですが、空いているラインをどう通っていいのか“自分の辞書には無い!!”。といった感じ。 そしてついに4周目、春風が仕掛けてアウトから抜きにかかるが転倒をして順位を一つ落としてしまう。順位の上がった#9伊澤が2位を最後までキープしお見事チェッカー。トップは落ち着いて走りきった藤沢がGET。ヒート2にもつなげたい。

フィフティ-ノービス<ヒート2>
 ヒート1で転倒を喫して涙を呑んだ5歳の#77春風ちゃんがオープニングを飾る。しかしストレートで#81藤沢が2周目から前に出て少しずつ他を引き離しにかかる。2位に春風、3位に伊澤、4位に井上の順で周回を重ねる。
 総合優勝は転ばないように確実に走ったという、藤沢がピンピンで総合優勝。2位と3位は同ポイントだったのですが、ヒート2が優先されるので春風が総合2位。表彰台でもしっかりとコメントしてくれて、この先の成長がとても気になるライダーです。

フィフティ-ミドル<ヒート1>
 ミドルクラスは、オープニングを#7早川が先行し#11岡田、#100穂苅と続く。序盤のトップ争いは早川・岡田のデッドヒート。2周目には岡田が出て、3周目には早川が返り咲いて・・・ミドルのバトルはとても興味深いです。
 結果は#11岡田、#7早川、#100穂苅のトップ3。



フィフティ-ミドル<ヒート2>
 そして、ヒート2では散水後のスリッピーな路面に変わってヒート1とはぜんぜん違った感じ。この状況の変化がライダーの順位に大きく左右するのか?
 オープニングは#7早川が先行、#23中澤、#11岡田が続く。しかし、2周目に入って中澤・岡田は先頭を行く早川を早くも捉えて前に出る。順位は中澤・岡田・早川。4周目に#100穂苅が中盤から上がってきてヒート1と同じ3位のポジション。岡田は4周目の最終コーナーで中澤のインをついてトップに躍り出てそのまま逃げ切り体制。しかし、中澤は必死にくらいついて最後のチェッカーまであきらめずに走りきった。
 どんな順位でも自分の結果をしっかり受け止めて、何が良くて何が悪かったのかをしっかりと振り返って次のレースに反映してもらいたい。一杯の練習が必要になりますがこのレースをきっかけにもっとモトクロスを好きになってもらえるとうれしいです。

フィフティ-エキスパート
 エキスパートは#5永島が他とは違った走りで今回もぶっちぎり。ピンピンの総合優勝!
昇格については予選でミドルの中でも他のライダーとは少し走りが違って、際立った速さを感じた#66神戸をエキスパートに昇格決断。
 しかし、両ヒート共に緊張のせいかスタートから出ることが出来ずに呑まれて上位に上がる機会を逸してしまう。技量的には十分な能力を秘めていると思うので次回も是非トライしてもらいたい。


【シックスティファイブ(65cc)クラス
 ノービスは予選で7台がミドルクラスに昇格。決勝は4台の出走。
ミドルの予選で#110金子がエキスパートへ昇格し、エキスパートは3台。ミドルクラスは11台の出走。なかなか良い配分。

シックスティファイブ-ノービス<ヒート1>
 スタートから団子状態。そしてオープニングを飾ったのが#143川名、すぐ後ろに#103小林、そして兄弟バトルの#37田村、#42田村は、お兄ちゃんが先行。
 2周目に入る最終手前の6コーナーで#103小林が仕掛けてリズムセクションでトップに浮上。#143川名はそれを追いかける展開。しかし、その差は少しずつ開きトップの小林は単独でチェッカーを受けヒート2につながる結果を残した。
 5位-6位のバトルも面白く、#7早川が#6宮根と2周ごとに順位を入れ替えて接戦を演じた。ヒート1は早川に軍配が上がった。

シックスティファイブ-ノービス<ヒート2>
 オープニングは#103小林が飾るが直後のコーナーでストップ。トップに出たのが#37田村。2位に#143川名、その後ろに小林がつける。田村は川名に5秒差程度のアドバンテージを作るがヒート1優勝の#103小林は、じわじわと追い上げて川名を捉えて3周目には2位に浮上。そして、トップ田村の背後にピタリとつける。5周目の5コーナー後のロングフープス入り口で田村に並んでそのまま一気に抜きさってトップに返り咲く。#37田村はヒート1で3位の成績であるが、このヒート2ではトップをいく小林の背中を追える距離を保ちつつ、10秒程度のビハインドを保ちながら気迫の走行をみせチェッカーを受けた。そして#143川名は、ヒート1を2位で通過しているので田村と同ポイントになるのだが・・・ヒート2が優先されるので同ポイントで総合結果は3位となった。

シックスティファイブ-ミドル&エキスパート
トップ3のデットヒートが面白く魅了されました。#1浜川が貫禄の走り、続く#110金子も、#47松本も良い走りを披露してくれた。3周目で松本が2位にあがってそれでも#110は遅れることなく背中が見えている状態で周回を重ねる。この3者の争いは5秒間隔で毎周回バトルが繰り返されそのままチェッカーとなった。

 ミドルクラスでも、トップ3のデットヒートが面白かったです。先行したのは#13重田、それを#117二宮が追いかける、そして#29高山がその後ろ。7周目に重田を捉えた二宮が最終コーナー手前でトップに浮上し、そのまま一気に突き放したい。しかし、重田、高山は離されること無くトップを確認できる距離で必死に食らい付く。バックマーカーを抱えつつトップの二宮は後ろを振り返る余裕を見せながらトップでチェッカーを受けた。

 ヒート2のスタートはやはり#1浜川、#47松本、#110金子の飛び出しでレースが引っ張られ、ヒート1と同じ順位で時間が過ぎていく・・・。しかし、5周目に入って松本がまさかのストップ。リカバリーも早くすぐに復帰したにも関わらず開いた差は大きく、なかなか縮まらない。2位に上がった金子もノリノリでこのスピードを落とすことは難しそう。結果ピンピンで浜川が優勝。「3の2」と「2の3」でポイントは変わらないのですが、2ヒート目優先で金子が2位をGET。

ミドルでは、オープニングを#13重田が飾り、#117二宮、#29高山が続く。重田は2周目もトップで通過するも3周目に二宮トップを開け渡す。その後はヒート1と同じような展開ではあるがヒート1同様見ていてとても気持ちのいいレースでした。


【エイティファイブ(85cc)クラス
予選でノービスから3名の昇格。ノービスクラスは5台、エキスパートクラスは不成立でミドルクラスが5台の出走。
エイティファイブ-ノービス<ヒート1>
 オープニングは#151清水。しかし、その後ろには#47茂木、#62新谷がついて離れない。ラインが一緒になっていては、パッシングポイントもなかなか作り出せない・・・分かっちゃいるけどなかなか出来ないのがこのクラス。この3台のバトルで3秒から4秒ぐらいの差を保ちながら、随所に攻めのポーズは見せているのだが、なかなか攻め切れず、順位は変わらず清水・茂木・新谷でチェッカーを受けた。
 女性が目立つこのクラス、今後も大切にしてレースに楽しみながら慣れてもらえるクラスにしたいです。

エイティファイブ-ノービス<ヒート2>
 またしても、先行するのは#151清水で多くのアドバンテージを作りながら突き放したい。しかし、背後からは#62新谷、#47茂木が接近戦で絡み合う。序盤は様子見?後半戦に突入した6周目で、フープスが得意な新谷はここで勝負をかけて並んで6コーナーのインをついてトップに浮上した。2位に下がった清水はそれでもあきらめずに新谷の背後にしっかりとつける。それに3位の#47茂木も加わってトップ3台はピタリとトレイン状態で周回を重ねる。残りの2周でも#47茂木は果敢に#151清水にプレッシャーを与え続け、それを何とか塞ぎ切って新谷・清水・茂木の順でチェッカーを受けた。とても気持ちのいいバトルでした。
 そして、4位争いの#105八木と#21岡田もヒート1での展開とはちょっと違って、離されない走りと気合を#21岡田に感じたのは私だけでしょうか?ヒート2の走る姿勢が明らかに違っていたと思います。結果には出にくいけど経験をつめばキットもっともっと速くなるしもっともっと面白くなるはずです。みんながんばってください。

エイティファイブ-ミドル<ヒート1>
 エキスパートは不成立で開催できなかったけど、ミドルクラスのデットヒートも見ごたえ十分。
 スタートで飛び出したのは#27早川。それを追いかける#43茂木。茂木の4ストサウンドが妙に迫力を強調し後ろからの威圧感がとても大きそう!茂木は4周目まではしっかりと早川のラインを伺っていたのだろうか?中盤戦に入った4周目で6コーナーからアウトに出て、リズムセクションで一気に並んでそのままインをさして最終コーナーでトップに浮上。茂木はそのまま逃げ切ってヒート優勝。おめでとう!!#82佐藤は緊張のせいなのか?オープニングから転倒を数度繰り返し、最後尾から慎重に追い上げ最終的には3位でチェッカーを受けた。ヒート2のこの3台のバトルにも期待が大きい!・・・ワクワク。
エイティファイブ-ミドル<ヒート2>
ヒート1で優勝の#43茂木がオープニングを飾って、2番手にはヒート1で3度の転倒を喫して追い上げ3位に入った#82佐藤がピタリとつけてきた。トップとの差は5秒程度。そしてヒート1で2位に入った#27早川が3位のポジションをキープしレースは淡々と流れる。茂木は常に安定した走りをみせ#82佐藤の追随を振り切ってピンピンの総合優勝に輝いた!!




 次回は4月22日日晃スポーツランド NS293での開催です。サンドのコースなので一度練習に行かれることをお勧めします。


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