Report by 森内
協賛各社(順不同・敬称略)
ステーキ ケンタス  株式会社 モトハラ  T.E.スポーツ  スージーディジット  株式会社 ウエストウッド井原商会
株式会社プラプラタ  PLUS AUTO  全日本モーターサイクルクラブ連盟  KAMIKAZE スポーツ
株式会社 ジィ・エフ・シー  ウエストポイント  日晃スポーツランド  TOSTEM 浅川

■ROUND-2(第2戦)
開催日 :3月11日(日)
会 場 :日晃スポーツランド(NS293)
天 候 :雨のち晴
コンディション:マディ&ドライ
■リザルト
■ミニモト
 ●ミドル
 ●エキスパート
■ライツ
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■アンリミテッド
 ●ノービス
 ●ミドル
 ●エキスパート
■MYフォトグラフ
受付・ブリーフィング等
練習走行
予選
ヒート1
ヒート2
表彰式/その他
■MYムービー(準備中)
■受付・ブリーフィング等
■予選
■ヒート1
■ヒート2
■表彰式/その他
 こんにちは!森内です。第2戦はなんと雨でした。信じたくは無いのですが、どうやら私が原因のようですね??日晃スポーツランドでの大会はどうも雨が多いようなのです。雨とか雪の予報から前日に一旦は予報は回復し曇りベースに変った!しかし、夜になって再び雨の予報が復活し・・・・なんだか大忙しの天気予報だったのです。
4時ぐらいからぽつぽつ雨が降り出して本降り・・・そんなに強くは無いのですが、シトシト雨がダラダラ降って結局コースはシャバシャバ状態。まっ、考えようによってはこの方が走りやすいのかも・・・なんていうプラス発想もありますかね。

 朝の受付では、参加賞にチケットを配らせていただきました。4枚集めて1000円分のエントリー費として使える券です。そして、なんと!その1000円分の価値は、TEスポーツさんでも商品やサービスにも使える券なのです。すごいでしょ!(この券は雨に弱いので大切に保管してくださいね。)

 雨の日の予選は判断にとても困ります。それとさらに困った事が一件。今回のエキスパートクラスは超エキスパート。本当はミドルの選手を一杯エキスパートに昇格させたいのだが・・・・エキスパートが飛びぬけているために、昇格したとしてもバトルをしようにもスタートから差が出てしまって楽しめない???どうしたものかと・・・計時長の福ちゃんとも力いっぱい悩んだ結果、ミドルクラスからの昇格は、”なし”。ということで、今回の昇格者はライツ ノービスから一人と、アンリミテッド ノービスから一人。合計2名の昇格にとどまった。
本来ならば半分ぐらいごっそりとエキスパートクラスへ昇格者を作りたかったのですがね、、、今後は、超エキスパートを作らないといけないのかなぁ〜と考えております。でも、これってNS293だけの話かな?


【予選
 ライツ-ノービスも見た目としては、半分ぐらいのライダーをミドルに昇格させていただいて、ミドルクラスを25台ぐらいのバトルにしたほうが良いのか?と考えていました。結果、悩んだ末に単独トップで予選通過の#52斉藤選手のみの昇格という判断。
う〜ん、むずかし!もう少し慣れが必要ですね。


アンリミテッド-ノービス
 スタートから飛び出した#120佐野選手が他のライダーとは違うペースで周回を重ねて単独トップ。ミドルクラスへ昇格です。


【ヒート1】
ライツ-エキスパート
 出走は3人と人数からは物足りなさを感じるが見ごたえは十分! バトルってこんなに楽しいんだ! と思わせる前半の攻防は素晴らしいものでした。それは1周目から。スタートでインに飛び込み#130伊田を抑えた#200杉江がトップで通過。アウトを選び一気に加速してきた#77内嶋が2人の間に割って入る。しかし、伊田はロングフープスのエンドで内嶋を刺し、さらに2Lap目早々には杉江をパスしトップに浮上。以後、4ラップ目まで杉江はインとアウトを使い分け、伊田を何とか抜こうとするが、奈落コーナーで痛恨のストップ。内嶋チャンスか!? と思われたが速攻リカバリーでセーフ。順位は、伊田、杉江、内嶋で変動ナシ。ゴールまで3者はキレイな等間隔で走行し、そのままチェッカーとなりました。
ライツ-ミドル
 大荒れの白熱したレース展開が繰り広げられたミドル。コンディションの悪さから序盤に転倒やハミ出しが続出。調子いいスタートをきった#121鈴木だったが、転倒。そんな中、飛び出した#291石川、#171大滝、#37深沢、#52斎藤がトップ集団を形成!このまま戻ってくるかと思われたが、1周目のロングフープスで大滝がまさかのミゾ落ち!? 2周目の2コーナーでは斎藤がハミ出し!! 石川と深沢がトップ争いを演じる。が・・・4周目に深沢がリズムセクション手前でまさかの転倒。これで石川の独走かと思われたが、抽選でドベクジを引いた運の悪さがバネになったのか!? 1周目に一気にゴボウ抜きし、以降ジワジワ順位を上げてきた伏兵 新井が背後に迫る。迎えたラスト1周でテールtoノーズで後ろにぴったりつけて勝負のポイントを探り出す。石川の前には2台のバックマーカーが現れ、石川はパッシングラインの選択に一瞬の迷いでもあったのかペースが落ちて、その差が一気に縮まり1台目をパスして2台目をパスしたときには新井が横に並び、第四コーナーでインを刺しパスし、一気に加速しチェッカーまで駆け抜けた。終盤はほとんど腕上がりっぱなしでライディングしてたであろう新井の逆転劇は素晴らしいものでした!
ライツ-ノービス
 オープニングは#68山本がトップで通過。続いて#113鍋谷、#104橋本の順。予選では7位通過の山本が2周目までトップをキープするが、背後には予選2位通過の鍋谷が迫ってきて3周目には山本をパスしてトップに浮上。そのまま逃げ切り体制に入っていきたいところだが、そうはさせまいと、#108吉澤が予選結果10位の不本意な結果にリベンジすべく燃える走りを披露。4周目以降はトップから3位まではおよそ2秒ぐらいの等間隔で周回をかさね、吉澤、鍋谷、山本の順でチェッカーを受けた。
ミニモト-エキスパート
 マディをもっとも得意とする#66山下が150Fの性能を十分に生かしてスタートから飛び出し、2位以下を置き去りにする。一方、2位争奪戦に目を向けると、#36山田が先行するも#19古角がじわじわと差を詰めて山田の背後に迫ってくる。しかし、テールに着くのだが今一歩パッシングポイントを見つけ出せない。レースも終盤になってテールが見えてきてこれから最後の追い込みダー・・・・というリズムセクションに入る手前の3コーナー入り口で惜しくも単独転倒を喫し、リカバリーにてこずり山田に大きなアドバンテージを献上。その後、山田も2コーナーで転倒をするのだがアドバンテージに救われて難なくリカバリーしてそのままチェッカーを受けた。ヒート2ではもっと面白い展開を期待したいです。
ミニモト-ミドル
 #155の古角明日香さんはエキスパート参加#19古角さんの娘さん。この年齢での親子参加は、見ていてとてもうらやましいし、楽しそうです。他にも親子で参加されている方々は多いのですが、二世代エントリーとか三世代エントリーとか長く・長くモトクロスを楽しんでいただきたいですね。また、参加できる大会に作っていかないといけないのでしょうね。
さて、#155古角はマディのスリッピーさがとってもお好きなようで、オープニングからトップを力走。後続を断ち切った。その後ろには#5マンセル上野、#69石橋が続く。そして#65の高橋が石橋にぴったりと貼りついてなかなか離れない。というよりも、何とか抜き去ろうとコーナー、コーナーで違うラインを終始攻めまくる。マンセル上野がレースの鉄則のようにインラインをうまくブロックして石橋に付け入る隙を与えない。そして#69石橋も同様に高橋をうまくブロックして3位の座を譲らない。結局順位に大きな変動は無く古角が逃げ切ってヒート優勝を飾って上野、石橋と続いた。
アンリミテッド-エキスパート
 天候が徐々に回復をはじめ、早朝にドドドドマディだった路面が乾きだしてきた。ライツ-エキスパートと同じメンツではあるが、ライツでのリザルトのウップンを晴らすがごとく#77内嶋が見事なホールショット! 背後に#130伊田、#200杉江を従え2ラップ目に突入する。伊田と杉江は僅差だが、トップ内嶋と伊田の差はちょいと開いている。伊田が迫ってこない事が気になったのか、コーナー毎に伊田との距離を確認する内嶋。引き離しにかかるか? と思われたロングフープスの中盤。内嶋の姿が瞬時に消えた!? どうやらバランスを崩したらしくハイスピードでミゾ落ち。ミゾ内に点在する大石をなんとか交わし、転倒のダメージを最小限に抑えたが、本職はMTB-DHチャンピオン獲得なので大事をとってレースはリタイア。さて、レースは伊田が快走。リズムセクションも終始にわたって唯一飛び切り続け、全く落ちないペースのままトップでゴール。杉江も数回転倒し姿が次第に茶色くなっていくが、それにもめげずにアグレッシブな走りを続け、コーナーごとにHGばりにシャウト! たいへん楽しませて頂きました。ありがとうございます。
アンリミテッド-ミドル
 オープニングは#124小田が先行する。その後ろにバイクが何色のどのメーカーのバイクだか見分けがつかないぐらい汚れている#291石川がつけて3位のポジションに#78新井がぴったりマーク。そしてその後ろにはレース終盤に強い#100岡安がひそかにトップを狙っている。2周目に突入してトップの行方をおっかけていると2位と3位を一瞬見失った???どこに行ったかとコースを逆周りでたどっていくと、なんと2コーナーで新井を発見、どう見ても一人なのだが?なぜか2位を走っていた石川の姿が無い・・・なんだか新井のマシンの下でうごめいてる物体を発見!!その物体が#291石川の模様。新井は丸ごと1周のラップを抱えて再スタートをし、残った石川は何度もキックを試みるが結局火が入らずにリタイア。一方トップの小田は苦手のマディーでなかなかペースを上げることが出来ない。そんな小田をじりじりと背後から追い上げて来た岡安が、6周目に入ってテールtoノーズ状態で1→2→3コーナーへとチャンスをうかがい、4コーナー後のロングフープスで決めていたかのようにブースターにスイッチを入れて一気に加速。小田を置き去りにした。そのまま逃げ切って岡安、小田の順番、そして3位にはスタートで出遅れて最後尾からの追い上げた#83福島が入った。ヒート2が楽しみですね。(ちなみに#291石川はガス欠ダッタらしいです。)
アンリミテッド-ノービス
 スタートで飛び出したのが#104橋本で2位に#65高橋、3位に#67鈴木と続く。2周目に入って高橋がトップに躍り出て鈴木がそのすぐ後でチャンスを伺う。同じチーム員同士のバトルには帰りの晩飯でも懸かっていたのでしょうか?気合の入り方が違う!3周目のフープスで鈴木が高橋をとらえてトップに出た!前に出てそのままアドバンテージを広げたいところだが、コントロールラインに帰ってきたのは高橋、橋本、HERO英雄で、鈴木の姿が無い。その後5位でコントロールラインを通過。高橋はそのまま初優勝を目指して何とかトップを死守しようとがんばって走っていたのですが、いつもよりも切れのある走りを披露しているHERO英雄が、レース中盤から加速して高橋をとらえて一気に抜き去り、トップに躍り出た。その後はペースを落とすことなく走りきりチェッカーを受けてお見事ヒート初優勝。
【ヒート2】
ライツ-エキスパート
 #77内嶋の痛恨のリタイアにより、#130伊田と#200杉江のガチンコ勝負になったライツ-エキスパート。杉江は散々転倒してただでは起きてはならん! と言わんばかりに、スタートから伊田を巧みにおさえ、引き離しはしないが前には行かせないし、今度は転ばない。3周目の最終コーナーでは伊田にかわされる、1コーナーではしっかり前に出る。絡み合うように走った4周目、1コーナーでラインを変えアウトから進入するが、直後に痛恨のミスでエンスト。伊田が前に出てガチンコ勝負決着。伊田が先にチェッカーを受けた。
ライツ-ミドル
 強い風が時折吹き、スギ花粉が舞い空気が黄色い中、ライツ-ミドルがスタート。すっかりライン上は乾きスタート勝負のハイスピードな展開になるかと思われた。しかしいざスタートゲートが降りると、#1渡邊HERO英雄がエンスト。#37深沢は1コーナーでストップ。やっぱり波乱のスタートなる。そんなドタバタどこ吹く風と言わんばかりに飛び出したのが、#121鈴木。序盤から2位の#75伊澤を引き離しにかかり、コンスタントにビハインドを構築。いっぽう1ヒート目1位の#78新井だったが、このヒートでは序盤から中団に飲まれ、思うようにペースが上げられないご様子。それでも何とか伊澤の背後まで詰め寄るものの、時既に遅し。大量リードを守った鈴木が最初にチェッカーを受けた。
ライツ-ノービス
 コースコンディションが徐々に回復すると共に走行ラインも乾いてハイスピードに・・・しかし、逆にライン1本に決まって走りにくいというか、ラインを変えるという冒険が出来ないがために順位を上げることができないライダーも多かったのではないでしょうか?
 #113鍋谷はヒート1では一瞬トップを走行しチャンスはあったものの、2位に甘んじたリベンジに燃えていたのか出足から他の追撃を許さずに一度もトップを譲ることなく快勝。2位#68山本も安定した走りでそのままチェッカー。3位には#179桜井が入る。
ミニモト-エキスパート
 マディが好きだと公言するだけあって#66山下がぐんぐん2位以下を引き離す。そして2位のバトルはヒート1と同じように#36山田と#19古角。山田はヒート1とおなじペースで古角の前に、古角は山田のペースよりも明らかに速い。しかし再三にわたりテールまで追いつくのだが、ラインを交差させること無く自爆。ドッカーン。そして2度か3度の転倒とストップを繰り返しようやく追いついたのは、ラスト1周の最終コーナー。しかし時すでにおそし。山田が逃げ切って古角は3位。バトルとしては見ごたえがあったのですが悔しすぎます。次回はもっと面白くなりそうですね。永島さんが加わってそのうち柳澤も加わればもっと盛り上がるでしょう!!乞うご期待!
ミニモト-ミドル
 #69石橋がスタートから良い出足。コンディションが良くなって自分のペースを取り戻したのか?石橋は2位の#155古角を少しずつ引き離し独走態勢。2位争いがヒートアップ。2周目にマンセル上野が古角を押さえて前に出るが古角はまだまだあきらめない。ドライコンディションよりもマディが得意という古角は妙に体が硬直しヒート1の走りとはまったく違う。路面が硬くなるのと同じように体も硬くなっているようだ。5周目にマンセル上野を抑えて古角が一旦前に、しかし、帰ってくる奥のヘアピン辺りで強引にインをついたのか?マンセル上野は再び2位のポジションに浮上。順位は石橋、マンセル、古角。その後に平木が入って今日一番の走りを見せてくれた。
アンリミテッド-エキスパート
 #200杉江が前に出て#130伊田を抑える。ラインを変え毎コーナーごとでラインを通ることはない。見ごたえのあるバトルを6周も展開し、ついに7周目のロングフープス後の左コーナーで杉江が一息ついたタイミングを伊田は見過ごさず、その場で一気に勝負を仕掛け、きれいに抜き去りそのままぐんぐん加速して勝敗を決めた。いやいや楽しかったです。
アンリミテッド-ミドル
 オープニングは#83福島が先行、#124小田、#10佐藤、#100岡安と続く。新井は5位のポジション。ヒート1の追い上げがとても印象的だった#83福島は実力十分。福島vs小田のバトルは毎コーナーごとに展開されて一進一退で見ごたえ十分。新井は佐藤を5周目でとらえて前に出て3位に浮上し、その直後の7周目。今度はトップの#83福島が2コーナーで惜しくも転倒を喫し、小田、新井、岡安の順番。この3台が接近戦でラスト1周に入る。小田は最後までミス無く走りきって新井の追撃をかわしてチェッカーを受け、岡安も最後尾からの追い上げで新井のすぐ後ろまで迫ってきていたのでもう1周あると面白かったですけどね。
アンリミテッド-ノービス
 #67鈴木さんがスタートから飛び出す。ヒート1では高橋とのバトルの途中で順位を落とすことになってしまったので、リベンジなのか?結構気合の入った走りでオープニングからガンガン飛ばす。しかし、それよりもリズムも気合も入っていたのが#1HERO英雄。ヒート1での力走そのままヒート2でもノリノリ!そして迎えた3周目にはHERO英雄がトップに躍り出て2位には鈴木がこらえる。ヒート1、2位の吉澤は何とか一つでも順位を上げたいところだが・・・鈴木が2位を死守して、3位に吉澤が入る。HERO英雄さんのピンピンでの総合優勝は事務局としても大変喜ばしいことです。HEROの名に恥じない走りを披露していただいてほんとうにありがとうございます。


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