今回はオフィシャルがウェブカメラにて皆さんの走りを撮らせていただきました。その節はご迷惑をおかけいたしました。ありがとうございます。しかし、参加者全員のライディングが撮れているわけではなく、撮影可能なタイミングで追尾出来そうなライダーをランダムに選択して、1周程度追っかけ撮影をさせていただいたので、その旨ご理解いただいてご覧ください。
【38分】
この初級者用の38分クラスはとてものどかな、ホッとするレースなんですが・・・出来ればもう少し台数が欲しいですね。やっぱりレースなので競い合うところが少しあったほうが、負けた悔しさとか、勝った喜びとかが味わえて、さらには次への練習やレースへの意欲に繋がるんだと思います。皆様のお友達や彼女とかでこれから始められる方、いらっしゃいませんか?もしいたら是非、次戦一緒にご参加いただきたいと思います。体験クラスという位置づけではとても良いレースだと思いますが・・・
さてレースはいつも通り#30ジジチャンが3'00"ぐらいでどんどん逃げていきます。2番手#35ぬきちは3'10"前後で追いかけますが6周目には1分ほどの差が開きその後ろ姿を見るのもなかなか難しい状態。3番手のDRZ-70で参加の井原社長は前半はとても良いペースでぬきちに追いすがっていたのですが・・、後半は少しお疲れモードに入ってその差をあけられてしまいます。
ビギナークラスのデンちゃんは、初レース・初参加ということもあってか?身体がまだまだ硬直していて、緊張もうかがえる。スタートしてからの2周目、3周目はちょっと転倒が続いてしまったが、それ以降は順調なラップを刻み、スネーク上りでの転倒などもありましたがお見事10周をクリアし完走のチェッカーを受けることが出来ました。是非次回も懲りずにご参加願います。
名木モト中年団の高橋は今回も一人参加となってしまいましたが・・・乗り方を見ている限り徐々にバイクを乗りこなして、速くなってきているように感じられます。そしてミスなく走れる要領を体得して来たのではないでしょうか?レースでバトルが出来るようになると今までよりももっと面白くはまり込むハズなんですがね?? 初心者レディースの方々是非参加ください。よろしくお願いいたします。
レースはそのままジジチャンが逃げ切ってトップでチェッカー!そして、ぬきちが1'40"ほど遅れて2位でゴールとなりました。お疲れさまでした!!
【79分】
規定通りのスタートで#1のバタが先頭でオープニングを終えて、勝負の幕が切って落とされた。市販車でどこまで逃げ切ることができるのか?この序盤でどれだけのアドバンテージがとれるのか?が総合のトップを守り切る最大のポイントとなります。2周目までは、#3高比良英雄が2番手を守り、そしてオープニング7番手以降のコンペクラスの3台#31アサヤン、#32江上雄二、#35石橋延文が一気に前に出てきてバタに襲いかかる。
バタと同じ市販車クラスの上位陣は、'93TT250Rを駆る高比良が2番手で、3番手には'92RMX250Sを駆る#7神田隆博がつけてベテラン勢が上位を固めてスタート。
序盤のコンペバトルでアサヤンの前に出た石橋は、そのままの勢いでバタに追いつきたいところだが、少しずつ離されていき、コンペの3番手江上もまたスネークで転倒し一歩後退。再スタートで追いあげていく。そして江上の後には#47SHUが迫ってきてコンペの三番手争いも面白くなってきた。
石橋は安定した走りを見せバタに迫っていく。しかし、2番手アサヤンは少しずつ遅れ始め、3番手の江上にじわじわと詰め寄られてきそうな感じ・・・。
レースも1/3が過ぎ総合トップバタとコンペクラスのトップ石橋との差が20秒程で、コンペ2番手のアサヤンとの差も20秒程、そして追い上げてきた江上とアサヤンとの差は15秒程に詰まってきた。市販車の高比良が2番手だが、その後ろの神田の勢いが少しずつ無くなってきたようだ?どうした?そして10周を終えて、神田のマシンは動かなくなってしまい、手を尽くしてもエンジンはかからず、やむなく69分参加の藤井選手のマシンを借りての再スタートとなった。
レース中盤の15周目で、バタと石橋との差が12秒程に迫って、その後ろのコンペの1位と2位 石橋と江上の差が9秒程になって、コンペのトップ争いが予断を許さない状況になってきた。
レースの後半になってもバタの勢いは衰えることなく、安定した走りでコンペトップの石橋との差を20秒程でキープしている。このままバタが逃げ切ってしまうのか?それとも、石橋は終盤に勝負に出るのか?石橋の動向が気になるところ。
21周目を終えて、総合1位バタと2位の石橋の差は17秒で、2位石橋と3位江上との差は15秒。射程圏内に入ってきている。いよいよ面白くなってきたかぁー。そしてこのコンペトップ争いの約1分ほど後方では、コンペの3位争い。アサヤンとSHUとのバトルが始まっていた。そつなく・ミスなく・確実に駆け上がってきたSHUは、ようやく入賞圏内にたどり着いた。そして次の周でSHUは3位に浮上し江上の背中を追いかける。
連勝記録を更新すべくバタの勢いは止まらず22周目ぐらいには市販車クラス2位の高比良との差をほぼ1周差にまで広げていた。バタが逃げてクラス優勝が徐々に確定的になり、注目は、総合トップが誰になるのか?ということだろう。コンペクラスのトップ石橋と2番手江上との差は15秒程で、その後ろのSHUとは1分20秒ほどの差となっている。SHUの後には、抜かれたアサヤンがあきらめずに6秒落ちで追いかけている。
そしてレースもいよいよ大詰め!残り10分を切って、バタと石橋との差が10秒まで詰まってきた。ここまで追い上げていれば当然最後の最後で大逆転!!というシナリオを思い浮かべるに違いない(*^_^*)
しかぁ~し! ラスト1周が掲示されて石橋の前にはバタの姿が見えてきた・・・周回チェックポイントをすぎ、「さあ!あと一周の勝負だ!」とみんなの思ったその瞬間、石橋のマシンが止まった・・・。あれれ(^_^;)
ナント、エンストをこいてしまった。石橋も一瞬、天を仰ぎ「やっちまった!」と言っているようだった・・・。石橋はリカバリーし再度追い上げる・・・、が、再度エンスト。
バタはそのことも露知らず・・・前にバックマーカーを抱えながらも、自分のペースを守りきって総合トップでこぶしを振り上げてチェッカーを受けた。
同周回数での2位以降は大きな変動もなく、コンペクラスの上位陣が占め、石橋、江上、SHU、アサヤン、ドラ1の順でチェッカーを受けた。
市販車クラスの2位には38分クラスからステップアップした。63歳。高比良が入ってベテランの走りを披露しスタートから一度も抜かれることなくチェッカーを受けた。お見事です!!
コンペ優勝 石橋さんのコメント・・・ 「今年エンジンをOHして最初のレースだったんですが・・・なんか不調で良くエンジンが止まっちゃったんですよ。でも最後の周にバタをやっつけようと意気込んでいったら、、、また止まっちゃいね。ぬけたかなぁ・・・」
市販車優勝 バタさんのコメント・・・ 「逃げる79分は、長かった・・・特に残り10分はしんどかったです。でもレース中に渡辺学選手が前を走ってラインを教えてくれたので、すっごく走りやすかったし、楽しかったです。勉強になりました。学はスゴイ!。」
【69分】
ゼッケン順でオープニングをきれいにクリアし、いよいよアクセル全開!
3周目に入ってトップ4台 4ストミニ軍団は、ほぼダンゴ。#1Mr.Gがトップで、#2ホリナカキヨシ、#8TAO、#11バタと続き、総合5位にMX85クラスのトップ#33ウエキがつける。そして、いつも後半に良いバトルを見せてくれる#10長澤昌紀がきて、#34清水真一がMX85の2番手でウエキを追いかける。
トップのMr.Gは、ホリナカとTAOを従えながら周回を重ねるが、このところ頭角を現してきたTAOが6周目で一気にトップに上がって早々に勝負をかけてきた。前回の最終戦はお仕事で不参加、その前のR3はMr.Gがお休みで・・・ということで、このところこの二人のバトルは全然記憶にない! そんなこんなで、ファイヤーの顔と言っても言い過ぎではないMr.GをTAOがどこまで抑え込めるのかどうか?面白いバトルになりそうです。
2番手Mr.Gの後ろ、3位のホリナカとの差は6秒ほど、そして市販車クラスで気持ち良く総合優勝したバタが#11を背負ってこのクラスでも走っていて、ホリナカに遅れること10秒。総合5番手にMX85のトップ ウ エキがつけ、その後ろには同じクラスの#34清水が50秒程離れて追いかける。そして、序盤でいつも盛り上げてくれている#10長澤がマシントラブルで戦線を離脱。(^_^;) 残念です。
レースは中盤戦。トップのTAOとMr.Gのバトルは他を圧倒する速さ。3番手のホリナカをどんどん引き離し1分ほどの差をつけてしまった。そして、ホリナカとバタの差は20秒ほど。15周目に入ってMX85のトップ ウエキはバタの後ろにピタリとつけて、疲れの見えるバタを揺さぶります。そして次の周にはウエキがバタを抜いて総合4位で戻ってきて、今度はホリナカを追いかけます。
TAOもMr.Gも最速ラップは2'39"で、おおよそ2'45"前後で周回し、速さはイーブン。最終周まで全く分からない状況になってきた。そんな中、残り10分を迎えようかという19周目にはMr.Gにが10秒ほど離されて帰ってきた!ミスったのか?疲れてきたのか? また、MX85のトップ
ウエキは後半になって、俄然ペースが上がりホリナカをもとらえて前に出てクラストップで総合3位まで上りつめた。
いよいよレースも終盤となりトップの2台は再び接近戦となりMr.GがTAOよりもペースが少し上がってきた。今まで抑え込んできたTAOの体力も、残り2周を迎えてついに限界に達したのか?奥のバックストレートでリアから滑って転倒を喫してしまった。リカバリーに40秒ほどかかるも順位には影響がなく2位のポジションのまま再スタートを切ることができ、最終周を走り終えてチェッカーを受けた。残念でした。
後でTAOさんにその状況を聞いたところ、「最後のほうはもうおさえが効かなくて大変でした・・・」ということでした。私としてはもう一度しっかりとこの両者のガチなバトルがみたいですがね・・・
MX85優勝ウエキは、「散水の跡とホコリが若干気にはなったが、転倒せずに走りきれたのが良かった」と喜びを語ってくれました。4ストミニの勝者Mr.Gは「前半コースのレイアウトが覚えられなくてあっさり抜かれてしまいました・・・、TAOさんも速くてそのままだと抜けなかったと思います。転倒してくれて良かったです(^_^)v 」
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