2010第2戦  
Photo by abu

repo by Sakmax

開催日 :: 4月4日(日)
会 場 MX408(茨城県)
天 候 曇り
コンディション :: ドライ
■リザルトメニュー
38分 クラス別
 
38分 総合順位
 
38分ラップチャート
 
79分 クラス別
 
79分 総合順位
 
79分ラップチャート
 
69分 クラス別
 
69分 総合順位
 
69分ラップチャート
■MYフォトグラフ
パドック・ブリーフィング

練習走行 38分クラス

練習走行79分クラス

練習走行69分クラス

38分クラス

79分クラス

69分クラス

表彰式

 第2戦も多数の参加誠にありがとうございます。朝のうちは暖かくなる兆しは十分に感じられたのですが・・・ドンドン寒くなって雪が降るんじゃないかって?いうぐらいの寒さでしたね。しかしながら38分のホンワカレースから79分・69分のバリバリガチンコバトルはなかなか見ごたえのあるものでした。
今回は、コースレイアウトが変更されてから初めてのファイヤーということもあり、グネグネコースというよりはハイスピードコースでの設定で、パッシングポイントもあったので楽しんでいただけたのではないでしょうか?次戦は10月3日と半年先となってしまいますが、また今日と変わらぬ熱いバトルを一緒に楽しみましょう。次回参加も心よりお待ちしております。ラップタイムを見ていただき、十分に検討してみてください。 

 

38分

11時30分、38分クラスのローリングスタートが開始される。コースは一部ショートカットとなり、アップダウンが迂回された。#1モンキーAルフィを先頭にゼッケン順に周回。2周目からレースはスタートする。
ここでいきなり#2佐藤清吾と#3井出清之の2台が、ミニコース区間でモンキーAルフィをパスし、序盤からトップ争いを繰り広げる。井出はストレートでオーバーテイクを決めると早くもトップに浮上した!そして後方からは#30ヤマチャンが8番手から一気に2番手に浮上!ハイペースでポジションを上げてくる。3番手には#5タローが続き、4番手は#35小貫尚彦が追い上げる。#2佐藤はミスしたのか、5番手にポジションダウン。その背後には#47根本二郎が付ける。
そしてレースは3周目、早くもヤマチャンが勝負に出る。周回チェック直後のストレートで並ぶと、5連ジャンプで井出をパスしてトップを奪う!井出は2番手に下がったが、あきらめずにテールtoノーズでヤマチャンを追う。そして3番手は#5タローが10秒遅れで続く。一方、7番手にポジションダウンした#1モンキーAルフィが転倒。さらに#4段大樹もコースアウトしてポジションを下げた。
4周目に入り、トップのヤマチャンと2番手井出はバトルを継続。そして3番手争いは三つ巴。タロー、小貫、佐藤が続く。
小貫はタローを5連ジャンプでオーバーテイク!だが背後からは佐藤が巻き返しを図り、ミニコース区間で一気に3番手にポジションを挽回!4番手にタローが続き、そして小貫のDT50はなんとチェーンが外れてしまい、6番手にポジションダウンした。
そして7周目に入り、トップのヤマチャンはリードを拡げて逃げ始める。一方、2番手を走行していた井出が周回チェックのシケインで転倒!再始動に手間取る。井出はこの後にまた転倒し、7周でリタイヤすることとなる。う〜ん、残念。
8周目に入り、トップのヤマチャンのリードはすでに1分まで拡大。2番手には#2佐藤がポジションを回復していた。3番手には#47根本が浮上し、#5タローはミスしたか?4番手に下がった。レースはこのまま終盤に突入。トップ3のポジションは入れ替わることなく、ファイナルラップを向かえる。
一方、#102井原社長は周回遅れになりつつもDRZ70で快調に走行していたのだが・・・。なんと10周目の周回チェック直後に前転!だが、怪我なくレースに復帰。レース後「気持ちよくぶっ飛んだ」と言ってました(笑)。
レースは結局、トップのヤマチャンは最後まで快調に飛ばして2分弱のリードを築き独走でチェッカー!前回はクラス優勝だが、今回は見事に総合トップをCRM80で決めた。2位には#2佐藤が入り、ビギナークラス優勝。そして3位は#47根本、ファイナルラップで挽回した#35小貫は4位に入った。



#30 ヤマチャン 38分KLX125 総合優勝
「ハイスピードのコースで無理せず快調に走りました。一度転びそうになったけどあとは大丈夫だった。バイクに助けられた感じですね。でも1988年式なので、部品がいつまで手に入るか分からない」

 



#2 佐藤清吾 38分ビギナー 優勝
「レースは初めてで緊張して相当疲れました。腕も上がっててラスト10分のボードが出たときは、まだ10分もあるの?って感じでした。もっと練習して上手くなりたいです」

 


79分

9時40分、車両搬入が開始。今回は79分クラスが最初のレースとなった。マーシャルを先頭に、市販車クラスからコースインする。隊列を組んで各車ローリングスタート。特に目立ったトラブルもなく、ほぼゼッケン順に1周回ったところで日章旗が振られてレースがはじまる。
2周目に入り、トップの市販車#1バタと#2加藤伸一がレースをリード。3番手には#3林直成が付けていたが、ミニコース区間で一気に#22IAワタライがジャンプアップし、早くも3番手に浮上した。今回は雑誌の企画でKLX125での参戦だが、どこまで行けるかは見物だ。そしてその背後には、市販車クラスをかき分けてコンペクラスの#31延島陽一郎が4番手に浮上。優勝争いに加わるか?!さらに、#7田中満男、#30山口真一まで続いて4台がセカンドグループを形成する。
3周目、トップのバタはリードを3秒に広げ、逃げ始める。そして3番手のIAワタライの背後には延島が食らい付く。KX250Fの意地にかけてもKLX125には負けられない?!そして、田中と山口のサードグループに#33島津良行と#40ユニバーサルソルジャーが接近!ここでユニバーサルソルジャーは怒涛の追い上げを見せると、島津、山口、田中を次々パスして5番手にポジションアップした。
レースは4周目に入り、IAワタライのKLX125にトラブル発生?ブレーキペダルを蹴っている。一方、ユニバーサルソルジャーは延島をパスして4番手に浮上。前を行くIAワタライに接近すると5周目にオーバーテイク。着実にポジションを上げてついに3番手に浮上した。
そして6周目、#2加藤のペースが落ち始める。練習走行で転倒した際に治りかけていた肋骨を痛めてしまったため、走るのがやっとの模様。これによりユニバーサルソルジャーがミニコース区間で加藤をパスし、2番手に浮上。そしてトップのバタをロックオンする。その後方では、追い上げてきた#44 SUTTON2号が3番手に浮上。そして4番手にはIAワタライが続く。加藤は一気に5番手までポジションダウンしたが、さらに背後には延島と島津が接近していた。
トップ争いは7周目、上りでユニバーサルソルジャーがバタを抜いてついにトップに浮上!さらにSUTTON2号もバタを即座にパスし、2番手で続く。バタは3番手にポジションダウンしたが、その背後にIAワタライが接近。後方では延島が加藤をパスして5番手に浮上した。
8周目に入り、ユニバーサルソルジャーとSUTTON2号のコンペクラスのトップ争いがついに始まる。そして下りでIAワタライもバタを抜いて3番手に浮上。後方では、延島と島津が激しい5番手争いを繰り広げる。そして5連ジャンプでは#49大久保武文が加藤をパスして7番手に浮上。そしてその後方からは#103Mr.Gが接近する。なんとMr.Gはオープニングラップの42番手から、早くも30台以上を抜いてきた!
レースは10周目に入り、トップのユニバーサルソルジャーとSUTTON2号のテールtoノーズが続く。一方、3番手のIAワタライはマシンから異音がしているようだ。っと思ったらマシンストップ!どうやらチェーンが外れてしまった模様。なんとか再スタートしたが、これにより一気に15番手までポジションダウンした。
12周目、ユニバーサルソルジャーとSUTTON2号がトップ争いを演じ、3番手に大久保が浮上した。そして4番手にMr.Gが浮上。バタは5番手にポジションダウンしたが、依然として市販車トップをキープする。どうやら今回はマシンを労りながら走行しているようだ。一方、IAワタライは再びチェーンが外れてしまい、マシンストップ。これで周回遅れとなり、その後ピットインして修理する。
14周目、ここまでテールtoノーズでバトルしていたSUTTON2号が、なんとミニコース出口で周回遅れと絡んでエンスト!再始動に手間取ると、その間に大きく離されてしまう。う〜ん、もったいない。SUTTON2号は辛うじて2番手キープで復帰したが、これでトップとは20秒差になった。
そして18周目、なんと再びSUTTON2号がエンスト!CRF250Rはエンジン不調なのか、またも再始動に手間取る。これでMr.Gが一気に2番手に浮上する!しかし、Mr.Gは自分が2番手だとは気付いていないようだ。3番手には大久保が続き、SUTTON2号は4番手までポジションを落とした。
21周目、なんと大久保が上り坂でコースアウトして転倒!これでSUTTON2号は3番手に再浮上。大久保は4番手で復帰するが、しかしその背後には#46鎌田政人も接近していた。一方、トップ争いは、Mr.Gが25秒差まで詰めたが、22周目には再び35秒差に開く。周回遅れの処理でラップタイムは大きく変るようだ。一進一退の攻防が続く。
そして27周目、鎌田が大久保をパスしてついに4番手に浮上。これで上位陣のポジションは確定したかと思われたのだが・・・。
ファイナルラップ、なんとSUTTON2号はまたしても同じミニコース出口でエンスト!そしてエンジンがかからず、3位の座を失い周回遅れとなってしまうことに!
レースは結局、ユニバーサルソルジャーが30秒ものリードを築いてトップでチェッカー。危なげない走りで悲願の初優勝を決めた。2位にMr.G、そして3位には棚ぼたで鎌田が入ることとなった。



#40 ユニバーサルソルジャー 79分コンペ 総合優勝
「コースは抜きどころがあって面白かった。速い人が迫ってきてたのでテンション下げずに走りきれました。ファイヤーEDは3〜4年前から出てますが、ようやく勝つことが出来ました。今回はゼッケンが若かったのが勝因ですね。#40は年齢と同じなんですけど60歳まで頑張りたいですね」

#103 Mr.G 79分コンペ 2位
「コースはジャンプが多くて楽しかった。でも走っていて自分が2位だとはまるで気付かなかった。今日は写真写りがいいように、カメラマンを気にしながら走りました」

 

 

#46 鎌田政人 79分コンペ 3位
「今日は序盤で2〜3回転んでしまったが、怪我しなかったし最後まで集中して走れて良かった」

 

#1 バタ 79分市販車 優勝
「前回のレースの後でエンジンが壊れたので、今日は守りのレースでした。加藤さんも調子悪かったみたいだし、無理はしなかった。IAワタライ選手に抜かれたときは付いて行こうとしたけど一瞬で離された。前回のレースからバイク乗ってなかったけど、勝っちゃった!」

 

#2 加藤伸一 79分市販車 2位
「ヒーローズADULTで折れた肋骨がまた折れたかも?医者には安静にしてろと言われてたんだけど。今日は完走できて良かった。転勤でしばらくは出れなくなるけど、そのうちまた戻ってきます」


69分

昼休みに散水が行われて、13時に各車がコースインする。69分クラスは#0杉本新一を先頭にローリングスタートが開始される。そして2番手には#1戸田茂が続く。今回から4STクラブはマシンをCRF100Fにスイッチ。杉本と戸田のほかに、#5Mr.Gと#9木内克巳もマシンをCRF100Fに変えてきている。しかも、チーム内の紳士協定なのか、エンジンと足回りはストック状態での参戦。はたして4STクラブは上位をキープすることは出来るのか?注目を集める。
各車トラブルなくゼッケン順にオープニングラップを走り、2周目に突入。ここからが本当のレースの始まりとなる。トップ杉本をミニコース区間でいきなり戸田がオーバーテイク。3番手に#3TAOが続き、4番手には#5Mr.G、そして5番手に#7池田明紀が浮上した。トップの戸田は8秒にリードを拡げて、早くも逃げ始める。
3周目に入り、トップの戸田はマシンが好調なのか、早くも18秒にリードを拡げ独走状態。しかし、2番手には早くも池田明紀が浮上。同じCRF100Fだが池田のマシンは115ccにボアアップされており、パワーでは確実に上回る。3番手には早くも#9木内が浮上し、その背後には#8長澤昌紀が続く。昨年から続く4STクラブvsNORYSの4ストミニ戦争は目が離せない。
4周目に入り、戸田のリードは8秒に削られる。池田明紀はハイペースで追い上げる。そして3番手には木内をストレートでパスした長澤が浮上。後方では#3TAOと#5Mr.Gが5番手争いを繰り広げる。そして5周目に入り、戸田と池田はテールtoノーズ。後方ではTAOとMr.GのバトルにMX85の#30池田宏嗣と、賞典外の#22IAワタライが接近する。
そして7周目、ミニコース区間で池田明紀が戸田をパスしてトップに浮上!開幕戦で優勝して何か掴んだか?池田は圧倒的なスピードで逃げ始める。2番手に下がった戸田はペースが落ち始め、8周目には長澤にも抜かれて3番手にポジションダウン。戸田のマシンはこのときすでにチェンジペダルが轍で曲がっており、ブーツが挟まってギヤチェンジしにくくなっていたのだ。これで戸田はズルズルとポジションを下げてしまう。3番手に付けていた長澤がコース奥で戸田をパスし、2番手に浮上した。
そして9周目、ここまで4番手に付けていたMr.Gが、なんと周回チェックのシケインでいきなり転倒!どうやら杭にブレーキレバーをぶつけてしまったらしい。午前の79分はフルサイズで走っていたためハンドル位置が高くて当たらなかったが、CRF100Fでは勝手が違ったか?!これで6番手にポジションダウンしてしまい、IAワタライが前に出る。
10周目に入り、トップは池田明紀がキープ。そして長澤が背後に付けてNORYSのワンツー態勢だったのだが、長澤はミスしたのか?ポジションダウン。これで#9木内が2番手に浮上。だが背後にはIAワタライが迫る!
ワタライは13周目に木内をパスして2番手に浮上すると、トップの池田明紀を追う。池田のリードは15秒あったが、さすがIAは1周で3秒ずつ差を詰める。そして19周目にロックオンすると、ミニコース区間でオーバーテイクを決めた。午前の79分はチェーンが外れてしまったが、午後の69分にはしっかりマシンに対策してきたようだ。
トップはIAワタライに代わり、一気にリードを拡大していく。これで注目は2番手争いに移り、木内が池田をロックオン。耐える池田と攻める木内。これは面白くなってきぞ。しかしレースは22周目に入り、そろそろ終盤に。事実上のトップ争いは残り時間があと僅かとなった。
木内は強引に周回遅れを抜きながらも、トップの池田にプッシュする!息詰まるバトルは最後まで続き、勝負はファイナルラップへと持ち越し。イケメン木内は最後の最後で仕掛けようと狙っていたのだが、無情にも周回遅れが間に入ってしまう!トップ池田は最後まで付け入る隙を与えずに逃げ切り、そのままチェッカーとなった。
レースは結局、IAワタライが独走でチェッカー。見事にKLX125の実力を証明して見せた。が、賞典外。#7池田明紀がプレッシャーを跳ね除けて開幕2連勝を手にした。2位には#9木内克巳、3位は#8長澤昌紀、そして4位に#30池田宏嗣が入りMX85クラス優勝となった。お疲れ様でした。

 




#7 池田明紀 69分4ストミニ 総合優勝
「同じCRF100F乗りが増えたので、元祖としては負けられない一戦でした。今までで一番嬉しい勝利ですね。最後はバトル盛り上がったし。木内さんは速いですねー、ノーマルなのに。あと1周あったら、やられていたかも?!」



#9 木内克巳 69分4ストミニ 2位
「またヤラれてしまった。2連勝されてしまうとは、くやしい。池田さんは速いし上手い。今日はレース序盤でペースが上がらなかったのが敗因かな。最後に近づいたときはイケると思ったんだけど、甘かった」

 

#8 長澤昌紀 69分4ストミニ 3位
「仲間内で絡んでしまって、転んでしまった。それがなければワンツーだったかもしれないのですが・・・」


 


#30 池田宏嗣 69分MX85 優勝
「いつもとコースレイアウトが違っていて楽しめたが、今日は3回も転んでしまった。4ストミニにも負けてしまい、情けない。今年は全戦出て15万円の商品券を当てたいです」



 

次回第3戦は、10月3日になります。ちょっと・・・だいぶ・・・離れてしまいますが、それまでに他のレースでも楽しみながら、第3戦でガチバトルを見させて頂ける事を期待しております。「もう一つのファイヤーED」も決まりましたら、連絡します。もうしばらくお待ちください。すみません。






 


 





 

 


 





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