2009第4戦 |
Photo by Uchida
repo by Sakmax
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開催日 |
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12月20日(日) |
会 場 |
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MX408(茨城県) |
天 候 |
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晴れ |
コンディション |
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ドライ |
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最終戦も皆様のすばらしいバトル楽しませて頂きました。今回はハイスピードなコース設定で、いつもよりは気持ちよく走れたのではないでしょうか!参加頂きました方々には本当に感謝申し上げます。今年の皆様のオフロードライフは満足のいくものでしたでしょうか?楽しく参加頂きましたでしょうか?来年に向けてのアンケートはその内容を受け入れ可能なところはしっかりと受けさせて頂いて、来年に反映させてまいりたいと思いますので来年も是非このファイヤーEDをご愛顧頂きたくお願い申し上げます。
レポートはもうしばらくお待ちください。完成次第アップいたします。 【79分】
10時20分にレースはスタート。♯1バタを先頭にいつものローリングスタートで、1周目はほぼゼッケン順に走り出す。しかし、♯50tact-JSはミスしたか?前との間隔が大きく開く。
♯48Mr X ・ #57テキサス&マイケル・ハゼナッツ ペア・#62ナリアンもミスしたか?早くもポジションを下げた。
レースは2周目に入り、ここからが本当のレースの始まり。♯1バタvs♯2加藤の市販者クラスによるトップ争いが始まる! そして♯4カヤモリ がポジションダウンし、♯27守 が5番手に浮上、その背後には♯31延島・#33松井が続きコンペクラスが追い上げる。と、ここで♯2加藤は転倒したか?6番手までポジションを下げてしまう。これにより♯1バタが単独トップで、2番手以下はコンペクラスの、♯31延島・#38江上・#33松井・#37石橋と続く。♯1バタのリードは20秒あったが、3周目には♯31延島が背後に迫る! 一方♯32山口(健)は転倒、♯41山口(真)はエンストでポジションダウン。今日のコースはハイスピードにレイアウトされているが、それでもやっぱり難しいところもある。
そしてここで、目覚しい追い上げを見せたのは、♯53渡辺だ。2分50秒を切るタイムでガンガンポジションを上げていく。前戦は慣れない450Fでエンストを連発し自滅したが、今日は125で必勝態勢のようだ。3周目には12番手から、4周目には6番手、そして5周目にはなんと一気に3番手までポジションアップ。
一方トップ争いは、ここでついに♯38江上がオーバーテイクに成功し首位に! ♯31延島が2番手で続く。3番手には♯53渡辺、そして♯1バタはここまでトップを走って疲れたのか、4番手に下がった。
そしてレースは6周目、ついに♯53渡辺が2つ目の登りでトップを奪う! ♯38江上が背後に続き、10秒差で♯31延島が3番手に。ここから♯53渡辺はハイペースで逃げ始めると、もう誰もついていくことはできなかった。
レースは9周目、♯53渡辺のリードは早くも20秒に拡大。一方♯31延島が2番手に浮上、♯38江上はミスしたか?3番手に下がる。
しかし、11周目には再び♯31延島をパスして2番手に復帰した。 一方5番手♯1バタの後には、追い上げてきた♯2加藤が接近する。市販車クラスのトップ争いはレース中盤に盛り上がる。
そして15周目、ついに♯2加藤が♯1バタをオーバーテイク、しかし♯1バタも諦めずについていく。一方トップ♯53渡辺のリードは1分に広がり、全員ラップの可能性が出てきた。
14周目にはベストラップとなる2分42秒をたたき出し、同一周回なのは6台のみ! これはいけそうだと思ったかどうかはわからないが、全員ラップは時間の問題となる。
レース前「今日は勝ちにきました!」と語っていたとおり、♯53渡辺は圧倒的なスピードを見せると、レース後半もペースを落とすことなく、周回遅れを量産していった。
そして19周目には、♯31延島をパスしこれで同一周回は♯38江上のみとなった。一方市販車クラスのトップ争いは、22周目なんとここまでトップを走っていた♯1バタが転倒! すぐにバイクを起こし再スタートしたものの、ステップが逝ってしまった為ペースを上げることができず、♯2加藤がクラストップへ浮上した。
レースは結局25周目に♯38江上をパスした♯53渡辺が、全員ラップを達成! そのままの勢いを最後まで保ってチェッカー! 今回はほぼノーミスでリベンジを果たした。
<各選手コメント>
♯53 渡辺選手
「コースはスピード感があったので面白かったです。全員ラップは狙ってなかったけど、気付いてました。前回の450は練習不足。125だったら自信があった。MCFAJでも勝ったので、これで2周連続。来年は関東戦のNAでも勝ちたいです!」
♯38 江上選手
「疲れました。2回転倒してしまい♯31と入れ替わった、ミニコースの所でリヤが滑った。♯53が後からラップしにきた時は、ちょっとだけがんばりました。(笑)でも2位は上出来、来年もXRで楽しんで乗ります。」
♯31 延島選手
「転倒で前に出れたんですが、むこうの方がペースが速かったですね。♯53は全然ペースが違ってた。とりあえず6位以内に入れればと思っていたので、3位は良かった。オープニングラップで転倒してしまったので、迷惑をかけた方すいませんでした。」
♯2 加藤選手
「今日は♯1と転けあいでした(笑)。途中だめだと思ったけど、転けた数の差で勝てましたね。今日はレースが短く感じましたよ。」
♯1 バタ選手
「♯2と抜きつ抜かれつのバトルの末に負けてしまった。ステップ曲がってしまったのは、高くつくかも。」
【69分】
12時50分にローリングスタートが開始される。ゼッケン順に♯0杉本・#1木内・#2 DORA-ICHIとコースインしていく。そして最後尾の♯102ウエストウッド社長がコースに入っていくころ、先頭はオープニングラップからから戻ってきて、ここで日章旗が振られてコース上で熱いバトルが始まった。
♯0杉本は先頭のポジションから6秒リード。後では♯1木内vs♯2DORA-ICHIのサイドバイサイド。そして♯5MrGは早くも♯3ヒロックをパスすると、4番手に浮上した。♯5MrGの勢いはとどまることを知らず、なんと♯1木内と♯2DORA-ICHIを立て続けにオーバーテイクすると、一気に2番手に浮上! さらに♯0杉本の背後に迫る。
レースは3周目に入り、♯0杉本vs♯5MrGvs♯1木内の三つ巴のトップ争いに、そして8秒差で♯7が4番手♯8長澤が5番手に浮上した。♯5MrGは♯0杉本に遠慮しているのか、なかなかパスしない様子。
しかし4周目に入ると、手で「イケイケ」と合図。これで♯5MrGがトップに上がる。そして2番手に♯1木内そして♯0杉本が3番手に続く。♯5MrGはハイペースで逃げると、早くも4秒のリードで5周目に突入。♯1木内はまだ食いついているが、3番手は18秒離して♯7椎名 ・ #8長澤 ・ #30池田 ・ #35ナオ ・ #36ユーボーがだんご状態。ついにMX85クラスがポジションを上げてきたぞ。
そしてなんとこの周の後半には、♯7椎名 ・#8長澤・#30池田をたて続けにパスして、♯35ナオが一気に3番手に浮上! KIDSが驚異的な追い上げを見せる。
しかし6周目、大人の意地を見せた♯36ユーボーが♯35ナオをミニコース区間でオーバーテイクし、勢いにのった♯36ユーボーは続く7周目には♯1木内もパスして、これで2番手に! しかしハイペースがたたったか、この後ミスが出てしまい後退。♯5MrGを先頭に♯1木内 ・ #35ナオ ・ #36ユーボーというポジションとなる。 ここで再び♯35ナオがチャージすると、♯1木内をパスして2番手に。さらに♯5MrGを追い詰めて行く。MrGはどこまで耐えることができるか? サイドバイサイドのバトルは続いたが、10周目ついに♯35ナオがストレートで並びかけると、アウトから抜き去る! 最速ラップの2分41秒をマークし、♯35ナオがトップに出た。 するとみるみるうちにリードは広がり、12周目には早くも20秒のセーフティーリードを築いてしまう。 恐るべし13歳。 しかもこれがエンデューロ初レース、体力は大丈夫なのか?という予想をはねのけるように逃げて行く。
一方2番手争いは4stミニの♯5MrGと、MX85の♯36ユーボーがクラスを超えたバトルを繰り広げる。2台は接触しながらガチンコバトルを続けたが、♯36ユーボーは前に出ることができない。2台は6周もの間ドックファイトを続けたものの、1つめの登りでついに♯5MrGを捕らえた。♯36ユーボーが18周目にオーバーテイクし、ようやく2番手に浮上したが時すでに遅し、トップの♯35ナオはこの時37秒もの大量リード。しかもペースを落とさず逃げていた。
これでワン・ツーはほぼ確定的となり、注目は3番手の♯5MrG背後に接近する♯1木内。最後の最後に狙っているのか、なんとファイナルラップで♯5MrGの後に迫る! これは面白いぞ! ♯1が最終コーナーでアタックしたが、♯5MrGがなんとか抑えた。
レースは結局、♯35ナオがブッチギリでファイヤーエンデューロ、初参戦・初優勝を決めた!2位に♯36ユーボーが入り、そして3位は4stミニクラス優勝の♯5MrGという結果になった。
2009年のファイヤーエンデューロは、79分・69分とも最終戦で若いライダーが大活躍を見せてくれました。 いよいよ世代交代か? ベテランの巻き返しはあるのか? 来年も楽しみですね。 みなさんお疲れ様でした。
<各選手コメント>
♯35 ナオ選手
「初めてのエンデューロは長かったですね。コースは奥が狭くて抜くのが大変でした。誰がトップなのか分からなかったので、気付いた時には自分がトップでした。」
父 「先週のヒーローズキッズに出て、ヒート1はブッチギリで勝ったけど、ヒート2は転んで1−2で2位だったので、その雪辱を果たせてよかった(笑)」
♯36 ユーボー選手
「あせってしまって、エンストを2回もしてしまった。抜いた直後にエンストしてまた後に。それからブロックされてしまった。ファイヤーエンデューロは2回目ですが、次は優勝したい。でも追いかけてる方が楽ですね。」
♯5 MrG選手
「今日はコースも最高で、楽しくレースができました。♯1イケメンが、最後あんなに近くにいるとは思わなかった。凄い勢いで♯1が来たので手がつりそうになった。KX85の子には、オヤジ狩りにあってしまった気分です(笑)疲れた」
♯1 木内選手
「俺も手が離れそうだった。あと1周あればなー。ラスト2周位で調子よくなってきたので、最後にアタックしたら杭につっこみそうになってしまった。ま、チームのワン・ツーなので結果はいいけど、負けてはいけない人に負けてしまいました」
さて、2010年に突入してしまってレポートをアップいたしました。遅れてすみませんでした。両クラスともに終盤のバトルが見ごたえありましたね!!なんだかみなさんのその楽しみ方がこちらまでビンビン伝わってくるので、一緒に楽しめるって感じです。2010年もその熱いオフロード魂を切らさずに、さらに盛り上がって頂けたら最高です。この最終戦の興奮が冷めやらうまに今年の第1戦が開始となります。大変お忙しいこととは思いますが万障お繰り合わせの上ご予定を調整頂きたくお願い申し上げます。早速、本年度分の案内を郵送したので届いている事と思いますのでご検討ください。
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