昨年末の最終戦を終えて1か月を待たずして2009年の初戦を迎えました。今回も多数のエントリーを頂き誠にありがとうございます。大変感謝し今年も1年ご愛顧頂きたくよろしくお願い申しあげます。今年も例年通り年間4戦を計画し、もちろん最終戦では15万円の商品券争奪大抽選会を行います。第1戦に参加された方々にはこの権利が既に発生いたしましたので、4回完全に参加し楽しんで頂き、さらには夢の商品券をGETしていただければと思います。 【79分】 10時22分、午前の79分クラスがローリングスタートを開始。ゼッケン順に隊列を作り、マーシャルに続いて市販車クラスの#1バタを先頭にコースイン。連勝記録更新中のバタだが、それをストップするべく#2マネージャーもXR230で参戦する。同じチームだが、二人にチームオーダーは存在しない。さらに、#7神田隆博、#18野本政明と市販車は今回4台のみ。XR/XLRのワンメイクみたいな展開です。少々さびしい。そして、その後方には#31延島陽一郎がコンペクラス最前列からスタート。この好位置を活かすことができるか。 一方、ファイヤー常勝をほこる#49山中一範は23番手からの発進。これでも前回よりはマシなのかな?各車順調にサイティングラップを周回する。が、早速#37山口健俊が逆バンクでエンスト。そして#34SUTTON2号と#50DORA−1が転倒。早くも波乱の幕開けとなった。そしてレースは2周目に入り、ここから真の戦いのはじまりだ。バタがリードを広げてマネージャーは3秒遅れ。じりじりと引き離される。しかも背後には神田が接近。マネージャー危うし。後方では延島が野本とバトルを繰り広げる。コンペクラスは早く市販車の前に出ないと自分が苦しくなる。しかし、市販車クラスの4名はツワモノばかりで、易々とは抜かせてくれない。後方では#33クワと#56番長も転倒。V字の谷間があったりして、いつになく本格的なコース設定。レベルの違いがはっきりと出る。 レースは3周目に入り、バタは5秒リード。マネージャーも2番手をキープしているが、その背後には神田が迫る。延島は4番手に浮上し、それに続いて#32山口英樹も5番手に浮上したが、直後にエンスト。再びポジションを落としてしまい、これに乗じて#35松井修が5番手に浮上した。一方、山中は早くも9番手までジャンプアップ。どうやって抜いてきたのでしょう?そして4周目、トップのバタはリードを8秒に拡大させる。総合優勝を獲るつもりか?一方、神田はマネージャーに仕掛けようとして、逆バンクで転倒。もったいない。そして気づけば延島のうしろには早くも山中が!つづく5周目には延島をパス。気付けばたった5周で3番手まで浮上した。恐ろしい。 一方、トップのバタはリードを17秒に拡大。そしてマネージャーも14秒離しているが、コンペの山中はペースが違いすぎ。あっという間に追いつかれたマネージャーは、6周目に軽くパスされてしまう。そして、#44SUTTONが3番手に、#35松井修が4番手、そして#60大久保武文が5番手に浮上。コンペクラスが次々と上位に進出してくる。マネージャーは抜かれて気落ちしたか、6番手にポジションダウンした。一方、バタは7周目までトップをキープ。山中をしぶとくブロックしてみたものの抑えられるはずもなく、ミニコースでオーバーテイク。そして山中がトップに浮上する!ここから山中は独走状態に入る。そして注目は2番手争いへと移っていく。中盤の12周目に入り、山中のリードははやくも30秒に拡大し、ようやくバタを抜いたSUTTONが2番手に浮上。そして3番手にバタがまだこらえているが、その背後には大久保が接近する。そして、ここで#81nikko@B☆1が5番手に浮上した。スタート38番手から、楽ではない戦いを経てようやく這い上がってきたのだったが、時すでに遅し。レースは半分を消化しており、前の4台は遥か先を行く。
そしてレースは18周目、ここで大久保がバタをついにパスして3番手に浮上。これでトップ3はコンペクラスとなる。バタは市販車で健闘したが、さすがに限界?終盤はツーリング状態となったようだ。そして注目は2位争い。逃げるSUTTONを追う大久保。2台は一進一退の攻防を繰り広げているようだが、なんと23周目に周回チェックポイントでSUTTONがエンスト!まだ慣れないCRF250Rはエンジンの始動に手間取る間に、大久保が労せずしてポジションアップ。最後の最後で順位が入れ替わった。レースは結局、4位以下をラップしてしまう圧倒的な速さを見せて、山中が快勝。そして2位には大久保が入り、SUTTONは悔しい3位に終わった。
【69分】 12時55分、午後の69分のレースが始まる。パドックで押しがけしていた#00杉本新一だが、問題なくローリングスタートを開始した。そしてその背後には#1木内&大山ペアの大山名人が第一走者を務める。さらに#2ホリーズ、#4村田裕とゼッケン順にコースイン。ただ一人、#51ENOENOはパンク修理が間に合わずにDNSとなった。う〜ん、残念。そして2周目に入りここから勝負の始まりだ。トップの杉本はアドバンテージを活かして一気に逃げる。今回はキャブを交換して絶好調と言っていたが、エンジンがかかっているうちは本当に好調のようですね。一方、2番手には早くもホリーズが上がる。そして3番手には#6長澤昌紀が浮上。#5Mr.Gが4番手で、#4村田裕は5番手に下がる序盤の展開だ。 トップを狙う長澤は、3周目に一気にスパートを仕掛けると、ホリーズと杉本を立て続けにパス。早くも首位を奪う!が、しかし、勢い余ったか前に出た直後に転倒してポジションダウン。もったいな過ぎるぞ、面白いけど(笑)。これでトップは漁夫の利でMr.Gに。しかし、今日の杉本は何か違っている。15万円商品券を昨年末にGETして勢い付いたのか、なんとMr.Gをミニコース区間でぶち抜くと再びトップに!レースは4周目に入り、依然として杉本が首位をキープ。その背後にMr.Gとホリーズが続く。そして4番手には#10池田明紀が浮上。長澤は5番手まで落ちてしまったが、まだ諦めてはいない。さらに、後方では#11工場長v池田宏嗣の熾烈な6番手争いも始まった。いたるところで好バトルが繰り広げられている。 レースは5周目に入り、杉本はまだトップをキープ。しかし、さすがに疲れが出始めたか徐々にペースは落ち始めているようだ。そして6周目、ここで再びMr.Gがトップを奪う。すると、後続も立て続けにパスしていき、杉本はあっという間に5番手までポジションダウン。ミスしたのかな? そしてレースは7周目、Mr.Gのリードは3秒に拡大。2番手争いは長澤vs池田宏嗣vsホリーズvs池田明紀の4つ巴のバトルに発展する。8周目に入るとMr.Gのリードは6秒に広がる。そして、池田明紀がホリーズをパスして4番手に浮上した。池田明紀の追い上げは凄まじく、ストレートのスピードはとてもXR100とは思えない。一体何ccなんでしょうかね?そしてレースは10周目、池田明紀は一気にスパートを仕掛けると2番手に浮上!さらにMr.Gの背後に迫る。そしてレースは15周目、徐々にリードを削っていった池田明紀は、ついにMr.Gを捕らえてオーバーテイク!4ストクラブの牙城を崩すライダーが現れたのか?!しかし、Mr.Gもやすやすとは諦めたりしない。再びトップを奪うべく池田明紀を追走する。そして終盤の19周目、狙い済ましたかのようなオーバーテイクでMr.Gが三度トップの座に返り咲く!池田明紀はミスしたのか、2台の差は一気に10秒まで開いていた。 一方、すさまじい追い上げを見せたのはMr.Gだけではない。ライダー交代した#1木内もポジションを回復しはじめ、あれよあれよという間に5番手まで上がってきていた!そして22周目、ここで長澤が池田宏嗣をパスして3番手に浮上。しかし、背後からはその木内が接近する!そしてレースはファイナルラップへ。トップのMr.Gは結局、15秒もの大量リードを築いて独走状態のままチェッカー!2位には4ストミニの新星、池田明紀が入る。終盤ミスがなければMr.Gに迫れたかも・・・。残念。注目の3位争いは、最後にオーバーテイクを決めた木内&大山組が入る結果に。2番手から20番手まで落ちて、そこから3位にV字回復。お見事でした。そしてみなさんお疲れ様でした!
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