2009第1戦  
Photo by Sakumax

開催日 :: 1月18日(日)
会 場 MX408(茨城県)
天 候 晴れ
コンディション :: ドライ
エントリー台数 90台
リザルトメニュー(レース別)
79分 市販車・コンペ部門

69分 4stミニ・MX85・110クラス・レディース部門
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79分 総合

79分 ラップチャート

69分 総合

69分 ラップチャート

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パドック・ブリーフィング

練習走行

79分クラス

69分クラス

表彰式

 昨年末の最終戦を終えて1か月を待たずして2009年の初戦を迎えました。今回も多数のエントリーを頂き誠にありがとうございます。大変感謝し今年も1年ご愛顧頂きたくよろしくお願い申しあげます。今年も例年通り年間4戦を計画し、もちろん最終戦では15万円の商品券争奪大抽選会を行います。第1戦に参加された方々にはこの権利が既に発生いたしましたので、4回完全に参加し楽しんで頂き、さらには夢の商品券をGETしていただければと思います。
 そして、今年は「もうひとつのファイヤーED」を高崎榛名で3戦を開催決定いたしました。こちらも毎回の抽選会とウエアー類のアンケート抽選がございますのでご期待下さい。コースはアップダウンのマウンテンコースなのでちょっと雰囲気の変わったファイヤーEDとなっておりますので、話のネタにでもぜひ参加頂ければ幸いです。

79分

10時22分、午前の79分クラスがローリングスタートを開始。ゼッケン順に隊列を作り、マーシャルに続いて市販車クラスの#1バタを先頭にコースイン。連勝記録更新中のバタだが、それをストップするべく#2マネージャーもXR230で参戦する。同じチームだが、二人にチームオーダーは存在しない。さらに、#7神田隆博、#18野本政明と市販車は今回4台のみ。XR/XLRのワンメイクみたいな展開です。少々さびしい。そして、その後方には#31延島陽一郎がコンペクラス最前列からスタート。この好位置を活かすことができるか。

 一方、ファイヤー常勝をほこる#49山中一範は23番手からの発進。これでも前回よりはマシなのかな?各車順調にサイティングラップを周回する。が、早速#37山口健俊が逆バンクでエンスト。そして#34SUTTON2号と#50DORA−1が転倒。早くも波乱の幕開けとなった。そしてレースは2周目に入り、ここから真の戦いのはじまりだ。バタがリードを広げてマネージャーは3秒遅れ。じりじりと引き離される。しかも背後には神田が接近。マネージャー危うし。後方では延島が野本とバトルを繰り広げる。コンペクラスは早く市販車の前に出ないと自分が苦しくなる。しかし、市販車クラスの4名はツワモノばかりで、易々とは抜かせてくれない。後方では#33クワと#56番長も転倒。V字の谷間があったりして、いつになく本格的なコース設定。レベルの違いがはっきりと出る。

 レースは3周目に入り、バタは5秒リード。マネージャーも2番手をキープしているが、その背後には神田が迫る。延島は4番手に浮上し、それに続いて#32山口英樹も5番手に浮上したが、直後にエンスト。再びポジションを落としてしまい、これに乗じて#35松井修が5番手に浮上した。一方、山中は早くも9番手までジャンプアップ。どうやって抜いてきたのでしょう?そして4周目、トップのバタはリードを8秒に拡大させる。総合優勝を獲るつもりか?一方、神田はマネージャーに仕掛けようとして、逆バンクで転倒。もったいない。そして気づけば延島のうしろには早くも山中が!つづく5周目には延島をパス。気付けばたった5周で3番手まで浮上した。恐ろしい。

 一方、トップのバタはリードを17秒に拡大。そしてマネージャーも14秒離しているが、コンペの山中はペースが違いすぎ。あっという間に追いつかれたマネージャーは、6周目に軽くパスされてしまう。そして、#44SUTTONが3番手に、#35松井修が4番手、そして#60大久保武文が5番手に浮上。コンペクラスが次々と上位に進出してくる。マネージャーは抜かれて気落ちしたか、6番手にポジションダウンした。一方、バタは7周目までトップをキープ。山中をしぶとくブロックしてみたものの抑えられるはずもなく、ミニコースでオーバーテイク。そして山中がトップに浮上する!ここから山中は独走状態に入る。そして注目は2番手争いへと移っていく。中盤の12周目に入り、山中のリードははやくも30秒に拡大し、ようやくバタを抜いたSUTTONが2番手に浮上。そして3番手にバタがまだこらえているが、その背後には大久保が接近する。そして、ここで#81nikko@B☆1が5番手に浮上した。スタート38番手から、楽ではない戦いを経てようやく這い上がってきたのだったが、時すでに遅し。レースは半分を消化しており、前の4台は遥か先を行く。

 そしてレースは18周目、ここで大久保がバタをついにパスして3番手に浮上。これでトップ3はコンペクラスとなる。バタは市販車で健闘したが、さすがに限界?終盤はツーリング状態となったようだ。そして注目は2位争い。逃げるSUTTONを追う大久保。2台は一進一退の攻防を繰り広げているようだが、なんと23周目に周回チェックポイントでSUTTONがエンスト!まだ慣れないCRF250Rはエンジンの始動に手間取る間に、大久保が労せずしてポジションアップ。最後の最後で順位が入れ替わった。レースは結局、4位以下をラップしてしまう圧倒的な速さを見せて、山中が快勝。そして2位には大久保が入り、SUTTONは悔しい3位に終わった。

#49 山中一範 79分コンペ スーパークラス優勝  
「寒かったので指先の感覚が無くて大変だった。練習走行で転倒してブレーキレバー折っちゃいましたし。V字の谷間はかなり削れて深くなってきたので最後の方は別のラインを通るようになった。前回は棚ぼたの優勝だったので、今回は早めにエントリーしていて良かったです」

 



#60 大久保武文 79分コンペ スーパークラス2位  
「久々のエンデューロで楽しかった。この125はもらったばっかりで初レースだったんです。途中で給油したんですが、たぶんガソリンは最後までもちましたね。コースはもっと難しくても良かった。15万円商品券当てたいので今年は全戦出たいですね」

 

 


#44 SUTTON  79分コンペ スーパークラス3位  
「エンストやらかしちゃって、その後エンジンかけるのに手間取ってしまった。今回でCRF乗るの3回目なので、まだまだコツがつかめてないのかも。エンジン止まるまでは調子良かったのになぁ。残り10分のボード見て油断したのかな?」

 



#1 バタ 79分市販車クラス優勝  
「マネージャーがもっと付いてくると思ったんだけど。今回は市販車クラスが4台しかいなかったのがさびしかったですね。トレール車をもっている人はどんどん出てほしいですね。僕は総合優勝を狙います!」

 

 


#2 マネージャー 79分市販車クラス2位  
「序盤は頑張ったけどバタ速過ぎ!V字の谷間で2回ほど止まってしまった。完走できないかと思ったけど、トレールタイヤに履き替えてて良かった。本日の走行距離は44kmでした(笑)」


  

 【69分

12時55分、午後の69分のレースが始まる。パドックで押しがけしていた#00杉本新一だが、問題なくローリングスタートを開始した。そしてその背後には#1木内&大山ペアの大山名人が第一走者を務める。さらに#2ホリーズ、#4村田裕とゼッケン順にコースイン。ただ一人、#51ENOENOはパンク修理が間に合わずにDNSとなった。う〜ん、残念。そして2周目に入りここから勝負の始まりだ。トップの杉本はアドバンテージを活かして一気に逃げる。今回はキャブを交換して絶好調と言っていたが、エンジンがかかっているうちは本当に好調のようですね。一方、2番手には早くもホリーズが上がる。そして3番手には#6長澤昌紀が浮上。#5Mr.Gが4番手で、#4村田裕は5番手に下がる序盤の展開だ。

  トップを狙う長澤は、3周目に一気にスパートを仕掛けると、ホリーズと杉本を立て続けにパス。早くも首位を奪う!が、しかし、勢い余ったか前に出た直後に転倒してポジションダウン。もったいな過ぎるぞ、面白いけど(笑)。これでトップは漁夫の利でMr.Gに。しかし、今日の杉本は何か違っている。15万円商品券を昨年末にGETして勢い付いたのか、なんとMr.Gをミニコース区間でぶち抜くと再びトップに!レースは4周目に入り、依然として杉本が首位をキープ。その背後にMr.Gとホリーズが続く。そして4番手には#10池田明紀が浮上。長澤は5番手まで落ちてしまったが、まだ諦めてはいない。さらに、後方では#11工場長v池田宏嗣の熾烈な6番手争いも始まった。いたるところで好バトルが繰り広げられている。

 レースは5周目に入り、杉本はまだトップをキープ。しかし、さすがに疲れが出始めたか徐々にペースは落ち始めているようだ。そして6周目、ここで再びMr.Gがトップを奪う。すると、後続も立て続けにパスしていき、杉本はあっという間に5番手までポジションダウン。ミスしたのかな? そしてレースは7周目、Mr.Gのリードは3秒に拡大。2番手争いは長澤vs池田宏嗣vsホリーズvs池田明紀の4つ巴のバトルに発展する。8周目に入るとMr.Gのリードは6秒に広がる。そして、池田明紀がホリーズをパスして4番手に浮上した。池田明紀の追い上げは凄まじく、ストレートのスピードはとてもXR100とは思えない。一体何ccなんでしょうかね?そしてレースは10周目、池田明紀は一気にスパートを仕掛けると2番手に浮上!さらにMr.Gの背後に迫る。そしてレースは15周目、徐々にリードを削っていった池田明紀は、ついにMr.Gを捕らえてオーバーテイク!4ストクラブの牙城を崩すライダーが現れたのか?!しかし、Mr.Gもやすやすとは諦めたりしない。再びトップを奪うべく池田明紀を追走する。そして終盤の19周目、狙い済ましたかのようなオーバーテイクでMr.Gが三度トップの座に返り咲く!池田明紀はミスしたのか、2台の差は一気に10秒まで開いていた。

 一方、すさまじい追い上げを見せたのはMr.Gだけではない。ライダー交代した#1木内もポジションを回復しはじめ、あれよあれよという間に5番手まで上がってきていた!そして22周目、ここで長澤が池田宏嗣をパスして3番手に浮上。しかし、背後からはその木内が接近する!そしてレースはファイナルラップへ。トップのMr.Gは結局、15秒もの大量リードを築いて独走状態のままチェッカー!2位には4ストミニの新星、池田明紀が入る。終盤ミスがなければMr.Gに迫れたかも・・・。残念。注目の3位争いは、最後にオーバーテイクを決めた木内&大山組が入る結果に。2番手から20番手まで落ちて、そこから3位にV字回復。お見事でした。そしてみなさんお疲れ様でした!


#5 Mr.G 69分4ストミニ スーパークラス優勝 
「実は火曜日にぎっくり腰になってしまって、針を打ってようやく動けるようになった。#10の池田さんは本当に速くて、最初はペースが上げられなかった。バトルになって周遅れに助けられたって感じです。今日はみんなマナー良くて、コースも良くて走っていて楽しかったです」

 

 


#10 池田明紀 69分4ストミニ スーパークラス2位 
「面白かった。仲間内での戦いもあり、後ろを気にしながらのレースでしたね。#5とのバトルは1回前に出たんですけど、気を抜いたら抜き返されてしまった感じですね。次は、4ストクラブに勝てるようにチーム戦ですね(笑)」

 

 



#6 長澤昌紀 69分4ストミニ スーパークラス4位 
「一瞬トップに立って、舞い上がってしまった。後ろから仲間も来ていて抜かせないようにしようと思っていたら・・・。3位をキープしたかった」

 

 

 
#1 木内&大山組 69分4ストミニ スーパークラス3位 4429 4493
「実はフォーメーションラップで転倒してました。最後、#6を抜いたのは僕が頑張りました(笑)」

 

 


#29 池田宏嗣 69分MX85スーパークラス優勝 
「85クラスで一番前だったのが良かったですね。これが後ろだったら#182バーニーにやられていたでしょうね。家族の応援でなんとか完走できました」

 


#182 バーニー 69分MX85スーパークラス2位 
「木内さんとバトルで来て楽しかったです。でも、去年まで参戦していた4ストミニの方が楽しかったような気がしますね。次は、79分市販車かな?!」

 

 


#83 鎌田政人 69分110スーパークラス2位 
「ドライコンディションで楽しかった。でもマディの方が好きなんですが。連覇できなくて残念でした」

 

 


#90 坂本博之 69分110スーパークラス優勝  
「KSRには負けられないので勝てて良かったです。他のクラスの人が譲ってくれなくって、強引にいったら絡んじゃいましたよ(笑)」


 




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