2008第3戦 レポート by Sakumax

開催日 9月5日(日)
会 場 MX408(茨城県)
天 候 晴れ
コンディション ドライ
エントリー台数 81台
リザルトメニュー(レース別)
79分 市販車・コンペ部門

69分 4stミニ・MX85・110クラス・レディース部門
リザルトメニュー(総合)
79分 総合
79分 ラップチャート

69分 総合
69分 ラップチャート

■MYフォトグラフ
パドック・ブリーフィング

練習走行

79分クラス

69分クラス

表彰式

MX408のリニューアルオープン後の初ファイヤーED となった第3戦となりました。いつもとはちょっと違った雰囲気のレイアウトで天候も良く、コンディションも良く実力が拮抗したハラハラドキドキのレースでした。

まずはリザルトと画像をアップいたしましたので、ゆっくりとご覧ください。そして、今年の最終戦の前にMX408からファイヤーが飛び出して、「もうひとつのファイヤーエンデューロ」と銘うって、高崎は榛名のモトフィールド榛名にて特別レースを開催いたします。万障お繰り合わせのうえ是非参加頂きたくお願い申し上げます。

早速群馬県近郊の方々からエントリーを頂いておりますので、面白いレースになること間違えなし!。頑張りますので遊びに来てください。


79分

10時25分、マーシャルを先頭に79分のレースが開始される。スタート直前にエンジンがかからなかった#41山口真一はグリッドを下げることになったが、ほぼゼッケン順で回り終えると、いよいよバトルの始まりとなる。2周目に入りいきなり追い上げを開始したのは#6バタ。市販車クラス8台がコンペの前を走っているうちにトップに躍り出る作戦か?!その後方からは#31門井文夫もハイペースで迫る。2周目を終えた時点でトップは#2加藤伸一に代わり、2番手にバタ。#1古澤孝一が3番手に落ちていった。


レースは3周目に入り、コンペクラスの先頭からスタートした門井が3番手に浮上する!そして、4周目に加藤vsバタvs門井の熾烈なトップ争いが展開されることになる。レーサー相手に市販車で健闘する加藤とバタだったが、それもここまで。5周目ついに門井がトップに浮上!2番手にはバタが付ける。そして3番手に加藤が下がり、その後ろには#34江上雄二が浮上していた。その後方、17秒遅れで5番手に浮上したのは#35石橋延文。そして6番手が#42ユニバーサルソルジャー。これで上位陣はコンペクラスが着実にポジションアップ。ここから優勝争いは激化していく。


レースは中盤の8周目に突入し、トップ門井は30秒弱のリードを築き独走状態に。一方、2番手は市販車クラスのバタがXR250でポジションキープの走りに徹している。背後に迫る江上のマシンもXR250Rだが、こちらはレーサーなのでコンペクラスでの参戦となる。XR同士の壮絶なバトルの背後では、4番手に浮上していた#57豊島克也が周回遅れと絡んで転倒を喫す!しかしすぐに再スタートできたようだ。そして10周目に入り、ようやくバタをパスした江上が2番手に。そして一気に追い上げる!門井のリードは、10秒まで削られる。ひょっとしたら逆転するかも?!と思わせたところで、門井が再びペースを上げて突き放しにかかる。さすがは百戦錬磨のベテラン。19周目に再びリードを30秒まで拡大していった。

そして、レースは終盤の20周目に突入。トップ門井は30秒のリードをキープしたまま。2番手に食い下がる江上。その5秒後ろに接近するのは豊島だ。転倒からリカバリーして3番手につけてきた。4番手には#58masaが浮上。さらにバタとユニバーサルソルジャーが続く。どうやら優勝候補はこの6人に絞られたようだ。そしてレースは23周目、なんと門井がエンストした車両に引っ掛かってストップ!タイムロスする間に豊島が2番手に急浮上。そしてその背後には江上がつける。レースは残り20分となり、ここにきてスプリントのような三つ巴の展開となった!


レースはいよいよ大詰めの26周目に入り、トップ門井と2番手の豊島がテールtoノーズで周回。タイヤが接触するほどのガチンコバトルを見せている!優勝争いは二人の一騎打ちとなった。一方、3番手に下がった江上は20秒ほど差が開いてしまい、ポジションキープに切り替えた様子。そして、運命のファイナルラップに突入する2台。さすがに疲れが出たか、周回遅れを抜くのに手間取った門井。それを見逃さなかった豊島が強引にオーバーテイクを仕掛ける!これで門井が首位陥落し、そしてトップをキープした豊島がチェッカー!ラストラップに執念で逆転勝利をもぎ取った。気がつけばオープニングラップ33番手からの追い上げ、お見事でした。そして2位の門井、3位江上の両名には次回リベンジを期待したいです。

#57 豊島克也 79分コンペ 優勝   
「最終ラップだとわからなかった。でも、トップは見えていて、直線で競って前に出たんだけどコースアウトしてしまいました。インに入りすぎて杭に突っ込みましたね。でも久々のファイヤーEDで、2年ぶりかな。ドライ路面で優勝は初めてです。ラッキーでした」

 

 



#31 門井文夫 79分コンペ 2位    
「前が詰まってしまうと待つしかないもんね。強引にいけないよー。いや〜、疲れて最後は指がつってしまった」

 

 



#6 バタ 79分市販車 優勝 144 133
「CRMの加藤さんが2番手にいたので、差が開いていても気にしてはいました。直線でレーサーにカモられて辛かったなぁ。リアタイヤ新品、エンジンも載せ換えたので気持ち良く走れました」

 




【69分】

午後1時、69分のローリングスタートが開始される。2周目からレースは始まり、リードを奪ったのは#2池田明紀だ。その背後には#3長澤昌紀がぴったりとマーク。さらに#7藤堂豪が3番手に浮上していた。そして3周目、その藤堂が激しいバトルの末にトップに浮上する。2番手に長澤、3番手に池田と続く4ストミニの首位争い。一方、スタート10番手から激しい追い上げを見せる#43木内克己は早くも4番手に浮上していた。このところマシントラブルによる自滅の多い木内だが、今日は勝算ありと見たか?早めに仕掛ける。


そしてレースは5周目に入り、なんとチェックポイントのシケインで藤堂が転倒!ここまでレースを引っ張っていただけに、もったいない。これで長澤が難なくトップに浮上。背後には木内が迫る。そしてその後ろには、MX85クラスの#39ボンバーがハイペースで追い上げる。オープニングラップを23番手で通過したボンバーだったが、3番手に浮上。なんと序盤で早くも20台を抜いたことになる。勢いに乗るボンバーは7周目に木内を捕え、8周目には長澤もパスし、あっさりとトップに浮上した。最速ラップを自ら塗り替えつつリードを広げる。


一方、注目なのは3番手争い。激しい追い上げを見せていた#1Mr.Gが、8周目に木内をパスする。木内は転倒したのか、立て続けにポジションダウン。そして後ろには#31増田実と#182バーニーも接近している。レースは中盤に差しかかった10周目、増田が木内をパスして4番手に浮上する。が、12周目には木内が再び抜き返す!壮絶なバトルが続いていった。


残り時間30分を切った14周目、ここにきて木内がMr.Gをオーバーテイク。自力で3番手のポジションを取り戻す。Mr.Gは再び抜き返そうとするのだが、15周目にコースアウトし6番手までポジションを落とした。そして18周目、ここまで2番手をキープしていた長澤に木内が接近。疲れが出たか?ペースの上がらない長澤をパスして、木内がついに2番手までポジションを戻す!
レースは20周目に突入し、トップのボンバーは25秒のセーフティリードを築き、独走状態。一方、2番手争いは木内vs増田vsバーニーの三つ巴のバトルが続く。21周目に増田を捕らえたバーニーが3番手に浮上。さらに木内とテールtoノーズで競り合う。一方、抜かれた増田はスローダウンしコース上にストップ。マシンを押してピットへと戻っていくではないか!?・・・どうやらガス欠のようです。う〜ん、残念。


そしてレースはファイナルラップ、圧倒的なスピードでぶっちぎったボンバーが余裕でチェッカー!2位争いは最終コーナーまで続いたが、木内が抑えきってクラス優勝を勝ち取る結果となる。そして110は、トラブルを抱えるCRF50で文字通り“耐久”したROKUがクラス優勝を決めた。



#39 ボンバー 69分MX85 優勝  
「普段はスプリントですが、体力作りでエントリーしました。コースは面白かったですね。耐久レースってあまりジャンプないのが普通ですけど、ファイヤーEDは気持ち良く飛べるところがあって良かった。1時間持つかなぁ、と思ってたんだけど。次は上の79分クラス優勝を狙ってみたいですね」

 



#43 木内克己 69分4ストミニ 優勝 
「途中でMr.Gがストレートから抜きに来て、コースアウトしてくれました。終盤、バーニーには予想以上に迫られてしまった。あと1周あったらパスされてたかも?でも、エンデューロで勝ったのは久しぶりだし、今日は面白かった。できればもうちょっと余裕で逃げたかったなぁ」

 



#182 バーニー 69分4ストミニ 2位 
「チェンジペダルの頭が無くなってしまってギヤチェンジが大変だった。それにしても木内さんは、ミスしない限り抜けないですね。でも、今回4STクラブのゴールデンメンバーの人たちと絡めたので、いいレース内容だったと思います」

 



#617 ROKU 69分110優勝 
「マシントラブル(整備不良?)あったのは分かってたんですが、 “ジャンプ飛ぶな”ってサインボード出してもらったのが良かったですね。でも、結構飛んじゃいましたけど(笑)」

 


さて、最終戦の第4戦 12月21日はどんなレース展開になるんでしょうか?リベンジはともかく、純粋にレースを楽しんで、いい汗をかきに来てください。4回全戦出場した者のみのお楽しみ!!大抽選会も気になるところでございます。BIGなクリスマスプレゼントを夢見て最終戦に参加してください。

最終戦の前に、もうひとつのファイヤーエンデューロもございます。11月9日高崎榛名の「モトフィールド榛名」での開催です。ぼちぼちエントリーも集まっています。参加希望の方はお早めにお願いいたします。皆様の参加、心よりお待ち申し上げております。






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