第4戦(最終戦!) |
レポート by koutarou&Sakumax |
開催日 |
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12月16日(日) |
会 場 |
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MX408(茨城県) |
天 候 |
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晴 |
コンディション |
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ドライ |
エントリー台数 |
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97台 |
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今年の総集編。最後の最後まで大盛り上がりでした。参加いただいた方々本当にご苦労様でした。強烈な北風に体を流されながら頑張った姿はしっかりと画像に収めてありますので、ゆっくりご覧いただきたいと思います。
全戦参加された方々の中から見事15万円のプレミアムチケットを手にしたのは・・・・、××さん。いったい何を購入されたのかはとても興味のあるところです。 来年のファイヤーは、少しクラス統合・編集をいたしましての開催になります。もちろん毎回の抽選はもとより、15万円のプレミアム抽選会もやりますので、ぜひ4戦全戦参加していただいてお宝ものをGETしてください。
79分クラス
79分はコンペと市販車のフルサイズがメインとなるクラス。午前10時半、マーシャルの先導で各車ローリングスタートを開始する。まずは市販車クラスが走り出す。つづいてコンペクラスと、ゼッケンが若い順に列を成していく。マーシャルがコースアウトしてレースは2周目から。アドバンテージを生かして#1豊田雄平(KLX250SR)がトップに出る。マーシャルの後ろにピッタリとついてハイペースで逃げたのが功を奏して、早くも10秒リード。ゼッケン1の利点を最大限に活用した。それに続くはなんと#180イバオ(XR230)だ!がしかし、それもつかの間。コンペクラスのライダーたちがすぐに追い上げを開始する。3周目を通過したときの順位はトップ#1豊田、2番手に#33千葉哲也(KTM125)、3番手に#34山崎浩一(KX250)と続く。その後ろに#180イバオ。#31延島陽一郎(KX250F)。2連勝中の#56カズ(RMZ250)が出遅れて、この時点では14番手。トップとは半周近くの差がある。これはかなり厳しいかも?豊田は4周目までトップをキープ。しかし、リードもここまで。#33千葉がトップに浮上する。続けざまに#34山崎も最終コーナーで2番手に浮上。#36秋元崇宏(CRF250R)も4番手に浮上。そして#56カズも11番手まで追い上げて、いよいよコンペクラスのトップ争いが開始される。6〜8周にかけて#33千葉が逃げはじめ、#34山崎は徐々に離されつつ2番手をキープ。そして50秒遅れて#1豊田が3番手。そのすぐ後ろに#36秋元と#56カズの2台が、市販車に頭を押さえられて抜きあぐねているように詰まる。しかし#1豊田も市販車クラスのトップを走るため、譲っているわけにもいかない。緊迫した接近戦が続いたが、9周目ついに#56カズが3番手に浮上。この時点でトップとは54秒もの差が開いている。上位3台は周回遅れをかわしながら、見えない敵と戦っているようだ。9周目には、渡辺学@賞典外(WR250F)が最後尾スタートから37人抜いて6番手に急浮上!市販車で、ノーマルタイヤで、このパフォーマンスはさすが現役IAライダー。全クラスでトップタイムとなる2分39秒代を叩き出し、さらに上位を狙う。レースは中盤、#33千葉がリードを保つが、#56カズも16周目に2番手までポジションアップ。じりじりと追い上げ中。果たしてトップに届くのか?テントも吹き飛ぶくらいの強風にあおられ、転倒者も続出したレース後半。20周目に2台の差は20秒まで縮まり、そして23周目にはテールトゥノーズに!コース奥の区間で勝負に出たカズは、ついにオーバーテイクに成功する。しかし、まだ逆転を狙う千葉も追いかける。すると25周目、なんとここでカズがエンスト!千葉がトップに返り咲いた。カズは焦りが出たのか、再スタートに手間取り2台の間隔は7秒差に。ラスト10分の表示が出され、レースは終盤。2台の差は2秒にまで接近。そしてついにL1のボードが出された。勝負の行方はいかに?!後ろを振り返る余裕も見せた千葉だったが、カズはなんとファイナルラップが自己ベスト。ミニコースに入る手前のストレートで千葉を捕らえると、トップに再浮上して逆転チェッカー!最後に余力を残していたカズの見事な勝利となった。2位に千葉、3位には賞典外ながらもすばらしい走りを披露した渡辺学。市販車クラスでは結局、途中ライダー交代もあったもののトップをキープした#1豊田がクラス優勝。2位に#286町田信幸、3位に大健闘したイバオが入った。
#56カズ(RMZ250) コンペウルトラクラス優勝 最後にきっちり見せてくれましたね! 「一度トップに立って、その後にエンストしてしまって離されたんで追いつかないと思いました。ラスト10分のボードでこれはいくしかないと思って、ちょっと強引な追い上げでした。迷惑かけてしまった人いたかもしれませんね?」
#33千葉哲也(KTM125) コンペウルトラクラス2位 ビール片手に悔しさを語ってください。
「いや〜、ホームストレートで並ばれたんでインを押さえたんですけど、こっちに戻ってくるストレートでパスされた。根性で押えたんだけど。まぁ、優勝した彼は若いもんなー」
#180イバオ(XR230) 市販車スーパークラス3位 流暢な日本語を話すけど国籍は不明ですか?!
「バンクの上で横風にあおられてコケた。いやー、痛くないっす。全然痛くないっす。まぁ、来年は見てろよ!!」
69分クラス
午後の69分クラスは全54台の大量エントリーとなった。ミニモトと50も混走でローリングスタートが始まる。2周目をトップで通過したのは#1藤堂豪(CRF150F)、それに#00杉本新一、さらに#2堀中清、#103後藤晃一、#42木内克巳とCRF150F勢が上位を占める。トップをいく藤堂は快調にレースを進め、なんと3周目には早くも10秒リード。一方、後藤は混戦の中、4周目にようやく2番手に浮上。ここから追撃を開始する。前戦R-3で優勝した#207戸田茂は、序盤に転倒を喫し、6番手のポジションからなかなか抜け出せずにいた。レースは12周が経過し、藤堂と後藤の間隔が詰まり始めていたそのとき、周遅れのライダーがなんとチェックポイントで転倒。すぐ後ろに付けていた藤堂以下トップグループが全員足止めを食らうハプニング発生。藤堂のリードはこれで消えて、混乱に乗じて#182遠藤和宏が2番手にジャンプアップする!ちなみに遠藤のCRF150Fは2週間前イバオから売ってもらったばかりだ。4ストミニ初参戦で強者ばかりの上位陣に加わるのは大したもの。3番手に後藤が下がり、4番手に木内、5番手に戸田父と役者は揃った。その後方6番手に付ける#35岡野光吉(CRF150RII)がMX85クラスの最上位となる。4ストミニ勢によるトップ争いは14周目、好調だった遠藤がコース奥で周遅れと絡んで転倒。デビュー戦の洗礼を食らってしまう。これで楽になった後藤は2番手に返り咲くと続けざまに藤堂を捕らえてパス。ついにトップに浮上した。この時点で40分が経過していた。戸田父はリアホイールにコーステープを絡ませてしまい、徐々に追い下がっていく。一方、上位4台によるトップ争いは、藤堂をパスした木内が2番手に浮上。しかし木内のマシンは排気音が何かおかしい。よく見るとサイレンサーが根本から折れているではないか!これでペースの上がらなくなった木内は、追撃をあきらめた。トップの後藤はラスト10分で独走態勢を築きチェッカーフラッグ!2位に木内、3位に藤堂というトップ3でフィニッシュとなる。MX85クラスは終盤#35岡野と#83増田実(KX85II)のバトルとなったが、追撃を振り切った岡野がクラス優勝。ピットレーサーは#317半澤三浩(CRF50F)が総合でも27位に食い込む大健闘を見せ、クラス優勝。50スポーツは#68三羽研司(DT50)がチームメイトとの対決を制してクラス優勝。レディスは#71名倉万里子(RM85L)と#74翁川直美(CR85)の女の対決。一時、2分差まで開いた二人の差は、ファイナルラップで10秒差の接戦に。しかし名倉が安定した走りで逃げ切った。
#103後藤晃一(CRF150F) 4ストミニウルトラクラス優勝 ゼッケン#1ジャージを贈呈され、ついに年間チャンピオンですね!?
「今日は最終戦で一年の締めくくりだから勝てて良かった!このところRSMXで木内さんにやられっぱなしだったので。終わり良ければ全て良し、ですよ」
#42木内克巳(CRF150F) 4ストミニウルトラクラス2位 悔しい2位ですが、たしかゼッケン=年齢、でしたよね。
「最後に後藤さんが見えてチャンス、と思ったら自分が周遅れと絡んでコケちゃった。サイレンサーも折れちゃうし。う〜、俺の勝利のシナリオが・・・。来年は、4ストミニがもっと台数増えてくれたらいいんだけどな」
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