第3戦 レポート by koutarou&Sakumax
開催日 9月16日(日)
会 場 MX408(茨城県)
天 候
コンディション ドライ
エントリー台数 75台
リザルトメニュー(クラス別)
79分 市販車部門
79分 コンペ部門
69分 4stミニ部門
69分 MX85部門
69分 50ccスポーツクラス
69分 レディースクラス
69分 ピットレーサークラス
リザルトメニュー(その他)
79分 総合
79分 年齢別
79分 ラップタイム

69分 総合
69分 年齢別
69分 ラップタイム
■MYフォトグラフ
パドック・ブリーフィング
79分クラス
69分クラス
表彰式

当日は天気予報とは裏腹に9月半ばだというのに、MX408の気温は35度を超えるという残暑厳しい1日となりました。本当にご苦労様でございました。

コースレイアウトはのほうはいつもより若干難易度を上げたのですが
それほど難しくもなかったみたいですね・・・^^;
全4戦エントリーすれば15万円のWESTWOOD商品券が当たるとあって、おなじみさんから初参戦のライダーまで全75台のエントリーがあり、本当にありがとうございました。
レースレポートに行く前にここで皆様にお詫びと訂正がございます。
69分クラスの4ストミニクラスで2位になられた#81池田様ですが本来は参加カテゴリーがMX85クラスになるところ、こちらのミスで4ストミニクラスでのエントリー処理をしてしまいました。申し訳ございません。

表彰式の時点ですぐにミスに気づき訂正できればよかったのですが後になってしまったことをお詫び申し上げます。これにより4ストミニクラスと・MX85クラスで順位の変動が起きてしまいました。
正しくは、
4ストミニクラス     MX85クラス
優勝 戸田様      優勝 池田様
2位 後藤様       2位 岡野様
3位 杉本様       3位 植木様

です。

ライダーならびに関係者の方には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
この場をかりお詫び申し上げます。今後はこのようなことがないようにします。

 

それでは、レースレポートの始まり始まり、、、、まずは午前中に行いました79分クラス
ローリングスタートで始まるファイヤーED。1周目は追い抜き禁止のため、各ライダーともにコースをチェックしながらゆっくりと走行。周回チェックポイントに戻ってきて、いよいよバトルの始まりだ。ゼッケンの若い順に並んでいるため、市販車クラスが先にいるのが特徴で、このため、コンペクラスのライダーは、躊躇せずにどんどん前に出なければ優勝できない。

コースレイアウト的にワイドな部分、つまり本来のMX408をそのまま使用しているところがパッシングポイント。エンデューロ用に設定されたコーナーはタイトターンの連続で、なかなか前に出ることはできない。そんな中、KX250を駆る#33山崎浩一がハイペースで追い上げる。その後方からは#56山中一範がRM−Z250で迫る展開に。さらに続くは#40XR250Rの江上雄二だ。モトクロッサーが多数を占めるこのコンペクラスで、エンデューロレーサーを駆って上位を走るその姿は、かっこいいじゃありませんか!市販車クラスでは、XR250の#3川畑智裕がトップを周回する序盤。コンペクラスに迫る走りを見せるが、徐々にペースが落ちていった。

そして10周が過ぎてレースの主導権を握ったのは、KX250の山崎選手。だが、しかし山中選手も負けてはいない。ラインをクロスさせて前に出るが、ランスを崩してスリップダウン。一進一退の攻防は、山崎選手がトップのまま15周が経過した。レース開始から30分が過ぎたこのときに、山崎選手は痛恨のコースアウトを喫してしまう!すぐに復帰しようとするが、エンストでタイムロス。順位を2つ落として3番手で戦列に戻って行った。これで楽になった山中選手。トップに立つと、圧倒的なスピードを見せる。開幕戦こそ優勝を逃したが、これで第2戦に続いての連勝も見えてきた。

2番手に浮上したのは江上選手。安定したラップを重ねるあたり、エンデューロレーサーXR250Rの良さが光る。3番手に追い下がった形の山崎選手は、スパルタンな2ストモトクロッサーに体力を奪われてしまったのだろうか? コース上は風はあるものの、想像以上に暑い。ライダーは熱中症とも戦わなければならない。市販車クラスでトップを走っていた川畑選手は、キャメルバックで水分補給に戦列を離れて挽回を試みるも時すでに遅し。あっけなくトップの座を#4加藤伸一に明け渡し、完走を目指す走りに切り替えていった。さらに2番手には#7諸徳寺圭一が浮上。川畑選手は3番手まで追い下がる。20ラップを過ぎてからは、さらに過酷な状況に。

もはや集中力が保てないライダーも多く、一番気を使うスネークチェックポイントでのエンスト転倒、パイロンをなぎ倒すライダーも目立つようになった。
 終盤、総合トップの山中は2番手に30秒もの大量リードを築き、独走状態へ。一方、江上選手と山崎選手の2番手争いは激化を見せる。後方から追い上げてきた50歳の#50高木春治を加えた3台のバトルに発展したのだ。まさかレースも終盤に刺しかかったところでスプリント的な戦いが見れるとは、誰も予想してなかった事。ギャラリー注目の中、熾烈な戦いは高木選手が2台をパスして2位の座をGet。暑さのせいで終盤に疲れが見えるライダーが多い中、快調に走った山中選手のオーバーオールウィンとなった。
 市販車クラスは加藤選手が逃げ切って優勝を手にした。2位の諸徳寺、3位の川畑選手も、コンペクラス山中選手と同一周回は、お見事!!

69分クラス
 レースは開始早々からゼッケン#00杉本新一 57歳が引っ張る展開に。#1藤堂豪、さらに#2石塚良生という順当なゼッケン順で始まる。だがすでに、その背後には#207戸田茂が上位を狙っている。7周目、後方から追い上げてきた戸田選手(IA戸田蔵人の父)と後藤晃一#103が一気に1−2番手に浮上し、上位は4ストクラブ上位独占か?と思われた矢先に、#1藤堂選手が緊急ピットイン。練習での転倒?がその原因なのか体調の不具合か?そのままリタイヤとなってしまいました。

レースは戸田父と後藤選手の一騎打ちか、と思われた。だが、今日の戸田父は何かが違っていた。じりじりとリードを広げていくと、10周目には2番手以下に40秒もの大差を築く。2番手の後藤選手は戸田父のペースが落ちるのを待っているかのように淡々と走っている。その後方、30秒差で3番手には杉本選手が付けている。
レースも中盤の14周目、その戸田父が急遽ピットイン。どうやらのどがカラカラで限界だったらしい。ペットボトルの水を一気に飲み干してのどを潤すと、余裕で戦列に復帰して行った。その後、後藤選手もピットイン。みなさんさすが!百戦錬磨。自分のペースを知っているんですね!「無理せず、楽しくバトル!!」基本です。戸田父は25周をハイペースで走り切り、1分以上の大差を付けて独走でチェッカー!おめでとうございます。

MX85クラスでは#35岡野光吉が先行し12周まではトップをキープ。しかし後ろからじわじわと追い上げてきた#81池田宏嗣が早めの勝負をかけて13周目にパスしてトップに躍り出る。その後は少しづつペースをあげながら引き離して単独トップでチェッカーを受けた。表彰時に正式に表彰できなくて本当にごめんない。

とにかく暑くて、さらに過激で楽しいバトルが随所に見られたレースだったように思います。ここで救護的に皆さんにお願いがございます。今回のような猛暑日はまだこれからもありますし毎年の事と思います。ミーティングでも言いましたように熱中症対策のための「岩塩」の用意は、各自でお願いしたいと思います。そして、簡単な怪我のための応急処置は、自分で出来るように絆創膏の大・中・小、それにマキュロンや包帯、三角巾は持ち歩いて、練習の時でも対応できるようにしておいたほうがこれからのモトクロスライフを今まで以上に楽しめると思います。

  #56 山中一範 79分コンペ ウルトラ 優勝 
○ レースの感想は?
「暑かったですねー。レース序盤は#33の方が前にいて、抜いたんだけどその後に転んじゃって。それでまた逆転された感じでしたね。#33の方がコースアウトしてからは、淡々と走ったって感じですね」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「お店の方針、っというかイベントで、みんなで出てみようってことになった。それで今年は開幕戦から続けて出ています。でもみんなからは弱いものいじめだって言われるんですよ(笑)」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「よく行くコースは成田MXパーク、ウインズ、凸凹ランド。遠征ではAA−GPでSUGOくらいですかね」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「そうですねー、今はいろいろなコースで練習したいですね。だから川西も考えてますよ。チーム次第ですかね。今日のコースコンディションは、抜けるところが限られていて、路面は滑りやすいところもあった」

#33 山崎浩一 79分コンペ ウルトラ 第4位 
○ レースの感想は?
「つらい。体力不足を感じますね今日のレースは。序盤、#56の彼が追い上げてきたんですミスして、それで一時トップだったのかな。でも自分もミスが出て、普段MX408のスプリントで走っているので、ついジャンプ飛んじゃってその勢いでコースアウトしてしまいましたね」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「実はかなり古いんですよ。トレールのバイクに乗っていたころだから、もう8年も前になるかな?はじまった当時に友達に聞いて、それ以来ずっと皆勤賞でやってきました」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「MCFAJのレースに出ているので、そのコースでは軽井沢が一番遠いかな。新潟には行った事ないですね。なかなか一人で遠くまで行く事はないですね。仲間が行けば、行くかもしれませんが」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「MX408は走り慣れていて、ここ以外ではあまり練習していない。だから他のコースいくと戸惑ったりするんですよね。今、仲間内で土地を借りてモトクロスコースをやろうという計画もあるんですよ」

#40 江上雄二 79分コンペ ウルトラ 第3位
○ レースの感想は?
「疲れてます。暑かったので。最後で#50の人に抜かれて、それでさらに疲れましたね。1周ごとに3秒ずつ詰められてたみたいなんで、底力が凄いんでしょうね。天気はもうちょっと曇ってたら良かったんだけどなー。レースは2回転んでしまいましたね、前の人に詰まって。でも楽しかったです。バイクに乗るのが久々で、第2戦のファイヤーED以来」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「ここ(井原紹介)でバイクを買ったから、ですね。レース時間もちょうど良いし」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「今はもう基本的に近場ですね。このMX408くらいしか走ってないですし。たぶんもう遠くに行ってまでレースをするようなことはないんじゃないですかね」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「コースの魅力、というより軽い気持ちで出れるレースがいいです。家が我孫子なので近いが一番。今日のコンディションは後半の30分が辛かったですよ」

  #50 高木春冶 79分コンペ ウルトラ 第2位
○ レースの感想は?
「とにかくレース後半が暑かった。楽勝だと思っていたんですけどねー。サーキットエンデューロは普段やらないので、最初はペースを抑えていた。どうせみんなバテるだろうと思ってね。実はバイクも借り物なので。周りがペース落ちていくなかで、自分は同じペースを保ち、それで後半は追い上げることができた。#56はいい走りしてたねー。若いから体力もったのかな」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「クラブの会長なんでね、みんなに手本となるような見せる走りをするため、ですね。今回は」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「AA−GPで、監督としていく事も多いです。クラブには滑川勝之とかもいるので」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「こういうレースに出るために、ミニコースを作って練習しているんですよ。普段はオープンエンデューロなんで、AAライダーにはトライアルの練習をさせたりもしている」

#3 川畑智裕 79分市販車 スーパー 第3位
○ レースの感想は?
「いや〜、しんどい。熱中症になりかけた。30分過ぎたくらいから徐々に厳しくなってきた。キャメルバック背負ってたので、それから飲み始めたんだけどもう手遅れだったみたい。2位は見えていたんだけど、パスするまえに自分が追い下がった感じですね」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「トレールバイクのXR250を持っていたので、モトクロッサーばかりじゃなくてたまにはこれでレースしてみよっかな、っと思って。市販車クラスは台数が少ないので」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「川西、コングランドくらいは毎年行ってる。やっぱり、そこにわざわざ行くだけの価値があると思いますからね」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「408は408で、程よい広さとコースの手入れが行き届いている点が魅力だと思う。このコースはかなり好きな方です」

#7 諸徳寺圭一 79分市販車 スーパー 第2位 PICT0019
○ レースの感想は?
「暑さでバテました。テクニックとかじゃなくて今日は暑さとの戦いでしたね。4番の人には逃げられちゃいました。常連さんですかね。1回転倒して疲れると、そこから追い上げるのは厳しい。もうちょっとバトルをしたかった」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「仲間内で出るようになったので、自分も参加するようになった。今回で2回目。前回も結果は2位でした」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「福島のギャロップXとか、それぐらいですね」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「成田MXパークで遊んでいることも多いですね。今後はダートスポーツフェスティバルにも出てみようかと思ってます。ま、妻子持ちなので、暇と予算を考えながら、ですかね」

#4 加藤伸一 79分市販車 スーパー 優勝
○ レースの感想は?
「今日はもっと涼しいと思ったんですが…。レースの序盤に何回か転びました。もう優勝はあきらめてたんですけど、#3がだんだん見えてきて、それでパスすることができてラッキーでしたね。抜いた後も迫ってこないから、バイクトラブルなのかと思っていたんですけどね」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「3~4年前からかな。一昨年は全戦エントリーで15万円商品券が当たったんですよ。それで味を占めて、今年も狙ってるんですよ(笑)」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「いつもしどきに行っていたんですが最近は年一回くらいですね。オフロードヴィレッジもそう。加山キャプテンコーストでレースしたこともありますが、川西は行った事がありませんね。やっぱりMX408が近くていいです。それに今はバイクがガタきているので、コースよりもまず新しいバイクを買いたいですね」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「MX408はコースレイアウトもいいし、そこそこスピード出せるところが魅力だと思いますよ」

#81 池田宏嗣 69分4ストミニ ウルトラ 第2位
○ レースの感想は?
「ここのコース好きなんで面白いです。同じレベルの人たちと競い合うことができるし。のどがからっからに乾くくらい厳しいレースなのは久しぶり。第2戦の後、怪我をしてしまってしばらく乗ることができなかったんです。もう大丈夫みたいですが」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
バイク屋さんが出ていて、それで自分も出るようになった。その昔はJAJAカップというレースがあったので。」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「MX408以外だと、オフロードヴィレッジくらいですかね。観戦でSUGOに行く事もありますよ。
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「MX408は土質が好きなんです。特にマディが。ヒーローズED,とても興味があるんですけどねー。川西は遠い。MX408でもヒーローズEDやってくれたらいいのになー」

#207 戸田茂 69分4ストミニ ウルトラ 優勝
○ レースの感想は?
「今日はペースを間違えた。ちょっとハイペース過ぎたみたい。それでのどがカラカラに渇いてしまって、皮がくっ付く感じで苦しくなってきた。いよいよ限界ってところでピットイン。友達の奥さんが水を用意してくれていたので、一気に飲んで、それで走り切る事ができた」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「エンデューロも意外と好きで、それに4ストミニの仲間もいるので、みんなで出てみる事になった。

○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「ここ以外のコースを走る事はもうないですね。レースが練習みたいなもの」

 

 

#103 後藤晃一 69分4ストミニ ウルトラ 3位 
○ レースの感想は?
「途中でバテバテでしたね。戸田父がなんだか凄いペースで飛ばしていて、まさか完走するとは思わなかった。腕上がりも出ちゃってペースが落ちちゃったので、3位も仕方無い。最近、あまり練習できてにので、こんなもんかね」
○ ファイヤーEDに出るきっかけは?
「きっかけはやはり、4ストクラブの面々が出るから、でしょうね」
○遠くまでレースや練習で遠征することはありますか?
「最近乗ってないからなぁ。川西に行ったのは、もう4〜5年前かな。全日本の観戦は、わっさむからHSR九州まで、ほぼ全戦行くんだけどね。」
○ モトクロスコースの魅力と今日の408について
「MX408はみんなが走っているから。でも最近は、4ストミニで出られるスプリントが少なくなってきている。アンリミテッドは、ライダーがこうしてほしいなーと思うことを具現化できる。やはり、乗る人あってのレースだから。今後もよろしくお願いしますね」

  次回、最終戦は12月16日です!15万円の商品券を手に入れるのは誰なのか?はたまた、4ストミニクラスチャンピオンは誰の座に輝くのか?4ストミニクラブのおじ様たちが勝手にやっているだけですが・・・笑

レース当日は無料託児所もオープンしていますのでパパさん・ママさんライダーも安心して参加してくださいね♪

 

 

 

 

 

 

 

  



 



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